現代文化学部

10.05.31

【現代文化学部長からのメッセージ】本学の卒業生との懇親会に出席して

 5月29日(土)、京王プラザホテルで開かれた同窓会総会の後の懇親会に出席し、懐かしい面々と会って楽しい語らいの時間を過ごしてきました。結局、時間を経つのも忘れて二次会・三次会となり、最終電車で帰宅したのは午前1時を回っていました。飲み過ぎました(反省!)。でも、出席してほんとうに良かったと思いました。ここにその語らいの中で出た印象に残るものを三つ挙げておきたいと思います。
ひとつは、多くの卒業生が口々に「もっと多くの先生方と話したい」と言っていたことです。「若い先生方は卒業生がまだ多くないから」と言いましたら、「いや、世話になった先生、知っている先生とだけ話したいのではなく、同じ駿河台大学の者として、大学の現在、今の就職状況、職場のこと、自分の体験、学問のことなどを話したいのだ」とのことでした。それを聞いて、そうか、大学というのは、建物と教職員と在学生で成り立っているのでなく、1万9000人の卒業生やその家族を含む「社会」なんだと改めて思いました。

 また、その話の発展で、就職氷河期に話題が及び、「君ら卒業生と4年生と飲み食いしながら語り合う集いを開いたらどうだろう」と僕の思いつきを言いましたら、「4年生では遅い、卒業生と3年生と語りあう集いのほうがよい」と言われました。それは、学生にとって初対面の人と話す機会となり、卒業生らからは、今何に熱を入れているの?面白い授業は?どんな方面に進みたいの?などを雑談として質問してもらい、在学生はいろいろ社会のことや生活のことなどを卒業生から聞き出すことができて、ためになるだろうし、何より卒業生とつながっているということで元気になるのではないか、場合によっては欲しい人材が見つかるかもしれないしという話になりました。「いや、学生だけが固まって飲み食いするだけになる」という懸念の声もありましたが、卒業生にはどんどん話しかけてもらう、ただ世間話でもよいのだから、何枚卒業生の名刺をもらったかを含めてゼミで報告してもらえば、などアイデア続出で、「是非やってほしい、絶対協力するから」と口々に言ってくれました。

 それから、「君ら大学で聴いた授業は役に立っているの?」ときいてみたら、「直接すぐに役に立つことはまずない、だけど、5年後10年後に、ああ、あの授業であの先生からこんなこと聴いたなぁと思い出して、それが意外なところで知識として、あるいは、心構えとして役立つ時があるんです。だから先生方には卒業してから5年後10年後に思い出す授業をやってほしい」と言われ、「先生のあの話、印象に残っていますよ」と話が発展し、とても嬉しく思いました。
ほんとうに大学教員になってよかったなぁと実感できたひと時でした。

現代文化学部長 吉田 邦久

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