◆日本縦断自転車旅行 報告記◆
現代文化学部4年 角中祥一君
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< 最北端 宗谷岬 〜 最南端佐多岬 >
角中(かどなか)君に一言 ※ 8月2日(水)青森市で報告のあった 角中君のCM写真とその ホームページ。 ※ 8月21日に取材を受け、記事が掲載された 大分合同新聞8月22日の朝刊は学生課で見られます。 ※ 日本縦断旅行無事終了。全行程34日間、総走行距離3521キロ、1日平均104キロ。 ● 8月25日(金) 鹿児島 羽田 自宅
鹿児島市の公園を朝7時にでて、鹿児島空港へ向かいます。
空港は丘の上にあるようで、海岸から山道をひたすら上って行きました。
10時前に到着して、ゆっくり荷造りしました。自転車も輪行バッグにつめました。 これに入れておけば電車やバス、飛行機にも乗せて行くことができます。 出発の便が14時なので空港で少し寝てから、羽田へ飛び立ちました。 あっという間の1時間半で羽田に到着です。 すぐにまた輪行バッグから自転車を取り出して組み立てて、自宅へ向かって走りました。 途中、羽田の大鳥居に立ち寄り、環状八号線を進みます。 東京は車と人が多くてかなり走りにくかったです。結局夜の8時頃自宅に到着しました。 走行距離は84キロでした。 今回の旅行でたくさんの人と知りあい、助けてもらい、応援をしてもらいました。 そういう人たちがいたから旅行は無事に成功したんだと思います。 今まで応援してくれた人すべてに感謝したいと思います。 今回の旅行で得られた経験をこれからにつなげていきたいと思います。 本当にありがとうございました。 ● 8月24日(木) 桜島 鹿児島市
朝公園で目覚め、近くのコンビニによった時に昨日温泉で出会ったおじさんにまた会い、ジュースを差し入れしてくれました。
鹿児島市に向かって走っていると、またまた車で登場。 差し入れとホームページを見たことを家族みんなで伝えてくれました。 本当にありがとうございました! 鹿児島を目指し、垂水市を抜け桜島に近づいてきました。山の周辺は溶岩が固まっていて、ゴツゴツしていました。 桜島から鹿児島市内へはフェリーに乗ります。約15分で対岸の鹿児島市に到着です。 次に、ミュンヘン留学中に知り合った鹿児島大学の友達と会うために大学へ向かいました。 彼女は変わらず元気で、僕の日焼け具合に驚いていました。 そして一緒にお土産を探してくれたり、『白熊』というおいしいかき氷のようなデザートを食べました。 その後、彼女の友達と合流しました。今日は久しぶりに高校時代の友達が集まるみたいで、僕もその中に混ぜてもらいました。 一緒にご飯とお酒を楽しんで、カラオケにもついて行きました。 旅行最後の夜にみんなと楽しく過ごすことができてうれしかったです。みんなありがとう! カラオケの後、みんなと別れ、僕は鹿児島市内の公園に寝ました。走行距離は82キロでした。 ● 8月23日(水) 九州最南端 佐多岬
朝5時、目覚めると珍しく足の筋肉がまだ少し疲労してる感じでした。昨日ははりきり過ぎたみたいです。
6時過ぎに出発して今日はいよいよ最南端、佐多岬を目指します! まず、志布志から鹿屋へ向かって走ります。 今まではそうでもなかったのですが、 九州に入ってから本当にどの道を通ってもアップダウンがあって、なかなか予定通り進めません。 それでも午前中に鹿屋まで着いたので引き続き、佐多を目指します。 海岸沿いを進んでもやっぱり坂がきつくて今日は佐多岬にたどりつかないかもとあきらめつつ、 ペダルをこいでいきました。結局予定より2時間遅れの午後3時頃に佐多に着きました。 さてここから岬に向けて最後の峠越えに挑みます。激しいアップダウンにも焦らずマイペースに進みます。 そして佐多岬への入り口の有料道路の料金所へやってきました。ここで衝撃的事実が。 佐多岬までの道は自転車では走行できないということでした。 なのでここでバスに乗り換えて行くことに。 幸い、最終バスがちょうど来るというのでそれに乗って行くことにしました。 ついでに帰りはそのまま最終バスで根占まで戻ろうと思いました。さすがにこの峠をまた戻るのはちょっとしんどいです。 親切なバスの運転手さんが自転車を積んでいいと行ってくれました。 さらにお客さんが僕一人だったので走りながらいろいろ説明もしてくれました。 バスを降りて佐多岬へは徒歩で行きます。 途中の道になんといのししが立ちふさがっていて驚きました!突っ込んでくるかと思ったらすぐに逃げていきました。 そしてついに佐多岬に立ちました!最高に幸せな気分でした!天気も良くて遠くに屋久島や種子島も見えました。 ここまでこれたのもみんなのおかげだとしみじみと思いました。 しばらく景色を眺めたあと帰りのバスの時間に合わせて戻ります。 バスは貸し切り状態で運転手さんといろいろな話をしながら終点の根占まで最高にぜいたくなバス旅行でした。 そのあと近くの温泉に入りました。ここでも気さくなおじさん達がいろいろ話してくれました。 そして今日の寝床は川の近くの公園のベンチにしました。走行距離は130キロでした。 ● 8月22日(火) 宮崎県 日南市
