10.07.26
6月下旬にニュージーランド南島のダニーデン(Dunedin)にある、同国でもっとも古い歴史を誇るオタゴ大学(University of Otago)にて開催された<Dance Symposium 2010>なる国際会議に参加をしてきました。個人での研究発表をおこない、また座長も務め、加えてパネル討論への参加もしました。懐かしい顔、メディアを通してのみ知る顔、そして初めて見る顔、下手な英語でのコミュニケーションでおそらくそれらの方々に迷惑をおかけしたとおもいます。ともあれ、小生の人生で最初の南半球への旅となりました。


今回の旅にはいまひとつの目的がありました。それは、今年度の秋学期開講科目である「海外スポーツ文化研修」の主要部分が実施されるNew Zealand Institute of Sport(NZIS : Wellington)を訪問・下見することでした。
北島の端ウェリントン(Wellington)はニュージーランドの首都ですが、なんとも風光明媚で静かな感じのする都市でした。アジア系の人間が多く住み、民族が混住する場所ですが、人々の間になんらギスギスしたものは感じませんでした。ウェリントンの鉄道駅にほぼ隣接したところに、ラグビーのメッカであり、広大な敷地をほこる(多目的スタジアム)Westpac Stadiumがあります。このスタジアムの地階部分に上記NZISはあり、事務室、教室、図書館、PCブース、研究室、トレーニングセンター等を備えていました。
また、スタジアムの外周はそのままランニングコースになっており、効率的・機能的な施設との印象をうけました。屋外運動用の施設は近隣の公共のものを共同利用する仕組みをとっているようです。なお、サッカーのワールドカップ開催時であったにもかかわらず、あくまでも市民・国民の関心の的となるスポーツは何と言っても「ラグビー」であることを痛感させられる訪問であったことも事実です。



マオリの文化を今回の旅ではじめて身近に接する機会を得たことは収穫でした。音楽、美術、食生活、服装、そしてスポーツに生きるその文化は脈々と生きつづけ、大切にされていることを知ることができました。(TVにはマオリ専用チャンネルが複数ある。)
さて、10日間の研修で本学の学生諸君がどれだけのことを学んでくれるのか、担当の教員にはなんとも期待を抱かせてくれる訪問となりました。スポーツを体験し、語学(英語)を学び、現地の人々と触れ合う南半球での真夏(2月)の研修、参加学生にとって掛け替えのない経験をもたらしてくれることを祈念するばかりです。