法学部

11.07.04

講義の一風景(Vol.18)「太田ゼミ紹介」(太田幸夫教授)

講義の一風景(vol.18)「太田ゼミ紹介」‐太田幸夫教授

―先生はどの科目を教えているのですか?

 民事訴訟法、破産・倒産法、民事執行法といった民事手続法を担当しています。大学院では税法、法心理学実習なども担当しています。

―法学部で民事手続法を学ぶ意義は何ですか?

 民法などの実体法では誰がどのような場合にどのような権利を有するかを学びますが、民事手続法ではそのような権利を裁判所などで公的に確認を受け、さらにその権利の実現を図る方法について学びます。例えば、皆さんが誰かに金銭を貸した後、その事実や返済額、利息額について争いが生じたとき、どのような方法で救済を受けるかを学ぶのが民事訴訟法を初めとする民事手続法です。
 民事手続法は法律実務を職業とする弁護士や司法書士になるには必須の学問ですし、会社に就職し、または事業を起こす場合にもその知識が債権回収、その他の権利確保の段階で活かすことができます。

―ゼミ(演習)はどのような授業ですか?

 ゼミでは民事訴訟法の主要な判例を学生が分析して発表し、討論します。これにより専門的知識とプレゼンテーション能力を身につけることが私のゼミの目標です。判例を研究するに当たっては紛争の背景や民法等の実体法についても検討します。契約書や訴状の書式を調べ、あるいは屋外で模擬検証をするなど実際的な勉強もしています(写真は模擬検証の実施風景です)。楽しい雰囲気で学ぶことをモットーとし、コンパや合宿もしています。

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