早朝、フェリー乗り場をあとにして、近くの24時間開いているスーパーで身仕度を済ませて、
今日は宮崎方面へ向かいました。
昨日予定してた距離を走れなかったこともあって、今日は一気に進みます。
午前中に延岡に着き、そのまま宮崎を目指しました。 ひたすらこぎ続けて午後5時頃に宮崎入りしました。 この時点ですでに100キロを越えていましたが、今日はさらに進んで日南へ向かいます。 宮崎と日南をつなぐ道は、海岸沿いをずっとすすみます。 途中、自然に波状に岩がつくられている『鬼の洗濯板』とよばれる不思議なところを通りました。 この頃になるとすっかり辺りは暗くなりました。 それでも日南まで行かないとしょうがないので進みしたが、 とにかく暗くて、歩道がなくなったり段差があったりして、かなり慎重に走りました。 夜に走るのはやっぱり避けたほうがいいです。 なんとか9時前に日南に到着し、駅前のタクシーの運転手さんにお風呂屋さんを聞くと、 かんぽの宿しかないみたいで、しかも受け付け終了が9時ということで急いで向かいました。 なんとか間に合ってゆっくりお風呂に入ってから、日南駅の待合室で休みました。 走行距離は214キロでした。 ● 8月21日(月) 大分県 佐伯港
朝9時に起きて再び
へいちゃんと駅のカフェで待ち合わせしました。
へいちゃんは僕の自転車旅行のことを新聞社に掛け合って記事にしてもらえるように頼むと言うのです。 普通は簡単にいかないことですが、彼の広い人脈の力でOKが出て取材してくれることになりました。 約束の12時までへいちゃんといろいろな話をしました。彼は本当に豊かな才能と優しさを持っている人だと感じました。 12時になって大分合同新聞社に赴き、早速取材です。 僕は今までの生き方と考え方、旅行で感じたことなどを話しました。 写真も撮ってもらいました。近いうちに新聞の記事にしてくれるそうです。 こんなにいろいろしてくれた皆さんに感謝です。いい記念になるし、とてもうれしかったです。 新聞社をあとにしてへいちゃんが次に大分を案内してくれるというので、 僕は自転車で、彼は電車で向かい、大分で再び会いました。 大分の名物、『とり天』と言う鳥肉をてんぷらのように揚げたものと、 ほうとうとすいとんを足したような『だんご汁』を食べました。 おなかいっぱいになり、へいちゃんとお別れです。出会った人とすぐに別れるのはいつもちょっと切ないです。 走りだしてまず目指したのは佐伯です。3時間ほど走って佐伯に近づいたとき、 地元のお祭りが見えたので立ち寄ってみました。小さな町の懐かしい感じのお祭りでした。 近くの道の駅でお風呂に入り、花火が始まる夜9時に再び祭り会場に行きました。 約1000発の花火をずーっと見ていると、夏の終わりと旅の終わりが近いような気がしました。 祭りが終わり、佐伯港のフェリー乗り場まで行って休みました。走行距離は86キロでした。 ● 8月20日(日) 四国 道後温泉 九州 別府『高等温泉』
松山と言えば道後温泉というわけで、朝早く起きてカクさんと一緒に温泉に入りに行きました。
道後温泉は日本で一番古い温泉みたいで、街の雰囲気もとても良かったです。
有名な道後温泉本館に行きました。建物もいい雰囲気で、お湯はくせがなくなめらかな感じでした。
