経済経営学部 経済経営学部からのお知らせ

「ビジネス・ケーススタディー:企業と社会における"消費者教育の実践"」で特別講師による授業が行われました(株式会社アデランス)

2013/04/26 その他

 4月22日(月)、経済経営学部の授業「ビジネス・ケーススタディー:企業と社会における"消費者教育の実践"」(担当:水尾順一教授)に、株式会社アデランスの CSRプロジェクト部長の箕輪睦夫氏が特別講師として来学し、以下のような内容で授業を行っていただきました。

テーマ:アデランスの「事業と一体化した戦略的CSR」~お客様へ対する取り組みを通じて~
1.業界の概要~毛髪業市場について
2.アデランスの会社概要
3.アデランスのお客様へ対する取り組み
4.まとめ「事業と一体化した戦略的CSR」

 写真の通り、学生たちは終始熱心に受講しました。
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20130426_CSR12.jpegなお、受講した学生の感想は以下の通りです。

事業と一体化した戦略的CSR


経済学部 長谷春輝

 今回の講義を受けて学んだことが三点あり、得たものは大きいと感じる。
 まず、組織での経営とフランチャイズの経営では決定的な違いがあること。アートネイチャーとアデランスを具体例とすることで分かりやすく理解できた。海外進出や株式上場など、フランチャイズでは乗り遅れることがあり、販売店などでも大きな格差が生まれる。だが、フランチャイズにも良い点はあり、身の回りのモノなど他店と比べて購入する買回品においては圧倒的に直営店が優れていると感じた。

 次にCSR活動において、現在の企業はCSR活動という名前だけで活動しているだけの企業、団体も多いであろう。それは、世の中がCSR活動に対しての価値を見出したことで、しょうがなく義務的に行っているのだと感じる。だが、自主的に行っている企業と義務的に取り組んでいる企業では活動の質が全く異なる。その中で、江戸時代の近江商人哲学である「三方良し」という言葉が出てくる。これは売り手よし、買い手よし、世間に良しという三方に利益がでることである。経営学にはwin-winという言葉があるが、三方良しで考えることによってwin-win-winとなる。これこそ、これからの社会に対して企業が取り組んでいく方針でもあり、世間(社会)に対して訴えることにより、企業としてのCSR活動の価値にもつながってくると感じた。現代でも昔でも基盤は単純なことであり、根本的な部分では同じである。大切なのはしっかりした基盤を作り、時代の流れに乗って活動していくことであると感じた。深めて広げていくCSR活動に必要なのは、永続的に続けていくことと幅広く活動していくことであり、永続的に活動していくことにより、内容が深くなっていく。時代の変化とともに次世代的な活動を行っていく必要がある。アデランスのCSR活動では、活動を進めていく中で、顧客満足(CS)と社員満足(ES)を同時に進めていることに感激した。CSR活動の中で社員とお客様の満足につながれば、これこそ三方良しである。

 そして、語学力の大切さについて、これから企業が中長期的に経営していくには、グローバルな展開が求められるといわれている。箕輪さんのいう「飛び込んでいける力、ケンカできる力、自己主張できる人間」という要素はとても大切であり、グローバルな企業になるためには言葉通りグローバルな人材が必要となってくる。だが、日本でいうグローバルな人間とは外国語が話せるなどであり、グローバルな人間としての本質が抜けているように感じる。外国語を話せるのはもちろん必要なことではあるが、話せても自己主張できなければ誰も相手にしない。そのような部分で海外の経営や、人間から学べることは大きいと感じている。これから必要なことは外国人が日本人から学ぼうとするように、日本人は自国の勤勉さ、誠実さ、冷静さなどを忘れずに持ち続けながら、グローバルの本質を獲得していくことであると感じた。

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