現代文化学部

学部長メッセージ

求む!好奇心豊かな創造的感性の持ち主

現代文化学部比較文化学科とはあまり聞き慣れない名称ですが、その意味するところを教えてください。

文化を研究することはその名前からおわかりいただけると思います。現代文化という学部名が研究対象であり、比較文化という学科名が研究方法であると考えてください。学部名と学科名が異なるのも研究の対象と方法をはっきり示したかったことによります。

比較文化論はこれからの学問分野

それでは、比較文化論とはどのような研究方法ですか。

比較文化論はある文化と別の文化の差異、類似性、影響関係、等を研究し、文化の全体を構造的に捉える学問領域です。ですから現代文化学部では、従来の人文系学部のような地域・文化の区別による分け方を行わず、地域や時代を横断して文化を探求していきます。比較文化論は、戦後それまでの、文化に対する一面的な捉え方に対する反省をもとに発達したきた学問であり、今後ますます発展していく領域だと考えられます。相互に複雑に連関している現代文化を解き明かすには、従来の一面的な方法では難しく、比較文化論は必須の研究方法といえるでしょう。現時点では大学院を含めても希少な専攻分野であるといえますが、今後この分野が発展していくのに伴い、比較文化系の学部・学科は増えていくものと考えられます。

駿河台大学としての現代文化学部を意識した部分はありますか。

駿河台大学の建学の理念の一つに「国際化時代に対応しうる人材の育成」があります。今までは、社会科学系の学部でこれを実践してきましたが、現代文化学部の開設によって、人文科学の分野からも建学の理念の追求を目指していきたいと思います。そのため、特に外国語教育には力を入れていきます。もちろん、既に従来学部で定評を得ているオリエンテーション科目の設置、少人数制教育の充実といった点は変わりませんから、その点でも駿河台大学カラーが出ていると言えるでしょう。

駿河台大学現代文化学部ならではの授業科目を教えてください。

日本と英語文化圏を中心に異文化間のコミュニケーションのありようを考える「異文化間コミュニケーション論」、世界の様々な宗教を比較・対比的に論じる「比較宗教論」、近代中国を中心とした「フェミニズム文化論」、発達心理学に基づいた「ライフサイクル論」等を挙げることができます。また、比較文化論の基本軸のひとつとして「日本文化」に関する科目を設けている点も本学部の特長といえるでしょう。

出かけませんか、こころ探検の旅に…

新しくつくられた心理学科というのは、どのような学科ですか

人間の基本的な知的能力を扱う認知心理学、成長過程におけるこころの変化に関心をもつ発達心理学、対人間の好き嫌いやコミュニケーション、集団の中での個人などを扱う社会心理学、こころの問題を理解し、解決を支援するカウンセリングなどを学ぶ臨床心理学といった内容を用意してあることをまずお伝えしておきます。そうした、いわば「定番」のものに加え、アフォーダンスや目撃証言、ライフサイクル、状況論など、最近注目を集めている最先端のテーマも学べる充実したカリキュラムを組みました。さらに付け加えますと、実験法、調査法、検査法、面接法、フィールドワークなど、現代の心理学が方法として用いているものをすべて学ぶことができ、たんに本を読んで心理学の知識を学ぶのではなく、実験や調査、フィールドワークやカウンセリングなどの研究方法を通して学ぶことで、実践的な場を通じて心理学を身につけることができます。

求む、好奇心豊かで創造的感性の持ち主

どのような人材の育成をめざしていますか。また、卒業後はどのような進路が期待できるでしょうか

比較文化論の学問方法を学ぶことによって様々な文化について偏見のない考え方が身につきます。また、高度の語学力を駆使できる能力の修得も目指します。これらのことから、幅広い分野での活躍が期待できますが、特にマスコミ関係や旅行業界、外交官を中心とした公務員等が考えられます。また、心理学科の学生に関しては、これらの職業のほかに、カウンセラーなどへの道もひらけるものと確信しています。さらに、英語科の教員免許や司書・学芸員の資格が取得できますので、これらの方面を目指す学生の期待にも応えることができます。

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