その後、温泉街で夏目漱石の小説でおなじみの坊っちゃんとマドンナと一緒に写真を撮ったり話をした後、 カラクリ時計の脇でカクさんと朝ご飯を作って食べました。 そして、2人で海で泳ぎたいということになって、海水浴場に行きました。 ところが着いて泳いだ時には曇ってきて少し肌寒かったです。 泳いだあと、まだ松山に留まるカクさんと別れ、僕はフェリーに乗るために八幡浜を目指しました。 夜7時頃着いて、近くのお店でご飯を食べてから、 フェリーに乗って九州の別府へ向かいます。約2時間30分の船旅でした。 着いたのが遅かったのですが、別府の温泉に入りたいと思い、 まだ開いているところをタクシーの運転手さんに聞き、 別府駅の近くの『高等温泉』行きました。 ここで先にお風呂に入っていた男の人と知り合いました。 彼は、『 おだまりへいちゃん』と言うシンガーソングライターで、 あの美川憲一さんを師匠にもち、夏川りみさんのお友達でもありました。 そして、へいちゃんが夜の別府の街を案内してくれると言うのでついて行ってみました。 本当に素敵なお店に連れていってもらいました。 おいしいお酒といい雰囲気のお店でいろいろな話をしながら明け方の5時まで楽しみました。 そして、へいちゃんと別れて再び高等温泉へ行って休憩室で休みました。走行距離は90キロでした。 ● 8月19日(土) 四国 愛媛県 今治市 松山市
朝起きると、心配していた台風はどこかへ行ったらしく晴れていました。
尾道のアーケードを6時頃出て、しまなみ海道を渡るために、 まずは70円を払って渡し船に乗り向島に渡りました。 そしてたくさんの島々をつなぐ橋を渡って、愛媛県の今治へ向かいます。 途中、塩で有名な伯方で塩アイスを食べました。 甘いソフトクリームの中にほんのり塩気がある感じでおいしかったです。 そのあと暑かったのでビーチで泳ぎました。 さらに進んで行くと、2人の社会人さんがサイクリングしていました。 いろんな話をしながら途中まで走りました。 しまなみ海道はとても景色が良くて走りやすいところでした。 今治に着いて、今治城を見学したあと、松山へ向かいました。 その途中でチャリダーの中国人の留学生、カクさんと知り合い、一緒に松山に行きました。 松山に着いて、2人でNHKの玄関先で休みました。 カクさんは自炊して旅行しているので僕もごちそうになりました。 そのあとすぐに眠くなって寝ました。 走行距離は135キロでした。 ● 8月18日(金) 岡山県 倉敷市 広島県 尾道市
道の駅で知り合ったチャリダーの大先輩の話によると、
おいしい讃岐うどんが近くで食べられるというので食べに行きました。
11時の開店と同時に食べました。 自分でうどんをゆがいて好きな具材をのせてレジに持っていき、 だし汁を自分でかけて食べます。1杯105円から食べられます。 僕は欲張っていろいろな揚げ物を付けたのですがそれでも安くておいしかったです。 そのあとおじさんと一緒に倉敷の美観地区へ行き、江戸時代の雰囲気が残った町並みを見てまわりました。 おじさんとはここで別れて、僕は西の尾道を目指します。 途中台風の影響で風雨にさらされましたが、無事につくことができました。 そして商店街のアーケードで寝ました。走行距離は122キロでした。 ● 8月17日(木) 兵庫県 姫路城 赤穂 岡山県 玉野市 みやま公園道の駅
朝起きて親切チャリダーさんと別れて、姫路城を見学しに行きました。中は薄暗くて、
昔のままの雰囲気があって良かったです。
昔の人はやっぱり背が低かったのかなと思わせるくらい天井が低めに作られていました。
姫路をあとにして、赤穂に立ち寄り、岡山を目指しました。 そして岡山県に入り、四国へ渡るフェリーが出る玉野市の宇野港へ向かいました。 途中にあった、みやま公園の道の駅でチャリダー歴40年の大先輩と知り合いました。 台風の動向と、広島のしまなみ海道経由で四国に渡るルートの魅力などの兼ね合いで、 フェリーに乗るか迷いました。 とりあえずこの道の駅で休むことにしました。走行距離は115キロでした。 ● 8月16日(水) 甲子園辺り 淡路島 姫路
甲子園の公園で目を覚まして朝ご飯を食べて、今日は甲子園球場で行われている高校野球観戦からはじめました。
福井商業対早稲田実業の一戦です。実は外野席は無料なので誰でも観戦ができます。
試合が終わるまで暑さも忘れて見入ってしまいました。生で観る高校野球はとてもさわやかで感動的でした。
観戦を終えてから、神戸、明石を目指して走りました。 明石に着いて、淡路島へのフェリーに乗って淡路島の温泉に入り、 再びフェリーに乗ってさらに西の姫路へ向かいました。 夜に姫路に着くと、姫路城が綺麗にライトアップされていました。 城の前のベンチでボーっとしてたらチャリダーが話し掛けてきました。 静かでよい公園があるらしいので案内してもらいました。確かに静かで良かったのでここに寝ることにしました。 走行距離は97キロでした。 ● 8月15日(火) 大阪〜甲子園辺り
お風呂屋さんで特別に一晩泊めてもらって、明け方従業員の人達と話をして外にでました。
