2023.04.01
海外語学演習 参加学生の体験記
この春、2020年から中断していた留学がようやく再開し、中国語では5名の学生が台湾師範大学に行き、現地で3週間滞在しました。
留学はどの学生にとっても語学力の不安がありますが、今回はコロナ後の早い段階での留学ということで、出入国の手続き、現地での感染症予防対策など通常よりも念入りに準備する必要がありました。
沢山の困難を乗り越え、学生たちは現地での学び、滞在を楽しみ、そして見聞を広め成長してくれました。
まずは第一弾として、2人からの報告です。
台湾留学体験記
メディア情報学部 2年 増田光莉
私は必修で中国語を履修していて、現地で語学を楽しみたいということから海外語学演習の台湾師範大学の3週間プログラムに参加しました。当初はスピーキング、リスニングに全く自信がありませんでした。しかし、そんな私でも自分のレベルに合った授業を受けていくことで、先生の話していることや簡単な受け答えができるようになりました。もっとコミュニケーションを取れるようになりたいと思ってからは、日々耳に入ってくる新しい単語がすぐに身につくようになったと思います。初級のクラスだったので、休み時間や自由時間はクラスメイトと英語で会話をしていたので、英語の大切さにも再実感しましたし、語学の楽しさをより感じることができました。放課後や休日も本当に充実していて心から参加してよかったと思っています。
しかし、留学前にもう少し勉強をしておくべきだったと感じています。コミュニケーションを取れない自分に悔しい思いをしたので、スピーキング、リスニング力をしっかり身につけておくと、より楽しめると思いました。また、自分から意欲的に発言し、吸収しようという気持ちがなければ学びが少なく、もったいないと思ったので、積極的に行動することや向上心を持つことがとても大事だと感じました。
写真:台湾師範大学の図書館の館内(左)と観光地九份(右)
台湾での激闘3週間
法学部法律学科1年 結城晴仁
私は今年の2月に短期留学で台湾にある国立台湾師範大学に行きました。初めての留学というのもあって、出発前日は一睡も出来ないほどドキドキでした。現地で平日は中国語や文化の授業に励み、休日は一緒に行った仲間達と台北市周辺の観光などをしました。食事も大学の周辺の飲食店に行けば、お手頃価格の美酒佳肴にありつけるので、行く前は気掛かりでしたが、全然心配する必要はありませんでした。
今回の留学で一番大変だったのは、リスニングとスピーキングでした。出発前に週1回の事前授業で単語や会話の練習を沢山やっていきましたが、いざ現地で実際の発音を耳にすると、全然聞き取ることが出来ませんでした。文字を読んで意味は理解しても、音が分からない以上、手も足もでなくなってしまいました。しかし、そこで落ち込む必要はありません。現地の授業や生活で徐々に慣れていくことで、自然と力が身についていくと感じました。3週間は短くて難しい所もありますが、初日と最終日を比べてみれば間違いなく成長したと実感できました。まだまだ勉強が足りないので、今回の留学経験を糧にして、いずれはバイリンガルな人になりたいと思っています。
写真:国立台湾師範大学 留学生専用宿舎
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