「駿輝祭」が始まります

明後日から、本学最大の学生イベント「駿輝祭」が始まります。学内では準備が進み、雰囲気も盛り上がってきています。

「駿輝祭」には、昨年は約6,700人の方にご来場いただきました。学生のゼミやサークルの展示、ステージ、模擬店のほか、地域の方によるフリーマーケット、NPOの方々が主催する展示もあり、地域のイベントとしても定着しています。(私も、展示を見学し、模擬店で購入した食べ物をいただくことを、毎年楽しみにしています。)

駿輝祭実行委員の皆さんをはじめ、学生の皆さんは、この日に向けて、企画を立て準備をしてきたことでしょう。展示の内容や方法をめぐってさまざまな課題が持ち上がり、全員で相談しながら一番望ましい展示をめざして工夫したことでしょう。ステージでのダンスや演奏も、これまでの練習の成果をもっともよく披露できるプログラムや演出を考えたことと思います。

「駿輝祭」への参加は、準備や当日の説明のために時間と労力が取られます。しかし、すべてやり終えたあとの充実感、達成感は、授業やアルバイトでは得られない、他には代え難いものです。展示等に向けて、目標を定め、協力し、課題を乗り越えるという貴重な経験によって、目には見えませんが、大きな力を身に付けることとなるでしょう。これこそが本学の教育が目指す「駿大社会人基礎力」です。

先日、地域のある企業の方から「駿河台大学の教育が目指す目標は素晴らしい。とくに課題解決能力は、これからの社会をたくましく生き抜いていくにはとても大事な力です。」とのお言葉をいただきました。「駿輝祭」は、日常の勉強や課外活動の成果を来場された方々に披露する場であるだけでなく、学生の皆さんが「社会人基礎力」を修得する貴重な機会となっています。参加された学生の皆さんは、こうした貴重な機会を活用し、さらに大きく成長してください。また、ご来場された皆様におかれましては、本学の学生の成長振りをご覧いただくと共に、「頑張っているね!いいよ!」との励ましのお言葉をぜひ掛けてくださいますようお願い申し上げる次第です。

今年の「駿輝祭」も盛会であることをお祈りしています。

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