8時頃、往代さんが見送りにきてくれました。昨日おいしく食べた焼きたてチーズケーキをお土産にもらいました。 富山から一緒だった鈴木君も今晩で地元に戻ります。今日は別行動をするので桜の宮駅で別れました。 そのまま僕は堺市の自転車博物館サイクルセンターへ向かいました。ここで自転車の歴史などの展示をみました。 大仙公園で休んでから再び大阪の梅田に戻り、高速バスを待つ鈴木君と会ってごはんを食べました。 そして梅田の街中にある足湯に入って鈴木君と別れ、僕は西へ向かいました。 甲子園の辺りに来たところで公園に入って野宿をしました。走行距離は63キロでした。 ● 8月14日(月) 大阪2
アーケードで目覚めて、大阪城公園に向かいました。
水道で洗髪と洗濯をしてから、昨日からお世話になっている友達の往代さんと再び会って、
今日も観光案内してくれました。『冷やしあめ』や『たこ焼き』などを食べつつ、
ものすごい人で賑わう商店街をあちこち歩きました。
途中で食べた『りくろうおじさんのチーズケーキ』は、
普通のチーズケーキと違ってふわふわで温かくてとてもおいしかったです。
その後も、皿うどん、お好み焼きとまさに『食いだおれ』の大阪を満喫しました。 そしてお風呂屋さん『薬師のゆ』に案内してもらってゆっくり休みました。 お店の人が優しくてコーヒーをごちそうしてくれたり、いろいろ話して楽しく過ごしました。走行距離は17キロでした。 ● 8月13日(日) 大阪1
友達の家で朝食をごちそうになり、10時に出発しました。国道163号線を西に進み、
生駒を抜けて大阪府へ入りました。
大阪に入ると市街地の中を通るので車と人が多くてどうしても自転車では走りにくくなります。
1号線とぶつかるところで、ドイツ留学中に知り合った、大阪出身の女の子と落ち合いました。 彼女はつい最近ドイツから帰って来たばかりで、ようやく日本に慣れてきたみたいです。 そして、おいしいうどん屋さんに連れていってもらったり、大阪城も案内してくれました。 大阪城ではアイスクリンと言う個性的な味のアイスを食べました。 その後、ものすごい雷雨に見舞われたりしつつ、 大阪名物の串かつを食べに通天閣近くのじゃんじゃん横丁へ行きました。 たくさんのお店が並んでいましたが、いろいろ迷って『ぜにや』さんに入りました。 おいしい串かつもさることながら、お店の雰囲気がとても良くて、最高に楽しめました。 その後、彼女と別れて僕達は商店街のアーケードに寝ました。 走行距離は43キロでした。 ● 8月12日(土) 滋賀県 大津市 京都府 精華町
道の駅を6時半に出て今日は京都を目指します。約3時間で京都へ着きました。
観光しようと思い、近くの銀閣寺へ行きました。
銀閣寺を見学したあと、あまりの暑さに観光気分も失い、京都御所の木陰で昼寝をして涼しくなるのを待ちました。
その後、嵐山へ向かいました。つくころには雲行きが怪しくなり、 一時雷雨となりましたが、かえって涼しくなったのでよかったです。 そして念願の野宮神社のほうじ茶ソフトを食べました。ほうじ茶の風味がちゃんとしておいしかったです。 ドイツ留学の時に知り合った同志社大の友達の家が京都府南部の精華町にあって、 顔を出しに行きました。久しぶりに友達に会って懐かしい気分でした。 そして親切なお母さんの協力もあって泊めてもらえることになりました。走行距離は90キロでした。 ● 8月11日(金) 福井県 敦賀市 滋賀県 大津市
敦賀の気比神宮前を7時に出て滋賀県を目指します。国道161号線を進み、峠道をひたすらのぼって行きました。
のぼりきったら後は下りです。マキノの道の駅で休んで琵琶湖の湖畔に着きました。
まるで海のような琵琶湖に泳ぎたくなり思わず飛び込みました。 泳いでいると犬と女性が泳いで近づいてきました。鈴木君は犬のアイビー君になつかれて一緒に泳いで遊びました。 今日も日差しが強く日中は走るのが困難と感じて、夕方まで日陰で昼寝をして走りやすくなるまで待ちました。 その後大津方面へ進み、大津市の道の駅で泊まりました。走行距離は80キロでした。 ● 8月10日(木) 福井県 芦原温泉 敦賀市
朝、芦原を出発して今日も友達と一緒に福井県の敦賀をめざしました。
海沿いを進んで行き途中、呼鳥門という大きな岩のアーチを見ました。
そのあと、お昼を食べてさらに海岸を進み、河野海岸有料道路を90円払って走りました。
