2013年6月アーカイブ

【現代文化学部】南極見聞録―開発編―

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【法学部】教員書籍の紹介 Vol.4

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 駿河台大学は、全学的に統一したキャラクターの下、広報活動を推進することとし、本学をイメージした公式キャラクターを定めることにしました。
 既に本学ホームページでもお知らせしていますが、キャラクターのデザインについては5月に学内公募したところ、43件の応募がありました。

 現在第二講義棟1楷ホールにて応募のあった全43作品を公開し、人気投票を行っています。この投票の結果を参考に選考を進め、10月末に開催される駿輝祭において駿河台大学公式キャラクターとしてお披露目する予定です。

 投票の締め切りは7月10日(水)16時。あなたの一票が公式キャラクターを決めるかも!?みなさんの投票をお待ちしています!

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オーバーナイトウォーク2013を実施しました

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 6月22日(土)~23日(日)にオーバーナイトウォーク2013を実施しました。オーバーナイトウォークは、池袋駅から駿河台大学飯能キャンパスまでの約42kmの道のりを、一晩かけて歩き通すイベントです。

 今年は62名の学生・OB・職員が参加しました。

 22日(土)23時30分に参加者が池袋西口公園に集合し、24時に飯能キャンパスを目指し歩き始めました。

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 23日(日)は晴天に恵まれ、雨に降られることなく歩くことができましたが、暑さでだいぶ体力を奪われていたようでした。惜しくもリタイアしてしまう参加者もいましたが、眠気と足の痛みに耐えながら、何とか大学に到着することができました。

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 学生スタッフのサポートと参加学生の頑張りのかいあって、今年のオーバーナイトウォークも無事に終了することができました。学生からは、「疲れたけど参加してよかった」「4年間毎年参加していい思い出です」「今年初めて完歩できてよかった」等の感想が聞かれました。

 参加された皆さん本当にお疲れ様でした。

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【経済経営学部】学生表彰が行われました

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経済研究所主催の講演会を開催しました

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 6月20日(木)及び21日(金)11:00~12:30 、第二講義棟14階大会議室にて、経済研究所主催の講演会を開催しました。

 20日(木)の講師には、萩原経営研究所代表である萩原道雄先生(萩原経営研究所代表、(株)山城経営研究所顧問 主席研究員)をお迎えし、『企業倫理を考える ―日本の伝統文化から経営実践まで―』のテーマでご講演をいただきました。

 萩原氏は、企業の不祥事が時として起きている現状に、企業倫理が求められていること、そして、古くから文化や価値観に基づいて企業倫理を実践していた例は日本にもあり、歴史や文化的な背景を踏まえた上で、企業倫理のあり方について、詳しく解説していただきました。

 21日(金)の講師には、精神障がい者雇用を御専門とする丸物正直先生(SBIホールディングス㈱取締役(非常勤)、SMBCグリーンサービス(株)顧問、全国重度障害者雇用事業所協会副会長、全国障害者特例子会社連絡会運営委員長)をお迎えし、『今、何故、精神障がい者雇用が注目されているのか』のテーマでご講演をいただきました。

 丸物氏は、精神障がい者に対する世間の誤解や受け入れ側・企業の意識の低さから、実際はなかなか働けないのが現実であることを指摘し、精神障がい者の雇用の義務化に向け法律が改正されようとしている中、精神障がい者に対する基本的なことの理解と議論について、詳しく解説していただきました。

 講演会には、地域の市民や企業経営者の方々、学生や教員など多数のご来場をいただき、大盛況でした。

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 6月22日(土)、本学キャンパスにおいて、NHKラジオ第1で放送している「キャンパス寄席」の公開収録が行われました。

 司会のサンドウィッチマンと人気若手お笑い芸人(磁石、トップリード、トレンディエンジェル、ハマカーン)や落語家(立川生志、林家木久蔵)が繰り広げるトークや落語に、本学学生や地域の方々で埋め尽くされた会場は、爆笑の渦に包まれました。

 司会のアシスタントや様々なコーナーには、本学学生や教員も出演し、また多くの学生がスタッフとして、番組の運営を支えました。
 今回収録された番組は、8月31日(土)と9月28日(土)の午前10時5分〜10時55分に、NHKラジオ第1で全国放送されます。皆様、ぜひお聴きください。

