学生生活: 2010年3月アーカイブ

 2月24日(水)に、学生企画活動として、『飯能市立飯能第二小学校との交流会』が行われました。
 交流会の報告が坂田 宏一郎君(現代文化学部3年)から届きましたので紹介します。

 私たちe-キャップは、2月24日(水)、飯能市立飯能第二小学校の全校生徒(97名)さんとペットボトルキャップを通じての交流会を行いました。
 5・6年生(40名)とは、エコキャップ運動をストーリーとしたキャップアニメーション撮影(テーマ:『キャップのゆくえ』)を行いました。
 小学生の中には、絵の上手な子どもや細かい所まで気にしてくれる生徒さんもいて、とても良い作品が完成する予定です。

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 1年生から4年生(57名)とは、「キャーボー」(透明ケースにペットボトルキャップを入れて蓋をし、外側に色画用紙で目や鼻などをつけたキャラクター)という、私たちサークルオリジナルの工作物を作ってもらいました。小学生はとても発想が豊かで、手足がついているものや帽子を被っているものなど、それぞれ個性があふれる作品に仕上がりました。
 
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参加学生16名

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キャーボー

学生企画活動報告~ボランティア活動発表会~

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 3月13日(土)に学生ラウンジにおいて、学生企画活動として、『ボランティア活動発表会』が行われました。
 発表会の報告が山口新司君( 2010年3月卒業、発表会時は文化情報学部4年)から届きましたので紹介します。

 これまで、私たちボランティア活動団体は、それぞれの団体だけで活動しており、団体同士のつながりや、他のボランティア活動団体がどのような活動を行っているのかお互いに分からないということがありました。
 当日の午前中は、パソコンなどを利用して各団体の発表、午後は、環境整備活動体験と福祉用具を利用した福祉体験を実施しました。
 今回、この発表会を通じて、様々な活動を知り、学生ひとりひとりが、来年の自分のボランティア活動の目標を考えるきっかけとなったように思います。

発表会の目的
・今年度のボランティア活動のまとめと紹介を行うことで、今年度の活動を振り返る。
・他のボランティア団体や一般学生に活動を知ってもらう
・自分が活動している以外のボランティア活動について知る

参加団体
・ボランティアグループ「スターチス」
・環境整備サークル「USポテト」
・エコキャップ運動サークル「e-キャップ」
・ボランティア活動支援室「学生スタッフ」

プログラム
10:30 開会式
10:50~12:00 団体発表(4団体)
休憩
13:20 午後の部開始 
・活動体験(USポテト指導による畑作業)
・福祉体験(車椅子体験など)
14:30 閉会式

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発表風景

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福祉体験

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福祉体験

 新年度からスタートするハンドボール部は全員新1年生で構成されますが、入学前にもかかわらず急ピッチで練習を重ねており、戦えるチームとしての形を整えつつあります。鈴木監督、内藤コーチの厳しい指導の声が飛び、実戦さながらの激しい練習をしています。しかし、休憩時には互いに冗談を交わしあうなど、チームらしいまとまりもできつつあるようです。
 4月早々から春季関東学生リーグが始まります。7部スタートですが、1年生だけのチームでどのぐらい戦えるか注目を集めています。決して甘くはないと思われますが、駿大チャレンジングスピリットで旋風を巻き起こすことが期待されます。

ハンドボール部部長 吉田 邦久(現代文化学部教授)

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 3月16日(火)〔現地〕、ウィスラー・クリークサイドで行われたバンクーバー・パラリンピックのアルペンスキー大回転(GS)で、鈴木猛史くん(メディア情報学科3年)が3位に入り、銅メダルを獲得しました。

 大回転は、雨が降る気象条件の中、競技が行われ、鈴木くんは2分45秒79(2回の総合)のタイムを記録。日本時間で17日(水)午前11時頃からのメダルセレモニーで、悲願のメダルを手にします。

今年度スポーツ特別奨励賞が授与されました

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 3月16日(火)、学長室において、今年度スポーツ競技成績が特に優秀であった学生に、特別奨励賞が授与されました。授与された学生は下記の4名です。
 なお、バンクーバー・パラリンピックに出場中の鈴木猛史君は、出発前の壮行会で授与されています。

経済学部3年 吉田拓君(よしだたく・カヌー部 カヤック )
・日本カヌースラローム選手権大会優勝
・トキめき新潟国体カヌースラローム準優勝

経済学部4年 清水徹郎君(しみずてつろう・カーリング)
・日本カーリング選手権大会優勝
・世界カーリング選手権大会第10位
・パシフィックカーリング選手権大会準優勝
・日本学生支援機構平成21年度優秀学生顕彰事業スポーツ分野奨励賞受賞
(本学における初めての受賞者)

文化情報学部3年 鈴木猛史君(すずきたけし・スキー部 障害者アルペンスキー)
・日本障害者アルペンスキーチーム強化指定選手(ランクA)
・2010年 冬季パラリンピック バンクーバー大会出場

