10.06.02
みなさん、「グローカル」という語をご存知ですか? この語は、グローバル(global世界普遍の)とローカル(local地域限定の)の混成語です。これは新現代文化学部が掲げているキーワードでもあります。いつの頃からか言われ出した「地球規模で考えながら、自分の地域で活動する(Think globally, act locally)」とも関連します。
駿河台大学の源流の学校を1916年に起こした山﨑寿春氏は、鳥取県の出身ですが、東京外国語学校(現東京外国語大学)を出られて中学校で教鞭を取られていましたが、一念発起してアメリカのアマースト大学に留学、後にハーバード大学に移られ、そしてイェール大学で1910年にMAの学位を取得され、「世界標準の教育を日本の若者たちに」と考えられたのです。すなわち駿台の源流からすでに「グローカル」精神を持っておられたのです。
本学が「国際化に対応」を建学理念に掲げたのも、本学創立者である山﨑春之氏が父親の寿春氏のその精神を受け継いでのことでした。今現代文化学部が掲げる「グローカル」精神はその流れを汲むものなのです。本学は学生諸君にどんどん海外体験をしてくるように勧め、他大学にない手厚い支援をしていますが、それにもそういう所以があるのです。
現代文化学部はグローカル、すなわち国際と地域の両方を踏まえて、体験しながら学ぶ学部を目指しています。そのため、キャンパスで知ったことを地域、そして海外で、実体験して来るための科目(まちづくり実践、海外スポーツ文化研修、海外観光研修など)を数多く設置しています。これらの本学・本学部を特徴づける科目を進んで履修し、胸を張って社会に飛び立ってほしいと、現代文化学部長として切に願っています。