残り10キロくらいで敦賀というところで、 自転車の後ろに日本縦断とかかれた旗をつけている女の子を発見しました。 なんと彼女は中学2年生で北海道から自転車旅行しているそうです。 旅行中は、彼女のお母さんが車で先回りして待っているので安心です。 少し行ったところの海水浴場でお母さんが待っていました。 彼女は今日のうちに滋賀のほうまで向かうそうで、僕達は海水浴をするためにここで別れました。 僕達は海で泳いだあと、ゆっくりと敦賀市内へ入り、気比神宮の前のベンチで寝ました。走行距離は84キロでした。 ● 8月9日(水) 石川県 金沢市 福井県 芦原温泉
朝起きてみると雨の予報ははずれて幸運にも晴れていました。心配していた台風はそれたようです。
支度をして兼六園を散歩してから福井へ向かいました。 能美市を通りがかった時、松井秀喜の実家とミュージアムを偶然発見しました。 たくさんの観光客が全国から訪ねてくるところみたいで賑わっていました。 そのあと近くの海岸の海水浴場でご飯を食べてから海に入って遊びました。 福井県に入り芦原温泉でゆっくりしてから駅前のバス停で寝ました。 寝る前におまわりさんがやってきて2、3質問をされましたが、 最後は僕達を応援してくれました。走行距離は82キロでした。 ● 8月8日(火) 富山県 富山市 石川県 金沢市
朝9時くらいに城址公園の城を見てから、ホームセンターへ行って鈴木くんの自転車を買いに行きました。
そして石川県の金沢市へ向かいました。今日から大阪までは、2人なのでペースを落としてゆっくり行くつもりです。
途中、富山大学の脇を通ったので、ちょっとおじゃましておいしい学食を食べ行きました。 今日も暑くて、トラックの洗車をしてるおじさんに頼んで全身水を浴びたり、 小矢部川に入ったりして熱中症にならないように気を付けました。 金沢に着いて寝る場所を探してまったりしていると金沢大の学生さんが話し掛けてきて、いろんな話をしました。 そのあと金沢駅を見て、ご飯を食べて寝ました。走行距離は79キロでした。 ● 8月7日(月) 新潟県 柏崎市 親不知 富山県 富山市
道の駅を8時半に出ました。今日も日差しが暑いです。
本当に暑くて、鵜の浜海水浴場で海に入りました。なんと駐輪代をサービスしてくれて、 シャワーも無料でした。気持ち良く泳いだ後、再び自転車をこぎはじめます。 そして、おそらく今回の旅の最大の難所である『親不知』を通ります。 ここは昔から命懸けで越える旅路だったようですが、 今でも自転車乗りにとっては危険なところです。 狭いトンネルが何度もカーブしたりアップダウンを繰り返して、トラックが通るたびに肝を冷やしました。 なんとか無事に通り過ぎ、一気に富山をめざしました。 富山駅でサークルメンバーの鈴木君と合流して、大阪まで一緒に旅をすることになっていて、 彼は高速バスでやってきました。一緒にご飯を食べて、城址公園で寝ました。走行距離は162キロでした。 ● 8月6日(日) 山形県 あつみ温泉〜新潟県 柏崎市 211キロ!
あつみ温泉の三浦さんのところでふかふかの布団で眠り、朝ご飯も頂きました。
そしてのんびりと8:30頃出発しました。
昨日からペダルの調子が悪くて、三浦さんが紹介してくれた自転車屋さんに行って直してもらいました。 海岸沿いを進み、『笹川流れ』という景勝地を抜けて行きます。海水浴の人でどこも賑わっていました。 通り掛かった新潟の胎内市にサークルのメンバーの実家があるので、 顔を出しました。本人は埼玉にいたので、お家の人と話しました。 新潟市に着いて今度はサークルのOBの実家を訪ねました。 こちらは丁度本人がいたのでご飯を食べに行きました。 新潟のカツ丼は卵でとじなくて、カツがそのままご飯の上にのってて、その上からソースをかけて食べました。 今日は距離を稼ごうと思ってさらに進み、柏崎市の道の駅まで行って野宿しました。走行距離は211キロでした。 ● 8月5日(土) 山形県 酒田市 あつみ温泉
朝、昨日一緒にお酒を飲んだおじさんと別れ、今日はひたすら南下しました。
まず酒田へ向かいました。 途中で『ばばへらアイス』というアイス売りのおばちゃんからアイスを買いました。 ばばへらアイスは、おばちゃん(ババ)がへらでアイスをすくって花のようにきれいに盛り付けるアイスのことで、 シャーベットみたいな食感です。 また、ここで早稲田大のチャリダーと知り合いました。彼はこれから北海道を目指すそうです。 昼過ぎに酒田へ着きました。今日は特に暑くて、さらに眠くなってきたので、公園の日陰で昼寝をしました。 3時過ぎにまた走りだして、あつみ温泉までやってきました。ここでのんびり温泉に入り、 温泉街の川のほとりで野宿しようと思ったら、近所のお兄さんが、家に泊めてくれるというのでついていきました。 家に招かれると、お酒とお刺身などをごちそうになって布団で寝ました。走行距離は131キロでした。 ● 8月4日(金) 秋田県 秋田市