文化情報学部3年 矢澤一輝君(やざわかずき・カヌー部 カヤック)
・トキめき新潟国体カヌースラローム優勝
・日本カヌースラローム選手権大会準優勝

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左から南林副学長、吉田君、成田学長、矢澤君、清水君

学生企画活動報告~障がい者多数雇用企業見学~

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 2月12日(金)に、学生企画活動の一環として、ダストレスチョークメーカーの日本理化学工業株式会社への見学を実施しましたので報告致します。


 今回、この企画を提案した理由は、ボランティア活動を通して何度も障がい者施設に足を運ぶうちに一つの疑問が生じたのがきっかけでした。その疑問というのは、何らかの障がいを持っていようとも、自分達健常者と変わりなく話ができたり、文字が書けたりする人が多いのに、報酬が格段に少ない福祉的就労を余儀なくされていることでした。この疑問を解明し、今後自分達が少しでもボランティア活動を通じてお手伝いをできないかと考え、障がい者雇用率7割を超える日本理化学工業株式会社に見学をさせていただくことになりました。見学を行ったのは、学生7名と教職員2名の合計9名です。

 ここで簡単に日本理化学工業株式会社の紹介をさせていただきます。日本理化学工業株式会社は、昭和48年の重度障害者多数雇用融資制度により作られたモデル工場1号です。全従業員73人のうち、知的障がい者が53人で、「粉のでにくいダストレスチョーク」を作り、国内では30%を占める日本一のチョークメーカーです。知的障がい者を雇用し続けて50年になります。

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 障がい者を雇用した経緯は、近所の養護施設の先生からの「例え、採用が無理でも1週間でいいので、施設の子に、働く喜びや、役立つ幸せを感じさせたい」という要望たったそうです。そして、障がいを持つ2人の少女のたった1週間の就業体験が始まったのです。

 雨が降る日も、風が強い日も、彼女たちは、8時スタートなのに朝7時には、玄関まで来ていたそうです。彼女たちは、朝10時の休み、お昼休み、3時の休みも仕事に没頭して、一切手を休めようとしなかったそうです。

 そんな姿を間近で見ていた社員たちが、社長を動かしました。「私たちは、彼女たちと一緒に働きたい。明日で就業体験が終わってしまいます。正規の社員として採用してください。彼女たちの足りない面は、私たちがカバーします」、そんな社員たちに背中を押され、障がい者の雇用が始まったそうです。

 会社に伺った時も、商工会議所の方や福祉施設の方が見学に来ており、同社の注目の高さを感じました。最初に、会長から会社概要等のお話を聞きし、その後工場見学をしました。工場内では、原料が徐々にチョークの形になっていく様子を具体的に説明いただきました。印象的であったのが、工場内で働く障がい者の方たちの働きぶりが想像していたものよりも機敏で円滑であったことでした。社員一人ひとりにしっかりとした役割があり、仕事に対する真剣な様子は見習うべきものでした。

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 工場見学を通じて、生の現場を体感し、多くのことを学ばせていただきました。そこで一番大切だと感じたことは、「人を工程に合わせるのではなく、工程を人に合わせる」ということです。これが現状に足りないことであると強く感じました。今後、障がい者施設に行った時は、ただ『ボランティア』としてではなく、今回学んだことを一般雇用の促進に向けて、少しでも社会が動いていくようにしていきたいです。本当にありがとうございました。

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 チアダンス部シグナスが、2月21日(日)に開催された「USA Regional Competitions 2010」(神奈川大会)に出場し、3位に入賞しました!惜しくも全国大会への出場権は逃しましたが、初出場ながら3位入賞という結果を出した部員の頑張りに拍手を送りたいと思います。

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 障害者アルペンスキーのワールドカップ最終戦が、3月2日(火)からアメリカ・アスペンで行われ、メディア情報学科3年の鈴木猛史くんが、スーパーコンビネーション(SC)・座位で第2位、スーパー大回転(SG)・座位で第3位の活躍をしました。

 鈴木くんは、「ファイナルでメダルが取れてホッとしています。この調子でパラリンピックも頑張ります」と語り、バンクーバーに弾みをつけました。

 今後、アメリカ・アスペンから直接バンクーバー入りし、選手村で他の選手やスタッフと合流します。バンクーバー・パラリンピックは、3月12日(金)に開会式が行われます。


スーパーコンビネーション表彰式         スーパーコンビネーション表彰式での鈴木くん(左) 【写真提供:堀切功氏】

リーダースセミナーを開催しました

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 3月4日(木)、体育公認団体幹部を対象としたリーダースセミナーを開催し、㈱インダスによる体育系就職ガイダンス、笠原一也氏(日本体育・スポーツ政策学会副会長)による講演会、AED講習会などを実施しました。

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㈱インダスによる体育系就職ガイダンス

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笠原一也氏による講演会

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AED講習会

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