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『経済学部学生論集』に掲載された学生のコメントを掲載します~その3

2016/03/25 ゼミ活動

 2015年度の卒業論文の提出についてはすでにお伝えしましたが、本年度のすぐれた卒業論文を掲載した『経済学部学生論集』が発行されました。その中でも特に優秀な論文に優秀賞(1名)と佳作(2名)を授与しています。
 今回は、佳作を受賞した学生のコメントをご紹介します。

テーマ「日本企業と中国企業における社内教育の比較」

元井レイ(王婉玲)(経済学部4年、千葉県立東葉高等学校出身)

20160323kkg_01.jpg 私は中学校まで中国の学校でしたので、日本語で卒業論文を書くことに、あまり自信がありませんでした。当初はテーマさえも決められませんでした。いろんな文献を調べ、テーマを考える中で、社内での人材教育について興味を持つようになり、日本企業と中国企業の社内教育について、異なる文化の中での適応可能性を問題意識にして書くことに決めました。

 テーマを決めた後は、ゼミでの論文の書き方の説明や先輩の書いた卒業論文を参考にして、全体の構成や各章の書き方、そして注の付け方や参考文献の表記の方法を身につけました。すぐに書き進めたわけではなくて、適切な参考文献がなかなか見つからず、書くのも自分でかなり工夫しました。

 参考文献やホームページの記事は、言葉の難しさもあり、内容の全てをすぐに理解することはとても難しいことでした。何度も辞書を使って内容を良く理解してから自分の言葉に変えて卒業論文にまとめました。分かりやすく書くことも心掛けました。書いている途中では、何度か自分の問題意識とは違う内容の文章を書いてしまったこともありました。

 これから卒業論文を書く人たちには、テーマを早めに決めること、参考文献を熟読すること、そして、問題意識を自分で常にはっきり把握することが大切と思います。





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