道の駅を出て、秋田市を目指しました。順調に行って、午後3時頃秋田市に着きました。
駅前をまわった後、自転車屋さんを探して、点検をしてもらいました。
今日は秋田名物の竿燈祭りを見ます。祭りまで時間があったので稲庭うどんとおいしい蕎麦屋をハシゴして、
日が暮れた頃いよいよお祭りです。
竿燈というたくさんの提灯がついた竿をバランスよく頭の上や肩や腰に乗せます。 たまにバランスを崩して観客のほうへ倒れてくるアクシデントもありつつ、にぎやかに祭りは終わりました。 そのあと、さらに南下して岩城という道の駅につきました。 たくさんの旅行者が寝泊りしていてにぎやかでした。 バイク乗りのおじさんがお酒をくれたので一緒に飲みながらお互いの旅の話を楽しみました。 走行距離は105キロでした。 ● 8月3日(木) 青森県 黄金崎不老不死温泉 秋田県 能代市
朝8時に日差しの強さで目がさめました。今日は日本海側を目指して走ります。
平たい石畳のように見える千畳敷海岸を抜け、『黄金崎不老不死温泉』に向かいました。
途中、地元のおばちゃんが海藻を選り分ける作業をしていたので聞いてみると、 『いごてん』という、ところてんみたいなものを作る海藻だそうです。 しばらく話したあと、少し行くと温泉がありました。着いてみると海岸に露天風呂がありました。 脱衣所らしいものもそっけない、お風呂があるだけの温泉で、茶色に濁って鉄分がありそうなお湯でした。 のんびりしたあとは、一気に秋田の能代を目指します。途中、秋田の八森名物ハタハタを食べ、 すっかり日もくれましたがどんどん走り、能代の道の駅に着いて寝ることにしました。 走行距離は125キロでした。 ● 8月2日(水) 青森市(ねぶた祭り)〜つがる市
フェリー会社に問い合わせたところ、結構予約で埋まってるみたいでした。
空いていたのは早朝4:30の便だったのでそれで行くことにし、3:30に大畑君と別れ、
フェリー乗り場へ行って乗り込みました。
フェリーの中でシャワーを浴びてから仮眠をとり、約4時間で青森に到着です。 まず青森駅へ行き、今日のねぶた祭りの情報を手にいれました。 そのあと、アスパムという観光センターのようなところでご飯を食べました。 アスパムの近くのねぶたが並んでいるところで飲料会社の CM撮影をやっていました。 一般の人も参加してパフォーマンスできるということで、 僕も自転車旅行のアピールをするために参加しました。このCMは青森限定だそうです。 祭りまで時間があるので近くの浅虫温泉に行って温泉に入ってきました。 夕方に青森市内に戻り、途中で立ち寄った千葉自転車商会さんで自転車の点検をしてもらい、 祭りを見ている間自転車を置かせてもらえることになりました。 ねぶた祭りが始まると、美しいねぶたが一斉に動き始めました。 『らっせーらー』の掛け声と祭り囃子がにぎやかに響いて興奮しました。 祭りが終わった後、少し距離を稼ごうと思い青森市を出て、つがる市の公園で休みました。 走行距離は82キロでした。 ● 8月1日(火) 北海道最終日 函館五稜郭
健康センターを9時に出て、五稜郭へ向かいました。
星の形をした五稜郭は普通に歩いていてもあまり形はわかりませんでしたが、
五稜郭を上から見ることができる新しいタワーができていました。
ただ、展望台へ行くチケットが少し高かったのでお土産コーナーを見るだけにしました。
函館駅へ着いて少し周辺を歩いてまわりました。朝市はにぎやかに海の幸を売っていました。 朝市でお昼を食べて、横浜のような海沿いの赤レンガ倉庫や、 元町のハリストス教会など函館らしい所を観光しました。 夕方になると浴衣姿の人達で賑わい始め、花火大会の会場に集まってきました。 僕は日大の大畑君と屋台でいろいろなものを買って、花火が始まるのを待ちました。 花火が始まるとすぐに観客から残念そうな声が響きました。 今日は天候があまりよくなくて、高くあがる大きな花火に限ってガスで隠れてほとんど見えませんでした。 なので音だけが聞こえる不思議な花火があがって少し残念でした。 花火が終わって、大畑君の誘いでホテルのラウンジバーで飲んだ後、 荷物を預けた五稜郭駅の近くに野宿しました。走行距離は27キロでした。 ● 7月31日(月) 北海道 函館
朝6時に起きました。ちょっと肌寒かったけど眠れました。今日は函館まで進みます。
