現代文化学部

10.07.11

【現代文化学部長からのメッセージ】学生の皆さん、出身校を訪問しよう!

 学生の皆さん。出身校訪問の企画に参加しませんか?

 これはもう十数年前から続いている企画です。この企画を最初に提案したのは私で、当時全学の高校対策委員長をやっていました。ここでは、どうして在学生に出身高校を訪問してもらおうと思ったのかについて書かせていただいて、今夏1人でも多くの皆さんが出身校を訪問する気になっていただくのに役立てばと思っています。

 当時、本学にとって最も問題だったのは知名度の低さでした(今は当時よりかなり上がったかと思いますが)。当時から、本学は数々の先進的な取り組みを行っていました。留学支援の取組、一年生からゼミを設置、全国に先駆けた視聴覚設備の充実、学生の授業アンケート、特別講師制度、各界の指導者の公開講演会、スポーツ設備の充実、新入生全員参加のオリエンテーションキャンプ、充実した学生相談室と就職支援室、オーバーナイトウォーク、広くて美しくてTVドラマのロケにしばしば用いられるキャンパスや校舎などなど、自慢できることはいっぱいありました。今ではどの大学でも取り組んでいることですが、当時としては誇れるものだと自負していました。

 しかし、どうしても知名度が低く、「駿河台大学」といっても静岡の大学ですかと聞かれる始末で、新聞広告を出したり、テレビコマーシャルに挑戦したりもしましたが、高くついた割には効果が少ないように思われました。

 そこで委員会ではいろいろアイデアを出し合い、検討を重ねました。その時私が強く主張したのは、いろいろ広報は必要だけれど、やはり重要なのは口コミなのではないか、ということでした。そして、そのためには、従来から力を入れていた教職員の高校訪問に加えて、在学生に出身校を訪問してもらったらよいのではないか、中にはかなり遠くから来ている学生もいるから、いくらかでも訪問した学生に交通費の補助をしたらどうかと。

 他の委員からは、学生ではちゃんと本学のよいところを宣伝できないのではないか、成績の悪い学生が行けばかえって評価を下げてしまうのではないか、学生が自分の気に入らないところを強調したらマイナスになるのではないか、などの意見も出ました。しかし、私は、ともかく学生一人ひとりが本学に対して持っている印象をありのままに伝えてもらってよいのではないか、むしろ教職員が行って宣伝文句を並べるよりも、高校教員や高校の後輩たちには生の情報として聴いてくれるのではないかと主張しました。我々は、いろいろ本学の改善・発展のために努力している。他大学に対して、本学は学生への面倒見の良さで勝負をしようとしているのだから、その良さは在学生も受け止めていてくれるに違いないと、慎重論者を説得し、当時の山﨑春之総長に了解してもらって、実施に踏み切ったのでした。

 その後の出身校訪問の反響はなかなかよいものでした。「ありのままの大学がわかると進路指導の先生もサークルの後輩も喜んでくれた」、「君の生き生きしている顔を見れば、よい大学生活を送っていることがわかると元担任の先生から言われた」、「サークルの後輩たちにいろいろ聞かれ、先輩の大学に行こうかなと言ってくれた」、「卒業生が本当にその大学に行ってよかったかどうかを見ることができてありがたいと先生から言われた」などの体験談が訪問した学生から寄せられました。

 私は、そのような感想を読んで、この取組は「高大連携」の一つとしても評価できるのではないか、個々の生徒を高校と大学が協力して育てて行くのだから、という思いを強くしました。

 どうか、学生の皆さん。出身校を訪問して、高校時代に世話になった先生と大学生活のいろいろを語ってきてください。とってつけたような宣伝などしなくてもよいですから、授業のこと、サークルのこと、先輩のこと、キャンパスのことなど、何でもいいですから、印象に残っていることを話してきてください。「自分が体験した駿河台大学」を語ってきてください。それが結果として後輩たちを呼び寄せることにつながればそんなに幸いなことはありません。そして、高校の先生や後輩の本学に対する要望や意見なども、持ち帰っていただければと考えています。よろしくお願いします。

現代文化学部長 吉田 邦久

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