文化情報学部

学芸員課程

基礎資格・最低修得単位数

学芸員となる資格については、博物館法第5条において「学士の学位を有する者で、大学において文部省令で定める博物館に関する科目の単位を修得したもの」と定められています。
したがって、本学において学芸員資格を取得するためには、次の条件を満たさなければなりません。

  1. 本学において、卒業に必要な単位をすべて修得し、学士の学位を有すること。
  2. 本学に設置されている博物館に関する科目のうち、必修科目は8科目18単位、選択科目はI群2科目4単位以上、及びII群・III群をあわせて2科目4単位以上修得すること。

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学芸員課程科目

科目一覧

学芸員資格の取得のために修得しなければならない科目及び単位数については、博物館法及び博物館法施行規則に基づき、本学では、次のとおりとなっています。

区分 図書館法施行規則に
よって定められている科目等

本学における科目
配当
年次
必要
単位数
必修科目 生涯学習概論 1 生涯学習概論 2 1 8科目18単位必修
博物館概論 2 博物館概論 2 1
博物館経営論 1 芸術経営論 2 2
博物館資料論 2 博物館資料論 2 3・4
博物館情報論 1 博物館情報学 2 2
博物館実習 3 博物館実習 4 3・4
視聴覚教育メディア論 1 マルチメディア論 2 2
教育学概論 1 教育学概論I 2 1
選択科目 I群 資料・情報管理系科目   文化情報社会史I 2 1・2 2科目4単位以上
文化情報社会史II 2 1・2
史料管理論 2 3・4
博物館文書館ドキュメンテーション 2 3・4
映像メディア論 2 3・4
音響メディア論 2 3・4
データベース設計論 2 2
ネットワーク設計論 2 3・4
II群 人文・自然科学系科目(A)
(文化情報学部設置科目)
  歴史資料論 2 3・4 2科目4単位以上
行政史 2 1・2
産業文化遺産論 2 3・4
コミュニケーション論 2 1・2
展示表現論 2 3・4
人類生物学 2 1・2
科学技術史I 2 1・2
科学技術史II 2 1・2
III群 人文・自然科学系科目(B)
(法学部・経済学部・現代文化学部設置科目)
  文化人類学 4 1~4
歴史学 4 1~4
環境生物学 4 1~4
生命の科学 4 1~4
現代自然科学 4 1~4
日本行政史 4 3・4
経済史 4 1~4
東洋文化論 4 2~4

履修上の注意

学芸員課程を履修する場合は次の点に注意してください。

  1. 必修科目うち、「教育学概論I」は本学教職課程の授業と合同実施科目となります。
  2. 「博物館実習」は、「生涯学習概論」、「博物館概論」及び「博物館情報学」の単位を修得していなければ、履修できません。したがって、編入学生は学芸員課程科目年次に履修することになります。
  3. 次の科目は、学芸員課程において開講される科目です。そのため、単位を修得しても卒業要件単位には算入されない科目となります。

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学芸員課程4年間のながれと履修上のアドバイス

学芸員資格を取得するまで

1年次

  • 資格課程(1年次生および新規登録者)ガイダンスをうける。
  • 『資格課程受講登録』を行う。(2・3年次生で受講登録を行うこともできますが、その場合には4年間の在学期間で資格を取得することが困難になります。)
  • 授業に出席し、単位を修得する。(1年次から開講されている必修科目「生涯学習概論」「博物館概論」「教育学概論I」を必ず修得しておきましょう。)

2年次

  • 実習登録ガイダンスをうけ、実習(現地実習)登録をおこなう。
  • 第1回実習ガイダンスをうける。(実習館を決定する。)
  • 授業に出席し、単位を修得する。(2年次から開講されている必修科目「博物館情報学」「芸術経営論」「マルチメディア論」を修得しておきましょう。)

3年次

  • 選択必修科目『博物館実習』の事前登録をする。
  • 現地実習を行う(原則2週間)。
  • 授業に出席し、単位を修得する。(3年次から開講されている必修科目「芸術経営論」「博物館資料論」「博物館実習」「マルチメディア論」および選択科目を修得しておきましょう。特に「博物館資料論」は博物館の現地実習前に履修しておくことがのぞましい。)
  • 学芸員資格に必要な単位をそろえる。

学芸員資格取得

学芸員課程関連科目の履修例

1年次

  • 生涯学習概論(必修科目)
  • 博物館概論(必修科目)
  • 教育学概論I(必修科目)
  • 文化情報社会史I
  • 文化情報社会史II
  • 行政史
  • コミュニケーション論
  • 人類生物学
  • 科学技術史I
  • 科学技術史II
  • 文化人類学
  • 歴史学
  • 環境生物学
  • 生命の科学
  • 現代自然科学
  • 経済史

2年次

  • 博物館情報学(必修科目)
  • 芸術経営論(必修科目)
  • マルチメディア論(必修科目)
  • データベース設計論
  • 東洋文化論

3年次

  • 芸術経営論(必修科目)
  • 博物館資料論(必修科目)
  • 博物館実習(必修科目)
  • マルチメディア論(必修科目)
  • 史料管理論
  • 博物館文書館ドキュメンテーション論
  • 映像メディア論
  • 音響メディア論
  • ネットワーク構築論
  • 歴史資料論
  • 産業文化遺産論
  • 展示表現論
  • 日本法制史