今日は途中でたくさんのチャリダー(自転車乗り)に出会いました。 森駅に着いたときは4人が集まりました。仲間って感じがすごくよくて、 話もはずみます。森駅と言えば元祖いかめしです。やわらかく煮込んだいかがおいしかったです。 そして同じ函館へ向かう日大の大畑君と一緒に走りました。 途中でハセガワストア名物の焼き鳥弁当を食べ、いよいよ函館に到着です。 函館は大畑君と一緒に行動することにし、今日は野宿ではなく、健康ランドに泊まろうと思い、 『函館健康センター励明薬湯』さんに泊まることにしました。 ここの従業員さんはすごく親切で特別に荷物を預かってくれたり、 帰宅がてらに僕達を夜景の見える函館山のロープウェーの乗り場まで車で送ってくれたりしてくれました。 山頂からの函館の夜景は、北海道の旅の最後に訪れるにふさわしいもので、とても感慨深かったです。 天候の問題で7月中は今日を入れて4日しか夜景が見れなかったと聞き、すごくラッキーでした。 帰る途中でラッキーピエロのハンバーガーを買って健康センターに帰りました。走行距離は98キロでした。 ● 7月30日(日) 北海道 室蘭〜長万部
朝7時くらいに一度起きてシャワーを浴び、再び寝て9時過ぎに起きました。
おじさんと飼い犬のモモと一緒に海辺に散歩に行きました。海水がとても綺麗でしたが、 泳ぐには冷たすぎる気がしました。でも北海道の人はこのくらいの水温でも泳ぐそうです。 家に戻って洗濯し、ご飯をごちそうになりました。 そのあと別れのあいさつをして、昼過ぎから出発しました。 途中で昨日知り合った素敵な心理カウンセラーさんが僕の名刺をたくさん作ってくれたので、 それを受け取ってから長万部を目指します。 長万部までの道はアップダウンが激しくてなかなかの難所でした。 それでも夕暮れには長万部に到着して、長万部温泉で汗を流し、泊まる所を探します。 長万部の次の中ノ沢駅が無人駅でよさそうだったので泊まることにしました。走行距離は99キロでした。 ● 7月29日(土) 北海道 登別温泉 熊牧場 室蘭
朝6時に犬が吠える声で目がさめると、野宿した公園は闘犬祭りの会場で、早朝から準備をしていました。
出発してすぐ雨が降りだし、だんだん雨足が強くなり体も冷えたので、白老温泉に立ち寄りました。 ここのお湯は烏龍茶みたいな色で、びっくりしました。のんびり休んでいると、 雨が止んだのでまた西へ進みます。 有名な登別温泉に着いたので、まず熊牧場に行きました。餌を欲しがる熊の仕草が笑えました。 そしてここでもお風呂に入りました。硫黄のにおいが強くて、まさに温泉って感じです。 夕方には室蘭に到着です。今日はお祭りがあって屋台がたくさんでていて、 いろんなものを食べました。中でも焼き鳥といいながら肉は豚という室蘭名物も満喫しました。 親切な屋台のおばちゃんが屋台の中で食べなよと言ってくれて、中に入ると、 隣のお客さんから差し入れやビールをごちそうになりました。地元の人と話すのは本当に楽しいです。 ここで知り合った社長さんと心理カウンセラーの女性が仲良くしてくれて、 飲み屋に連れていってくれました。そして今晩はなんとお家に泊めてもらいました。 走行距離は90キロでした。 ● 7月28日(金) 北海道 苫小牧市内 公園野宿
朝5:30に起きました。昨日知り合った北大の健君は、
今日から苫小牧のフェリーにのって旅行に行くそうですが、なんと自転車旅行をするそうです。
しかも同じ方向なので一緒に行くことになりました。
まず国道36号線を南下して行きます。日差しが強い中、休みながらも快調に進みます。 途中にあったサッポロビールの工場に寄って見学をしました。おいしいビールの試飲もできました。 そのあとおいしいジンギスカンをたっぷり食べ、満腹になって工場の中の芝生でしばらく昼寝しました。 その後苫小牧フェリー乗り場を目指しますが、健君の自転車のタイヤがパンクして修理にてこずり、 フェリーの時間ぎりぎりに到着しました。そしてお互いに旅行の成功を祈って別れました。 1日だけど一緒に走れて楽しかったです。ありがとう! さて今日はフェリー乗り場に泊まることにしましたが、 とにかく周りに何もない上に夜は閉めてしまうということで、どうしようかと思っていると、 フェリーを待っていたライダーのおじさんがお弁当を買ってきてくれると言ってくれたので、 お言葉に甘えました。 親切なおじさんは遠くのコンビニからお弁当が冷めないように急いで戻ってきてくれたのですが、 あんまり速くてお弁当が荷台から転がり落ちてしまったみたいです。 結局お弁当はなくなってしまいましたが、おじさんの優しさは十分にもらいました。 フェリー乗り場はトラックの出入りが激しくて落ち着かなかったのでもう少し走って 苫小牧市内の公園に野宿しました。走行距離は104キロでした。 ● 7月27日(木) 北海道 札幌市 北海道大学
