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2019.10.21

海外語学演習ビフォー・アフター:アフター編その20(ドイツ語・ウィーン大学)

法学部3年 宮下晴美

 私は9月1日から21日までの約3週間、オーストリアのウィーンにあるウィーン大学へ短期留学に行きました。私は1年生の頃からドイツ語を学んでいて、3年生になり多少は理解することができるようになってきたので、満を持して留学をしてみることにしました。

 大学は一般に言われる本館だけでなく、さまざまな棟に分かれており、授業もいわゆる別館で行われました。寮は普段の授業が行われる建物まで徒歩25分と少し距離がありましたが、食器類やハンガーなど生活に必要なものは一通りそろっていました。また寮の近くからはトラム(路面電車)も通っているので実際はそこまで遠くは感じなかったです。

 私は一番下のクラスに振り分けられましたが、それでも日本で習っていなかった文法事項が出てきたりして、授業についていくので精一杯でした。クラスは14人の少人数でしたが、そのうち日本人が私を含めて6人もいたので、正直あまり留学をしている感じはありませんでした。しかし授業はすべてドイツ語で、英語も日本語もNGだったので、日本でドイツ語の授業を受けるよりもよりドイツ語に触れることができました。

 普段の食事はスーパーがほとんどでしたが、パンやお惣菜も日本にはないようなものばかりで飽きることはなかったです。それ以外ではほぼ毎日のようにカフェに通い、色々なケーキやコーヒーを食べ比べしました。ザッハトルテひとつをとってもコーティングのチョコレートの硬さや中のジャムの甘さや量などが全く違い、とても同じケーキには思えませんでした。

 今回の留学ではオーストリア人の先生の授業を受けるだけでなく、町でもネイティブなドイツ語に沢山触れることができました。短期間だったのでウィーン周辺しか観光に行けませんでしたが、また機会があればオーストリアの他の町やドイツにも行ってみたいと思いました。いずれにせよ、この留学は私にとってとても良い経験になり、勇気を出して本当に良かったと思いました。

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ウィーン大学

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シェーンブルン宮殿

20191021_ba20_03.jpgレオポルツベルクから望むウィーン旧市街とドナウ川

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