11.03.08
2月19日(土)から3月3日(木)にかけて、初めての「海外スポーツ文化研修」の現地研修がニュージーランド(北島)のウェリントンにおいて実施されました。
オーストラリアのモナッシュ大学へ短期語学留学に出発する本学学生4名と搭乗するフライト(カンタス航空)が同じであるということが成田空港にて偶然にも判明し、互いに決意を新たにして日本を出発しました。
ホームステイをし、午前中は語学学校にて英語を学び、午後には名高いスポーツの高等専門学校にてスポーツの理論と実践を学び、また、夕方からは地域のスポーツクラブを訪問して地元の方々と交流を深めるという、まことに欲張りな本研修ですが、果敢に挑戦してくれた参加者の現代文化学部比較文化コース2年生、女子ホッケー部所属の真鍋沙耶さんの様子を中心に報告します。ちなみに、真鍋さんの将来の夢は英語教師になることであり、加えて、女子ホッケーの指導も部活動において実現させたいとのことで、その夢の実現に向けた第一歩に今回の研修参加を選択してくれたということです。
ところで、「海外スポーツ文化研修」のコアとなるテーマは、コミュニティスポーツの彼我の相違を知る・学ぶというものです。ですから、上述の滞在中の内容に、いまひとつの課題として、現地における関係者への聞き取り調査というものがありました。その機会のために、日本でのコミュニティスポーツの現状を調査・考察し、その成果を基盤に用意した質問事項を真鍋さんは現地の関係者に投げかけました。傍らでその様子を見ていて、たじろぐことなく積極的に質問をする彼女には感心しました。もちろん、お答えくださった相手の方の寛容さには教員としておおいに教わるところがあったことは言うまでもありませんが。
New Zealand Institute of Sport (NZIS) が真鍋さんがスポーツの授業を受けた学校の名前です。多くのプロのラグビー選手、スポーツ担当学校教員、スポーツインストラクター・トレイナーを輩出し、教員の多くもそれぞれの種目世界では名を成した方々で、現役のオリンピック400メートル選手も現におりました。この学校で感心したひとつの点に、月曜日と火曜日は教職員はもちろんのこと、全学生もネクタイ着用の制服を着るということでした。社会性の涵養の一環ということでしょうか。最終日に修業証書をNZISから頂戴した真鍋さんの笑顔がなんとなく誇らしげであった背景には、こうしたスポーツの教育はもちろんのこと、人間形成を目指す学校にたとえ短期とはいえ学べたことの表明であったのかもしれません。
ニュージーランドを離れる前日、その日は、不幸にもクライストチャーチで起こったあの大地震の1週間後にあたり、NZISでの昼休み(12:51)学校中の全員が黙祷(Silent Tribute)を2分間捧げました。
ホストファミリーのみなさま、ありがとうございました。NZISの先生方、また小生を真鍋さんの父親だと思い続けた学生諸君、短い間でしたが、ありがとうございました。Western Suburbs Rugby Clubのみなさん、ことにコミュニティスポーツに係る質問に真摯にお答えくださったTristan Meoさん、ありがとうございました。語学学校の先生方、丁寧な授業をありがとうございました。最後に、NZISの国際プログラムコーディネーターの竹内克さん、あなたなしでは本学現代文化学部の「海外スポーツ文化研修」は実現しませんでした。ありがとうございました。











