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2018.05.07

【教職課程】卒業生からのメッセージ-教職支援室便り

教員って、ほんとうにイイですよ!

北海道内中学校教頭 小野寺 幸司

駿河台大学経済学部経済学科1995年卒業

東京都立府中高等学校出身

 私は1995年に経済学部経済学科を卒業しました。1年生の頃、安易な気持ちで教職課程を履修しましたが、様々な講義やゼミに参加している間に教員という職業に対し、とても魅力を感じるようになりました。4年生時は教育実習を経験し、意気込んで採用試験を受験しましたが見事に失敗。別の大学に移り、3回目の挑戦で北海道の中学校社会科採用試験に合格することができました。

 その後15年間は中学校社会科教師、5年間は中学校特別支援学級教師として経験を重ね、2017年4月からは中学校の教頭として勤務しています。立場を変えての再スタートです。今まで教室という最前線で体を張って指導して来ましたが、これからは先生方のサポートをすることが主な仕事になります。

 しかし、立場は変わっても自分の教育への思いは大学時代から今まで全く変わっていません。駿大教職課程のゼミである「教育学演習」では研究室で夜遅くまで仲間と語り合いました。教員になりたい夢を皆が抱きながら、当時の「いじめ、不登校問題」などを熱く議論したものでした。

 20年間教員を経験しました。子どもを取り巻く社会状況は激しく変わってきていますが、子どもそのものの素直さや一生懸命さは変わっていないと思います。中学生は生徒の内面が大きく変化する時期です。教師という職業は、当然、苦労も絶えませんが、自分の指導の結果、人間の心が成長していく様子が実感できる素晴らしい職業です。

 生徒の優しさや感謝の気持ちで泣いてしまったことは数知れず。仕事をしていて感動して泣いてしまうことが多くある中学校教員。このような職業は他にあるのでしょうか。

 学生の皆さん、教育についてしっかり学んだ後、少しでもこの職業に魅力を感じたなら、ぜひ教員を目指してください。遠方ですが、私自身もお手伝いできることがありましたら何らかの形で大学にサポートさせて頂きます。教員って、ほんとうにイイですよ!

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