山下 尚一(やました しょういち)准教授
- 担当科目
-
フランス語、フランス語と文化、現代思想
- フランス、ボルドー留学
-
私の担当科目は、フランス語です。研究の専門分野は、フランス哲学です。私は2007年9月から2008年11月まで、フランスのボルドー第三大学大学院に留学し、フランス哲学の研究を進めました。
ボルドーは赤ワインや鴨料理で有名です。もちろん留学の目的は勉強ですけれども、その土地の食べ物や飲み物がおいしいということは、留学をさらに楽しいものにしてくれます。
- 日々のコミュニケーション
-
留学生活をとおして学んだことは、物事を進めるのにあたり交渉することが非常に重要だということです。
たとえば、事務手続きでダメといわれても、もう一度話しに行く。そうすると、「うーん、今日もダメだけど、じゃあこの日までにこういうふうに進めたらいいよ」と教えてくれる。時間をかけて話し合うと、相手とのつながりが生まれてくる。そこから少しずつ物事が進んでいく。
当たり前のことかもしれませんが、こうした日々のコミュニケーションが大事であるということを、留学において私はあらためて感じました。
- みなさんの留学を応援します
-
私の留学は、先生にも友人にも恵まれて、とても充実したものでした。しかし、もっと若いころに、できればみなさんと同じくらいの年のころに留学に行くことができれば、学べることがさらに多かったのではないか、さらに充実した体験になったのではないかと思います。
留学に関心のあるみなさんが、私よりももっと充実した留学生活を実現できるよう、心から応援しています。