教育・研究の最近のブログ記事

名誉教授の称号記授与式が行われました

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 6月22日(水)、理事長室にて、駿河台大学名誉教授称号記授与式が行われました。

 出席された8名の名誉教授一人ひとりに、山﨑善久理事長が称号記を授与し、吉田恒雄学長からこれまでの教育及び学術上の功績に敬意を表すとともに、本学での功労に感謝の言葉を述べました。

 閉式後は記念撮影が行われ、その後の軽食会では、和やかな歓談の場となりました。

 今年度、名誉教授の称号を授与された方々は次のとおりです。

 天野武男  名誉教授(法学部)
 太田幸夫  名誉教授(法学部)
 池野秀弘  名誉教授(経済経営学部)
 鎗田英三  名誉教授(経済経営学部)
 波多野宏之 名誉教授(メディア情報学部)
 廣野行雄  名誉教授(現代文化学部)
 本間邦雄  名誉教授(現代文化学部)
 吉野瑞恵  名誉教授(現代文化学部)
 太田隆士  名誉教授(心理学部)
 星川 煕  名誉教授(心理学部)
 山本耕一  名誉教授(心理学部)
 島 伸一  名誉教授(大学院法務研究科)

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写真左から、山﨑理事長、天野名誉教授、太田名誉教授、波多野名誉教授、本間名誉教授

廣野名誉教授、島名誉教授、星川名誉教授、吉野名誉教授、吉田学長

飯能市立図書館で本学所蔵貴重図書展が開催中です

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 飯能市立図書館で、本学所蔵貴重図書展が始まりました!

 駿河台大学メディアセンター所蔵貴重書展「フリードリヒ博士旧蔵書コレクション」の中からトマス・ホッブズ『リヴァイアサン』ほか、17世紀から19世紀に至る歴史上著名な図書を選んでご紹介しています。

 ぜひ、この機会に本物の迫力を体験してください!

期間:2016年5月28日(土)~6月23日(木)

会場:飯能市立図書館1階
   (埼玉県飯能市山手町19番5号 飯能駅から徒歩15分)
  ※会期中展示替えを行います


「フリードリヒ博士旧蔵書コレクション」について

 カール・ヨアヒム・フリードリヒ(Carl Joachim Friedrich 1901-1984)博士は、アメリカの著名な政治、行政学者で、政党と権力の解明などに多大な業績を残した政治理論家として知られています。

 博士は、ドイツのライプツィヒで生まれ、マーブルク大学を卒業後、ハイデルベルク大学で学位を得たのち1922年にアメリカに渡り、1938年帰化、ハーバード大学教授として行政学を講じました。

 第二次大戦後、占領地統治に参画、欧米諸国の政治制度に精通し、全体主義研究に傾倒しました。殊に関係説と実体説を統合した新しい権力観を樹立し、この見地から権力分割を中核とする立憲政治を考察、民主政治との関連において官僚制、権力分立、議会政治などの諸問題を研究し、高い評価を得ています。

 本コレクションには、南米、ヨーロッパの憲政史資料、法哲学、政治理論史、政治哲学、社会学、行政学などの古典、及び研究書が体系的に蒐集されており、博士の該博な知識を物語る優れた内容となっています。


 貴重図書展チラシ

 貴重図書展説明
 

 5月21日(土)13時より7404教室にて「プロフェッサー・オブ・ザ・イヤー賞記念講演会」が開催されました。

 講演者は、2015年度駿河台大学プロフェッサー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞した伊藤雅道経済経営学部教授。「駿河台大学における里山再生-学生が参加する実践例-」をテーマに、「里山とは何か?」から駿河台大学の里山の再生と維持について等、加治丘陵の素晴らしい新緑の頃の風景や、学生との活動の様子等を収めた写真を紹介しながら講演が進められました。

 講演会当日は、学内にて同窓会総会も開催され、同窓会会員である卒業生、在学生、地元の方々、教職員等、多数の方々が参加されました。

 私たちの身近にある里山の生物多様性を守るためにどのような選択をしていくことが望ましいのか、とても興味深い講演でした。

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山口博伸氏、佐野夢加氏が本学客員教員に

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 4月3日(日)本学飯能キャンパスにて、山口博伸(やまぐちひろのぶ)氏、佐野夢加(さのゆめか)氏への客員教員称号記授与式が行われました。当日は満開の桜の下入学式も行われ、華やかな雰囲気の中での授与式となりました。
 
