2018.07.26
埼玉西武ライオンズの選手に中国語でインタビューをしました!
7月13日(金)に、本学で中国語を学ぶ学生が、所沢にある選手寮を訪れ、埼玉西武ライオンズの郭俊麟投手、呉念庭選手に、中国語でインタビューを行いました。
今回のインタビューの目的は、若くして異文化の中に身を投じた両選手の、日本の野球に挑戦しようと思ったきっかけや挑戦することの意義を聞くこと。
昨年一年間、本学の提携校である中国・聊城(リャオチョン)大学に留学した佐平晴矢さん(経済経営学部4年)が、本場で磨きをかけた中国語を駆使して質問し、学生たちと年齢も近い郭投手、呉選手が、気さくに、かつ真剣に応じてくれました。
「日本に来た当初は、買い物にも不自由でしたが、頑張って言葉を覚え、チームメートの助けもあって、今はすっかり慣れました」と来日当初の苦労を語ってくれた郭投手。「練習が厳しく、辞めたくなるといつも頭に浮かぶのは、家族のことです。自分は経済的に裕福な家庭で育ったわけではないので、練習し成長して家族の助けになりたい」という家族への思いを語ってくれました。
呉選手も「くじけそうになったときは、応援してくれている人たちの顔を思い浮かべます。サポートしてくれる人たちに報いたいから、今日まで頑張れました」と語り、両選手の、家族やサポートしてくれる人たちのために頑張りたい、という思いが印象に残りました。
呉選手はまた、「とにかく若いうちに自分の文化以外の体験をすることが大事です。言葉を学び、異文化に溶け込む心がけを続ければ、必ず何かを感じられ、成長できます」と語り、卒業後、異文化社会の中で働いていくことが想定される学生たちへ、エールを送ってくれました。
「今シーズン、好調なライオンズに、少しでも貢献したい」と語った郭投手、呉選手。これからの活躍を期待したいと思います。
駿河台大学と埼玉西武ライオンズは、互いの資源を生かし地域に貢献すべく、2016年6月に協定を締結し、さまざまな協働事業に取り組んでいます。一方、グローバル教育センターでは、学んだ言語を使って飯能市の観光地、商店街を紹介する「アクティブラーニング」に2015年から取り組んでおり、今回は埼玉西武ライオンズに協力を依頼して、撮影が実現しました。今回のインタビューの様子は、動画に撮影し、今後学生が編集した後、駿河台大学動画サイトにアップしていく予定です。どうぞお楽しみに!
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