2学期スタート!夏休みの思い出を胸に
今日からいよいよ2学期が始まりました。久しぶりに会う子どもたちは、ちょっぴり日焼けした顔で元気に登園し、大きな袋から取り出した「夏の思い出」の写真を嬉しそうに見せてくれました。「水族館に行ったよ!」「プールでたくさん遊んだよ!」と、楽しかった出来事を話してくれる子どもたちの姿に、私たちもたくさんの幸せを分けてもらったような気持ちになりました。

みんなでホワイトボードに思い出の写真を並べると、「これはどこ?」「これ何?」と、子どもたち同士で質問し合い、話が弾んでいる様子が見られました。友達の思い出に興味を持ち、自分の言葉で伝えたり、相手の話を聞いたりする姿に、子どもたちの成長を感じました。ご家庭でのたくさんのご協力、本当にありがとうございました。明日から、少しずつクラスで発表する時間も作っていきたいと思います。
始業式と秋の新たな発見
年長組は、始業式では、園長先生のお話を立派な姿勢で聞き、園歌も元気いっぱいに歌うことができました。教室に戻ってからは、2学期の予定や目標についてお話しました。また、園で育てていたオクラの実を観察したり、新しく設置したビオトープの池を覗いてみたり、夏の終わりと秋の始まりの自然に触れる時間も持ちました。

遊びの中から生まれる学びと成長
年中組は、遊戯室で「パンダ落としゲーム(ハンカチ落とし)」をしました。円を作るときに「どうしたらきれいにできるかな?」と子どもたち同士で話し合い、協力して作ろうとする姿が見られました。「こうした方がいいんじゃない?」と自分の意見を伝えたり、友達の意見を聞いて行動したりと、子どもたちだけで考えて協力できる力が少しずつ育っていることを感じ、頼もしく思いました。また、1学期から育てているカブトムシの「かぶとくん」を、大きく見えるレンズ付きの虫かごで観察すると、「足にギザギザがある!」「お腹がハチみたい!」と、細かな部分に新しい発見がたくさんあり、子どもたちは大喜びでした。

年少組では、みんなで遊んだ後、ひまわりの種を採ろうとしたのですが、子どもたちの興味は意外にも残った茎の方へ!「これ、木みたいだね!」「叩いたら音がする!」と、触ったり叩いたりして音を楽しんだり、細く割って焚き火ごっこを始めたりする子もいました。何気ないものでも「なんだろう?」と興味を持ち、遊びに変えていく子どもたちの豊かな発想力に、私たちも驚かされます。

2学期も、子どもたちの「なぜ?」「どうして?」を大切に、様々なことに一緒に挑戦し、たくさんの楽しい思い出を作っていきたいと思います。今学期もどうぞよろしくお願いいたします。