9月17日(土)に行われるオープンキャンパス『模擬授業』の内容をお知らせします。
オープンキャンパスの集合時間は13時です。事前申し込みは不要です。皆様のご来場を心よりお待ちしています。
【法学部】
迷惑施設がやってきた-住民よ、どう戦う?-(担当:倉島 安司 准教授)
関東平野のはずれにある、H市の閑静な住宅街。40年近くまじめに働き、退職後は少し交通の便は悪くてもいい環境で第二の人生を送ろうと、都心から離れた場所に家を買って移り住んできた老夫婦。都心より空気も環境もよく、ハイキングやゴルフに行くにもいいと、この住宅地がすっかり気に入った二人は、退職金も貯金もほとんど使い切ったけれどこの町に来てよかったと、喜んでいました。
ところがある日、隣の古い何軒かの家の取り壊しが始まり、敷地の前に、『近日開店、出玉の殿堂・パーラー○○○』と、派手な看板が立ちます。自宅の隣が、いきなりパチンコ屋になるというのです。こんな住宅地の真ん中に、そんな店を作っていいのか。建設現場にやってきた、業者らしき人たちに聞いても、「ちゃんと行政の許可は取ってます」の一点張り。
さあ、このご夫婦に、快適な関東郊外での生活を守るための、法律を武器として戦うすべは残されているのでしょうか?!
【経済学部】
地域経済とブランド戦略 セトモノの再生-経済学-(担当:大森 一宏 教授)
現在の日本が直面している大きな課題の一つが、不況の克服であることは間違いありません。経済の成長を牽引するのは企業であり、あるいはそれらをひとまとめにした産業です。企業・産業の競争力を回復し、不況を克服することが求められています。その場合、競争力を獲得するために必要とされているのは、新しい事業を次々と起こし、独自な技術を用いて、他国・他地域にはない製品を生み出す力だと思います。そして現在では、そうした事業・製品を生み出す場として、地域に注目が集まっています。
つまり今の日本では、地域レベルでみた新製品、あるいは新しいブランドの構築力が問われているのだとも言えます。それでは、ブランドとは何でしょうか。あるいはどのようにしたらブランドを築くことができるのでしょうか。授業ではセトモノを事例にこの問題を考えていきたいと思います。
【メディア情報学部】
CM編集に挑戦-メディア情報学部の全コースを60秒で紹介-(担当:大久保 博樹 准教授)
この模擬授業では、映像コンテンツの編集を体験します。
編集素材として用意されているのは、メディア情報学部の3つの専門コースである「映像・音響メディアコース」「図書館・アーカイブズコース」「デジタルデザインコース」の内容を紹介する映像クリップです。20分に及ぶこれらのクリップの中からシーンを選び、音楽や文字を入れて、60秒のCMを制作します。
この模擬授業を受けるための予備知識は必要ありません。気軽に参加してください。
【現代文化学部】
ヒトの動きを科学的に観る-スポーツ活動の動作分析-(担当:久我 晃広 准教授)
人間の運動は骨格筋によって生み出されます。骨格筋は化学的エネルギーを力学的エネルギーに変換する組織であり、自動車にたとえればまさにエンジンに相当します。また骨格筋は運動神経から興奮が伝わることによって活動しますが、このときに活動電位が生じます。この活動電位を皮膚表面で記録したものを表面筋電図といい、筋活動の観察や評価に利用されます。
模擬授業では人間の運動中の筋電図を測定し、筋がどのように活動しているかを観察します。人の動きを科学的な視点で解明してみましょう。
【心理学部】
性格ってなんだろう-パーソナリティの心理学-(担当:岩熊 史朗 教授)
「性格」とは何でしょうか?
私たちは、自分や他人の性格を知るためにずいぶん努力をしています。家族や友だちのことを理解するため、何とか性格をわかろうとするものです。また何か問題が起こったときや将来を考える際には、自分の性格について考えます。
しかし、他人の性格はなかなかわかりません。それどころか、自分の性格でさえ、考えれば考えるほどわからなくなります。
それもそのはずで、性格は見ることも触ることもできないものです。そのようなものがわかることの方が不思議です。もしかしたら、性格なんてどこにもないのかも知れません。
この授業では、見ることも触ることもできない性格を、心理学ではどのように捕まえようとしているのかについてお話しします。