現代文化学部

学部長メッセージ

本間邦雄

現代文化学部長 本間邦雄

現代文化学部では、何を学び、どのように取り組むのでしょうか。
「比較文化」と「観光」と「スポーツ」を束ねるものは、言うまでもなく「現代」です。
比較文化という学問、近代的観光、近代スポーツが成立したのは、この百数十年のことです。
産業、交通、通信網、メディアの発達による世界化のなかで、活字文化だけでなく、視聴覚文化、生活文化、アート、趣味やスポーツなどの多様な楽しみや生き甲斐が人々の関心の的となりました。
21世紀が大きな転換期であることは間違いないでしょう。そこでは、脱産業化、消費文化の反省などさまざまな問題を抱えるなかで、国際交流、異文化理解、歴史文化の再発見、余暇の過ごし方、健やかな身心の活動と交流、身の丈にあった豊かな暮らしをめぐって、社会のなかで文化的創造が強く求められています。
このような時代に踏み出すのが、現代文化学部という大きな扉であり、その視界を共有しつつ、そこに開かれるのが、「比較文化コース」、「観光ホスピタリティコース」、「スポーツ文化コース」です。
現代文化学部は、以下の6つの目標を掲げています。

(1)現代に生きる人間として必要な、日本語運用能力、文章作成・表現能力を身につけ、現代社会についての教養を備え、またコンピュータ利用の基本的技術を修得する。

   

(2) 自分で資料を集め、調査事項をもとにレポートや論文にまとめ、プレゼンテーションする能力を育成する。

(3) 地域の歴史・コミュニティを理解し、地域活動や職業を通じて社会の諸活動に参加、貢献するしくみを知り、その素養を形成する。

(4) 比較文化コースは、日本や世界各地域の文化・歴史の特徴を理解し、それぞれの文化の共生の現代的意義を自覚し、世界を見つめる国際感覚・創造的思考を養う。

(5) 観光ホスピタリティコースは、大学立地地域および日本各地の観光、海外の観光に必要な知識とスキルを修得し、またホスピタリティの重要性を認識して実践的に理解する。

(6) スポーツ文化コースは、現代社会におけるスポーツの役割と文化的意義を理解し、各種目についての知識や一定の技術を、地域・社会生活のなかで活用できる能力を養う。

「比較文化」、「観光ホスピタリティ」、「スポーツ文化」は、同じ時代環境、近代のダイナミズムから発生し、分岐、展開しています。それらを学び、実践することが、同時に現代のわれわれの「立ち位置」の確認にもつながり、学生のみなさんが今後を展望するうえで、有効な足場を築き、視界を開くフィールドとなるはずです。 「現代文化」の「文化」は英語でcultureですが、cultureは「教養」も意味します。
不断に変化しつつ先行き不透明な現代において、大切なのは、逞しく生きること、社会のなかで自分を生かす、文化=教養を広く豊かに身につけることなのです。

(ほんまくにお・比較思想)

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