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いるま環境フェアに駿河台大学が参加しました

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 6月16日(日)入間市産業文化センターにて第2回いるま環境フェアが開催されました。いるま環境フェアは入間市環境まちづくり会議、入間市などが共催して実施されたもので、各参加団体が趣向を凝らした展示をおこなったほか、東野高校吹奏楽部によるアトラクション、環境フォーラム、体験コーナー、エコカー展示・試乗会、模擬店などもあり、多くの市民が訪れて賑わいを見せました。

 駿河台大学は経済経営学部の伊藤雅道教授が環境フォーラムに登場、「駿河台大学における自然再生〜学生が参加する実践例〜」のタイトルで基調講演を行い、その後田中龍夫入間市長を含む4名の専門家の方々とのパネルディスカッション「人と自然との関わり」がおこなわれ、伊藤教授はコーディネーターを務めました。

 また、展示コーナーでは5枚の大型パネル、パソコン画面によるスライドショー「駿河台大学の四季」、配付資料などを配置しました。パネル展示の内容は本学の環境教育、環境ボランティア、森林文化の活動紹介などです。多くの市民の方に展示をご覧いただきました。

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基調講演の模様


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田中入間市長も交えておこなわれたパネルディスカッション


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駿河台大学の展示コーナー

七夕まつりの飾りつけを行いました

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 6月20日(木)の昼休み時間を利用して、七夕まつり(国際交流委員会主催)の飾りつけを行いました。

 折り紙は初めて...という留学生も、日本人学生にレクチャーを受けながら、一生懸命七夕飾りをつくりました。七夕の話だけではなく、外国や留学の話などをしながら、皆で楽しく七夕飾りをつくることができました。

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 七夕飾りの短冊は、7月4日(木)まで自由に書いて吊るすことができます。外国語教育センター(第二講義棟5階)と、第二講義棟1階に短冊を用意しています。平和・景気回復・就職活動成功などなど、みなさんも『お願いごと』をぜひ短冊に込めて吊るしてください。

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 7月4日(木)には、軽食を食べながら、各国・各地方での七夕文化について発表をする予定です。申し込みは不要です。
 こちらもぜひとも奮ってご参加ください。

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「ホタル鑑賞会」を行いました

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 6月19日(水)、昨年に引き続き飯能キャンパスで整備を進めているビオトープ(野球グラウンド脇の流水路)において、近隣の住民の皆さんを招いて、「ホタル鑑賞会」を行いました。

 60名を超える参加者は18時半に集合し、まず第2講義棟で「環境生物学」等を担当している経済経営学部の伊藤雅道教授からホタルの生態やビオトープの整備状況の説明を受けました。

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 学生ラウンジで軽食をとりながら、暗くなるのを待ち、19時半にいよいよビオトープに移動しました。

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 活発に飛び回り明るく点滅するゲンジボタルの光と、穏やかに明滅するヘイケボタルの光とが交錯する幻想的な光景に、参加者一同が見入っていました。
天候が心配されましたが、雨に降られることもなく無事に鑑賞会を終えることができました。

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 今後も数週間程度は、ビオトープでホタルを見ることができます。皆さんも一度ビオトープに足を運んで、実際にホタルをご覧になられてはいかがでしょうか。

生活科学習で小学生のみなさんが本学に来校

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 飯能市立加治東小学校2年生28名が本学飯能キャンパスに来校されました。

 生活科学習の一環として、メディアセンターや第2講義棟15階を見学しました。本日は、あいにくの天気でしたが、第2講義棟15階からは、普段通っている加治東小学校や飯能市内を眺めました。メディアセンター内のメディアラボでは、カメラなどの機器に直接触れたり、モニターに自分の姿が映し出されるのを見たりして、とても楽しんでいる様子でした。最後には多くの質問もあり、大変賑やかな学習になりました。

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【現代文化学部】被災地での教育実習

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名誉教授の称号記授与式が行われました

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 6月18日(火)、理事長室にて、駿河台大学名誉教授称号記授与式が行われました。

 出席された4名の名誉教授一人ひとりに、山﨑理事長が称号記を授与し、これまでの教育及び学術上の功績に敬意を表すとともに、本学での功労に感謝の言葉を述べました。

 閉式後は記念撮影が行われ、その後の軽食会では、和やかな歓談の場となりました。

今年度、名誉教授の称号を授与された方々は次のとおりです。

西川敏之 名誉教授 (法学部)
田中友義 名誉教授 (経済学部)
土方幹夫 名誉教授 (経済学部)
前山加奈子 名誉教授 (経済学部)