 駿河台大学では、教育・研究の向上及びスポーツの振興に寄与するため、国内外を問わず、特に優れた教育・研究・実務上の業績または学識を有する方に対して、客員教授等の称号を付与し、本学への指導・助言をいただいております。

 今回新しく2名が加わり、今年度の客員教員は16名となります。詳細は客員教授等紹介ページをご覧ください。


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左から石井事務局長、山﨑理事長、佐野客員講師、山口客員教授、吉田学長、入江法人局長

経済研究所主催 公開講演会が開催されました

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 11月4日(水)13:20~14:50に、第2講義棟14階会議室にて、経済研究所主催公開講演会「日本の税制・財政の現状と相続税の改正」が開催されました。講演者である所沢税務署長の中田義直氏は、1979年に関東信越国税局に入職され、以後、税務行政一筋に歩んでこられました。また、税務大学校の教授や研修所長を務められ、教育経験も豊富で、その軽妙な語り口から講演会場も終始なごやかな雰囲気でした。

 とはいえ、講演の前半はかなりシリアスな内容でした。今日の日本の長寿社会は高度経済成長期の「国民皆保健・皆年金」の恩恵によっていますが、保険料が不足したために今日、多額の税を投入するようになりました。しかし、税収の不足や社会保障費の増加によって、税源として消費税増税が必要になっているということです。後半は最近、地価の下落に伴って大幅に引き下げられた相続税の控除や、新設された子や孫への非課税相続税について解説されました。また、世界的な相続税廃止の潮流など、あまり知られていないお話もありました。

 今回は地域の皆様、本学の学生・教職員等の多数の参加があり、いつにもまして大盛況でした。とくに60-70歳代の方が多く、相続税対策など役に立つ情報に熱心に聴き入っていました。

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2015年度 博物館実習実施報告

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【実習館】毛呂山町歴史民俗資料館・古代オリエント博物館・山梨県立科学館・さいたま市青少年宇宙科学館
【実習者】5名

 学芸員課程では、博物館実習を希望する学生は、実習に行く前年度に実習登録をしてから実習登録ガイダンスに参加します。そこで、自分の希望する実習館への内諾の取り方、実習館決定までの流れを学びます。

 実習の履修要件を満たした学生は、次年度の6月頃、博物館実習の授業中に行われる実習直前ガイダンスで、実習における注意事項や心構えについて学び、実習に備えます。

 今年度博物館実習に行った学生のレポートには、「博物館業務はとても多岐に渡るものであり、体験コーナーでの接客方法など、博物館業務以外の仕事にも活用することのできる様々な体験させていただいた。」(メディア情報学部4年生)、「最も参考になったのは、イベント運営側の雰囲気作りの重要さだ。運営側の出す『楽しさ』はお客様の『楽しさ』に影響を与え、作業効率を上げることにつながる。視野を広げつつ、自分の担当するイベントの運営や巡回・補助をすることができた。」(心理学部4年生)、「今回の実習を通して相手に伝えることの難しさや、どうすればきちんと伝わるのか。相手側にたって考えることの大切さ。課題を見つけ、改善していくこと。そして情報をきちんと共有し、チームワークを持って活動にあたることの大切さを学べた。これは学芸員に限らず、全てのことにおいて大切なことであると考え、今後社会に出てもこの経験を活かしていきたい。」(メディア情報学部4年生)といった内容が記載されていました。

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                  模擬授業の様子                        鞍の清掃作業

 本学では、学芸員の資格取得に必要な要件単位を全て学内で修得することが可能です。しかし、国家資格ということもあり、忍耐力や最後までやり遂げるという強い意志が必要になりますが、講義を受講して専門的知識を付けることが出来ると同時に、実際に作業をしたり、学外へ博物館実習に行ったりと「実学」を学ぶことが可能なため、学内だけでは不可能な深い学びを実現できます。

 メディア情報学部のカリキュラムに属する科目が多いですが、どの学部に所属していても履修することが出来るので、やる気のある方はぜひ挑戦してみてください!