ぐっすり眠って朝8時に起きました。天気は快晴。今日は1日ゆっくり札幌観光をします。
朝ご飯をいただいた後、1人で『開拓の村』見学へ向かいました。
ここは北海道の開拓の歴史がつまっている所です。 明治の建物がたくさん展示されていて面白かったです。
その後、北海道大学で友人と再会して市内を見てまわりました。
さらに今夜は北大に泊まれるということで案内してくれる別の北大生も紹介してもらいました。
そのあと『少年よ、大志を抱け』でおなじみのクラーク博士の像がある羊ケ丘公園へ行ってから、 札幌大通り公園で行われているビアガーデンで北大のみんなと楽しく飲みました。 そして北大の農経部屋の秘密基地のようなところで仲間と話しながら寝ました。 走行距離は68キロでした。 ● 7月26日(水) 北海道 江別市 高砂町
妹背牛の駅のベンチはちょっと寝苦しくてあまり眠れませんでしたが、5:30に出発しました。
今日はドイツ留学の時に知り合った北海道大学に通う友人の住む江別市へ向かいます。
石狩川に沿って国道275号線をひたすら南下しました。途中、中小屋温泉に入って汗を流しました。
友人との待ち合わせの時間まで少しあったので服を洗濯しておこうと思い、 野幌高校の女の子達が親切に場所を教えてくれたコインランドリーで洗濯をしました。 洗濯をしている間、近くの八百屋さんや文具屋さんも親切にしてくれました。 待ち合わせ場所の高砂駅で友人と半年ぶりに再会し、お家に招待されました。 家族の人がもてなしてくれて本当にうれしかったです。色々な話をして、今晩は布団で快適に眠ります。 走行距離は130キロでした。 ● 7月25日(火) 北海道 函館本線 妹背牛駅
ライダーハウスを6時に出発し、まず深川へ行き、さらに旭川へ向かいます。途中、
NHK朝の連続テレビ小説『すずらん』の明日萌駅のロケ地として使われた恵比島駅に立ち寄りました。
とてもレトロないい雰囲気の駅でした。
深川から旭川の間には神居古潭(カムイコタン)という渓流があります。アイヌ語で『魔物が住む所』という意味で、 昔はここで激流に飲まれた舟が多かったそうです。確かに川は渦をまいていました。 そして旭川ではラーメンを食べ、Uターンして妹背牛に着きました。ちょうどお祭りをやっていて、 地元の人といろいろな話ができました。その後ここの温泉に入り、無人駅に野宿しました。走行距離は130キロでした。 ● 7月24日(月) 北海道 留萌市 ライダーハウス
野宿でしたが、結構眠れて朝4時には起きて出発です。日本海オロロンラインを進み天塩に到着です。
ここのキャンプ場でシャワーを借り、名産のしじみ汁を食べてさらに南に進みます。
途中、初山別で昼食をとり一気に留萌まで行きました。 ここで夕ご飯を食べたとき、親切なお店の人がライダーハウスのことを教えてくれました。ライダーハウスとは、 バイク乗りや自転車乗りの旅人が無料で泊まれる下宿みたいなところです。留萌の有名なライダーハウスに泊まりました。 仲間がいっぱいいて、いろいろな情報を得ることができました。走行距離は168キロでした。 ● 7月23日(日) 北海道 稚内市 宗谷岬
飛行機で稚内に到着し、積んできた自転車を組み立てて最北端の宗谷岬にをめざします。空港から約20キロですが、
海沿いの道は風が強くてなかなか思うように進まなくて大変でした。それでもなんとか宗谷岬に到着しました。
今度は鹿児島へ向けて出発です。稚内市内へ戻り、日本海側をどんどん進みます。 日が暮れたので稚咲内港で野宿をしました。走行距離は98キロでした。 ● 7月22日(土) 埼玉県 飯能市 出発前日 壮行会
僕は去年、大学の交換留学制度でドイツのミュンヘンに1年間留学してきました。
留学中にドイツからオーストリアまで自転車旅行をしたことがあります。
その時に自転車で旅行することの気持ちよさを実感し、
日本に帰ったら今度は日本縦断を自転車でしてみたいと思ったのです。
出発前には髪を切り、ボウズにしました。 僕の所属している ボランティアサークル「 スターチス」のメンバーが壮行会をひらいてくれました。 みんなの応援してくれる気持ちを胸に、旅行中は体に気をつけて楽しんでいきたいと思います。 |