学芸員資格取得

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博物館実習

博物館実習には、本学における授業中に行う学内実習と実際に博物館で行う現地実習があります。なお、以下に記載されている博物館実習とは、主に現地実習のことです。

博物館実習登録資格(必修科目『博物館実習』登録時)

  1. 実習を行うことに強い意志を持っていること。(必修課目『博物館実習』の講義を1/3以上欠席した者は、現地実習に派遣しません。)
  2. 資格課程登録を済ませていること。
  3. 実習登録ガイダンス(実習実施前年度)に出席していること。
  4. 2・3年次 (実習実施前年度) 終了の時点で、次の単位を修得済みであること。
    ・生涯学習概論(2単位)
    ・博物館概論(2単位)
    ・博物館情報学(2単位)

博物館実習、実習館の決定

博物館実習の実習館は、次のながれで決定します。

  1. 実習登録を行う。
    実習実施前年度に実習登録ガイダンスを行います。必ず出席し実習登録を行ってください。
  2. 実習館を調査する。
    実習を希望する者は、前年度の秋頃より準備を行う必要があります。博物館には、「館種について」に記載されているようにいろいろな種類の博物館があります。自分の将来のことも考えて、どの種類の博物館で実習するかを予め考え、できれば実習可能な博物館を調査しておくと良いでしょう。
  3. 実習を希望する博物館を決め、実習希望館調査アンケート用紙に記入する。
    ガイダンス時に配布する「実習登録用紙・実習希望館調査アンケート」に必要事項を記入のうえ教務課へ提出してください。このアンケートをもとに実習館の調整をします。
  4. 第1回実習ガイダンスに出席する。
  5. 実習希望館へ打診する。
    実習を行う博物館への申請及び決定等は、大学が行います。しかし、博物館によって事情がことなる場合もありますので、まず、自分で実習の可否を希望博物館に対し打診してください。なお、希望する博物館が実習館として適切かどうか、又は、適切な博物館が見つからない場合は、打診する前に実習担当教員と相談して決めましょう。
  6. 実習館の内諾進捗状況を予め決められた日時を目安に、教務課へ報告する。
  7. 「博物館実習先届」「実習生身上書」を教務課へ提出。
    博物館に打診し実習について内諾を得たら、教務課で「博物館実習先届」「実習生身上書」を受け取り、必要事項を記入した上で教務課へ提出してください。
  8. 「博物館実習先届」にもとづいて大学から実習予定館に正式に依頼します。
  9. 実習予定館から承諾書が送付されてきましたら、その旨を実習予定者に伝えます。回答があり次第、学生呼出等の掲示にて連絡しますので、掲示に注意しておいてください。
  10. 実習館決定。

博物館実習事前準備

  1. 必修科目『博物館実習』の事前登録をおこなう。
    『博物館実習』は、事前登録科目ですので、必ず指定の事前登録期間に所定の手続きを行ってください。前年度に実習登録を行い、実習を実施する博物館が決定していても、実習実施年度の履修登録時に『博物館実習』の科目を履修しなかった場合は、全て無効となりますので、注意してください。
  2. 必修科目『博物館実習』の講義を受ける。
  3. 実習直前指導説明会(6月上旬予定)に出席する。(実習日誌配付・個人賠償責任保険加入の説明)
  4. 実習日誌の注意事項をよく読み、事前準備をしておく。
  5. 実習が授業期間や試験期間と重複する場合は、事前に欠席届を提出しておく。

博物館実習期間中

  1. 実習期間中は、実習先ならびに担当教員と連絡がとれるようにしておく。
  2. 実習日誌は必ず記録し、博物館の指導責任者に提出する。その他に提出を求められた報告書等がある場合は、期限までに提出する。
  3. 実習中は、実習先の指導責任者の指示に従う。

博物館実習終了後

  1. 実習日誌は、記載されている注意事項をよく読み期限(原則として実習終了後3週間以内)までに必要とされるものと一緒に教務課へ提出する。
  2. 担当教員に終了の報告を行う。
  3. 実習館より提出を求められた報告書などがあれば速やかに提出する。

個人賠償責任保険

博物館実習では、来館者への応対や、貴重な資料、展示物などを扱うことから、不測の事態に備え個人賠償保険に加入しなければなりません。加入をしない者については、実習を認めない場合があります。

館種について

博物館の種類(専門分野)には、次のようなものがあります。

  1. 総合系博物館
    人文系・科学系両方の分野をもった博物館
    (例)栃木県立博物館、入間市博物館等
  2. 自然史系博物館
    動物、植物、地学等の分野の博物館
    (例)埼玉県立自然史博物館、群馬県立自然史博物館、ミュージアムパーク茨城県自然博物館等
  3. 歴史系(郷土資料館を含む)博物館
    歴史、考古、民俗等の分野の博物館
    (例)埼玉県立博物館、埼玉県立歴史資料館、群馬県立歴史博物館、飯能市郷土館等
  4. 理工(科学技術)系(青少年センターを含む)博物館
    物理、化学、科学技術等の分野の博物館
    (例)所沢航空発祥記念館、NHK放送博物館、浦和市青少年宇宙科学館等
  5. 美術系博物館
    (例)遠山記念館、郡山市立美術館等
  6. 動植物園系(水族館を含む)
    (例)上野動物園、しながわ水族館、国営武蔵丘陵森林公園都市緑化植物園等

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