 なお博物館実習に行った学生のレポートが記載されている『資格課程 年報』は、学生支援課横のカウンターに置いてあります。写真等も掲載されており、実際の実習の様子がよく分かると思いますので、興味のある方はぜひご覧ください。

 文部科学省が発表した「平成26年度科学研究費助成亊業(科研費)の配分状況等」において、細目別採択件数上位10機関(過去5年間の新規採択の累計数)が公表され、全351の研究分野のうち、2分野で本学がトップ10入りとなりました。

採択件数上位トップ10となった分野(過去5年の新規採択の累計数)

研究分野(科研費細目別)駿河台大学の順位
図書館情報学・人文社会情報学10位
経済史10位

 科研費は学術研究を発展させることを目的とした競争的研究資金で、独創的で先駆的な研究に助成を行うものであることからも、本学の研究への取り組みが高く評価を受けたものと考えています。

 今後も本学は、建学の精神である「愛情教育」を基本理念とし、学問の進歩に貢献する質の高い研究を行い、その成果を教育及び社会に積極的に還元してまいります。



関連リンク

 10月1日(木)13:30~15:00、東京大学名誉教授の高田康成氏をお招きし、第二講義棟4階AVホールにて、2015年度第2回教養文化研究所主催公開講演会「シェークスピアとルネサンスの精神」を開催しました。

 講演者の高田康成氏は、大阪大学助手、東北大学文学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、現在は名古屋外国語大学教授、東京大学名誉教授でいらっしゃいます。著書には、『キケロ-ヨーロッパの知的伝統』(岩波新書 1999)、『クリティカル・モーメント-批評の根源と臨海の認識』(名古屋大学出版会 2010)、『シェークスピアへの架け橋』(東京大学出版会 1998)などがあります。

 高田氏は、長年中世・ルネサンス期英文学および西洋古典文学受容史の研究家として著名な存在であり、今回の講演ではシェークスピアを中心に近代ヨーロッパ文化を生み出したルネサンスの精神について、わかりやすくお話しいただきました。

 教養文化研究所主催講演会は今回で通算40回目を迎えました。次回の講演会は来年度夏頃の開催を予定しています。皆様のご来場をお待ちしております。

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 本学では、平成23年度から、教育・研究・社会貢献活動等において顕著な業績を挙げた専任教員に「プロフェッサー・オブ・ザ・イヤー賞」を授与しています。

 今年度の受賞者は、経済経営学部の伊藤雅道教授に決定し、7月23日(木)に飯能市内のホテルにて表彰式が行われました。

 伊藤教授は「土壌動物の生物多様性」「動物分類学」を主な研究テーマとし、「ミミズの先生」としても知られています。2014年には、この分野の第一人者としての研究業績が評価され、「日本土壌動物学会賞」を受賞されました。伊藤教授の学内外での活動や業績が認められ、この度の受賞となりました。おめでとうございます!

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伊藤教授の挨拶

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左から吉田学長・伊藤教授・山﨑理事長

 7月20日(月・祝)13:20~14:50に、第2講義棟14階会議室にて、経済研究所・飯能市共催公開講演会「消費者問題-身近な事例・歴史・対応」を開催しました。講演者の原 早苗氏は、消費者庁・消費者委員会の設立準備に関与し、2009年~2013年には消費者委員会の初代事務局長として、国の消費者政策に関わって来られた方です。

 講演会ではまず、国民生活センターで集約された相談事例が紹介されました。とくに、若者に多いインターネットを利用したマルチ商法や通信販売のトラブル、高齢者に多い健康食品の送り付け商法などを説明していただきました。次いで、消費者問題の発生とそれに対応する形で取られた消費者運動や法制定の歴史を解説していただきました。最後に、消費者庁・消費者委員会が作られた背景や役割を説明していただきましたが、これまで複数の省庁にまたがっていて解決が困難であった問題への対応などが円滑にできるようになったとのお話しでした。

 講演会には飯能市だけでなく、さいたま市・秩父市・所沢市・入間市・狭山市・日高市などの遠方からも、多数のご来場がありました。また、本学の学生や教職員の参加もあり、大盛況となりました。消費者問題への関心の高さと消費者教育の必要を認識した講演会でした。

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