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写真:前列左から、土方名誉教授、前山名誉教授、田中名誉教授、西川名誉教授

 日本障害者スキー連盟は6月15日(土)に2014年3月にロシアのソチで行われるパラリンピックの日本代表内定選手を発表し、本学学生支援部体育課の鈴木猛史職員がアルペンスキー代表に選ばれました。
 今回のパラリンピックへの出場は、トリノ、バンクーバーに続き3回目となります。
 鈴木猛史職員は、本学文化情報学部3年在学時のバンクーバーパラリンピックでアルペンスキー大回転(GS)銅メダルを獲得しており、昨季のワールドカップでは、男子座位総合王者に輝き、2013年3月にソチで行われたワールドカップでは日本勢として唯一優勝するなど世界トップのアスリートです。
 ソチパラリンピックでの活躍が楽しみです!

【鈴木猛史職員からのメッセージ】
 6月15日(土)岸記念館で、ソチパラリンピックの内定が発表され、ソチパラリンピック アルペンスキー代表に内定いたしました。
 今回代表に内定できたのも、駿河台大学をはじめ、職員の方々のご理解とご協力、そして私を応援してくださる皆様のおかげだと思っております。本当にありがとうございます。
 前回は、駿河台大学の学生としてバンクーバーへ出場し、大回転で3位になりました。
ソチパラリンピックでは、一番綺麗な色のメダルを皆さんへお見せできるよう全力で頑張りたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。 

駿河台大学 体育課 鈴木猛史


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前列左端が鈴木猛史職員


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右端が鈴木猛史職員

【法学部】2013年度父母会が開催されました

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【現代文化学部】教員書籍の紹介

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駿河台大学公式キャラクターについて

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 駿河台大学は、全学的に統一したキャラクターの下、広報活動を推進することとし、本学をイメージした公式キャラクターを定めることにしました。

 キャラクターのデザインについては、学内公募したところ、43件の応募がありました。応募デザインは、学生の「人気投票」を経て、選考を進め、駿輝祭において、駿河台大学公式キャラクターとして、お披露目する予定です。

 なお、デザインの応募についての問い合わせは、経営企画室までご連絡ください。


 経営企画室
 ℡042-972-1135

 駿河台大学キャンパスが、Google マップのストリートビューでご覧いただけるようになりました。ストリートビューは、Googleマップの機能の一つで、街中や観光名所、大学内をその場にいるかのように360度のパノラマ写真でご覧いただけるサービスです。

 Googleマップで、「駿河台大学」を検索し、表示された地図上に黄色い人形のアイコン「ペグマン」をかざして置いていただくことで、その地点の施設内のストリートビューをご覧いただくことができます。

 豊かな自然と最先端の施設が調和するキャンパスは、ドラマやCMの撮影にもよく利用されています。魅力的なキャンパスを散策してみませんか。


大きな地図で見る

教養文化研究所主催の講演会を開催しました

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 6月8日(土)、共同通信社編集委員(文化部・映画担当)の立花珠樹氏をお招きし、第2講義棟4階AVホールにて、教養文化研究所主催公開講演会「日本映画の名優・名監督たち」を開催しました。

 立花氏は映画担当記者として新藤兼人、三国連太郎、香川京子、岩下志麻、ワダエミなど日本映画を支えてきた映画人のロングインタビューや、名画の楽しい見方を人生の機微とともに紹介する映画コラムなどを執筆しています。

 講演では、長年取材を続けてきた体験から、時代や世代を超えて生き続ける映画の見どころや、日本映画を支えてきた名優・名監督たちの魅力を、インタビュー時の生の声なども紹介しながら楽しくお話しいただきました。

 今回で通算35回目となる教養文化研究所主催講演会。会場には約110名の大勢の地域の方々にお越しいただき、大変盛会に行われました。次回の講演会は本年度秋を予定しています。

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 6月11日(火)に、「埼玉県西部地域企業合同説明会」が入間市産業文化センターで開催されました。
 地域の大学生と地域の企業との出会いの場を設けるために、大学と企業と自治体が協力して開催し、14回目となる今回は、43社(団体)が参加されました。
 学生(既卒含む)は、37大学から224名が集まり、その中でも本学からは、最多の69名が参加し、皆、熱心に企業ブースで説明を聞いていました。

 一人でも多くの学生が自分に合った就職先に出会えるよう祈っています。就活生の皆さん、頑張ってください!

