ご挨拶

駿河台大学で新しく学長となりました大森一宏です。吉田恒雄前学長のブログを引き継ぎ、学長として、あるいは時に個人として感じたことなどをお伝えする「学長室だより」を始めることにしました。

今回は第1回目ですので、簡単な自己紹介をします。生まれたのは1959年、新潟県長岡市です。豪雪地帯で、子供のころは2メートルを超える積雪となる年も珍しくありませんでした。雪合戦をしたり、信濃川の河川敷などで転びまわって遊んでいました。小学校の4年生からは、野球部に入り、土日も含めて暗くなるまで練習しました。

大学では経済学を学び、大学院では日本経済史を専攻しました。それ以来、日本の経済や経営の歴史を研究して現在に至っています。特に研究調査の対象としているのは、近現代の陶磁器業です。陶磁器業の歴史は、日本のモノヅクリの現状と将来を考える上で、貴重な材料を提供しているように思います。

趣味は、恥ずかしいほどこれといってないのですが、時間ができたら、全国各地の小さな史跡を自分で見つけて、それらをめぐる旅行をしてみたいと思っています。

現在、駿河台大学経済経営学部では、経済史I・IIを、大学院では演習を担当しています。授業でも、それ以外の機会でも学生の皆さんと楽しく充実した時間を過ごしており、心から感謝しています。

実は、今まで日記などを書いた経験はありません。いったい、どのような情報が発信できるのか、自分でも見当がつかないのですが、この機会を通じて、学生、教職員、地域の方々とつながり、大学のミッションの遂行に少しでもつながるよう努めるつもりです。どうかよろしくお願いします。