ご挨拶

駿河台大学学長の吉田恒雄です。今回から、私が「つねづね」感じていることや、ちょっと気になることなどをお伝えする「つねづね日記」を始めることにしました。学長としてだけでなく、吉田恒雄個人として感じたことなども書きつづるつもりです。

今回は第1回目ですので、簡単に自己紹介をします。生まれたのは昭和24(1949)年、東京の江戸川区です。戦争が終わってから間もない時期ですので、近所に爆弾が落ちた跡があったり、戦後復員された先生もおられたり、まだまだ戦後の色濃い時代でした。小学校時代は、近所の友人と共に野球チームを作り、隣の学校のチームとの対戦の交渉を行うなど、その頃からマネージャー役を務めていました(もっとも野球は下手でしたが・・・)。

大学は早稲田大学法学部から大学院に進み、民法の親族法・相続法を研究対象として現在に至っています。その中でも親子や児童福祉に関する法律問題、とくに児童虐待問題を中心に研究しています。それに関連して、「児童虐待防止全国ネットワーク」というNPO法人で、子ども虐待防止のオレンジリボン運動にも関わっています。

趣味は、ローカル線を乗り継いで古い町並みを訪ねたり、その地方の地酒を飲んだりすることです。これまで全国で100カ所ほどの町を歩きました。

現在、駿河台大学では法学部でゼミを、大学院では演習と論文指導を担当し、授業だけでなくコンパや旅行など、学生の皆さんと共に楽しく充実した時間を過ごさせていただいています。こうした触れあいを通じて、若い人達がなにを感じ、なにを望んでいるのかをつかみ取り、大学運営に反映できればと思っています。

この日記をきっかけに、学生の皆さんはもちろん、教職員、地域の方々とつながり、本学が教育、研究、社会貢献などの面でさらに充実し、大学としての使命を果たせるよう努めるつもりです。これからも「つねづね日記」をどうぞよろしくお願いします。