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【法学部】学生表彰が行われました

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 本学飯能キャンパスのすぐ近くを流れる入間川の河川敷には、野球場やホッケー場などの総合スポーツ施設と公園(阿須運動公園・あけぼの子どもの森公園)があり、日頃からスポーツに訪れる人や子どもたちで賑わっています。

 公園内にある飯能市民球場では、年に一度、プロ野球イースタン・リーグ公式戦が行われ、毎年、近隣地域の方々は、この試合の開催を楽しみに待っています。

 今年は、6月9日(日)に、「埼玉西武ライオンズVS北海道日本ハムファイターズ」のイースタン・リーグ公式戦が開催され、試合開始前のセレモニーでは、本学の山口博伸常任理事が始球式に臨みました。試合は、3-2でライオンズが9回サヨナラで勝利しました。

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 6月4日(火)、駿河台大学本部管理棟会議室において、「飯能商工会議所と駿河台大学との連携に関する基本協定」締結式が執り行われました。

 本学は、これまで、近隣自治体や飯能信用金庫と間で、相互協力の下、地域連携の取り組みを推進しておりましたが、このほど、飯能商工会議所との間で、協働によるまちづくりの推進を目的とした基本協定を締結しました。

 今後本学は、近隣自治体・企業に加え、地域の有力団体である商工会議所との連携により、地域に根ざした大学として、"地域との協働"を、より一層推進して参ります。

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飯能市無料法律相談を行っています 法律相談部

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 駿河台大学は、2005年に飯能市との間で「市民のための法律相談に関する協定」を結び、市民からの法律相談に無料で応じています。無料法律相談は、2013年度中、7回飯能市総合福祉センターにて行われ、その内4回を駿河台大学飯能キャンパス(担当者は教授太田幸夫、同竹内俊雄)、残りの3回を駿河台大学法科大学院により実施されます。そのほか、駿輝祭中にも飯能キャンパス内で無料法律相談を行っています。

 法律相談を実施するにあたり、スタッフとして法律相談部に所属する学生が協力しています。学生スタッフは、担当者が相談に応じるのに先立って相談者を問診し、相談内容を整理した上で相談に立ち会っています。学生スタッフのこの体験こそ、実社会に役立つ法の知識及び技術を会得する良い機会となっているように思います。

 無料法律相談は、地域住民からも好評を得ており、大学の社会貢献の一環として、今後とも継続して行くことにしています。

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無料法律相談受付風景

生きた法律を学ぶ ―市民のための無料法律相談―

駿河台大学法律相談部長 金子健一(法学部4年)

 駿河台大学では、平成6年から、法曹資格を有する教員を飯能市に派遣し、市民向けに無料の法律相談を実施しています(山下・1998)。この法律相談の準備運営には学生団体「法律相談部」に所属する学生が携わっています。ここでは私たちが携わっている法律相談活動と、それがどのような意義を有するのか簡単にご紹介したいと思います。

1.無料法律相談会実施の経緯
 現在(平成25年6月・本稿執筆時点)、飯能市内に事務所を構える弁護士は1名のみであり、飯能市はいわゆる司法過疎地域にあたるといえます。法律相談が開始された経緯については前掲の山下薫先生のご論稿に詳しく書かれていますが、概略を記せば、平成6年当時においても飯能市内に事務所を構える弁護士はわずか2名にとどまり、市民のリーガルサービスに対する需要と供給の不足は容易に予測されたことからこれに応えようとしたこと、及び学生の臨床的な学習の場として法律相談は開始されたようです。
 このような市民に対するリーガルサービスの提供と学生の臨床的な学習の場という2つの側面は、平成17年に本学と飯能市との間で締結された「飯能市と駿河台大学との市民のための法律相談に関する協定」にも明示されており(第1条)、現在においても引き継がれています。

2.無料法律相談の内容
 無料法律相談は年に4回、飯能市総合福祉センターにおいて開催しています。法律相談会開催の1ヶ月ほど前に飯能市の広報に案内が掲載され、相談を希望する方は飯能市生活安全課に申し込んで頂くことになっています。1回の法律相談について、およそ15名程度の方から相談をお受けしています。
 無料法律相談において法律的な助言をするのは本学法学部の教員です。前述の協定では「大学は法律相談に必要な法律実務に精通する者を派遣する」(第2条3項)こととされているため、現在は法曹資格をもつ太田幸夫教授(元・東京高裁判事)と竹内俊雄教授(弁護士)が相談業務にあたっています。
 法律相談の内容は、市民向けということもあって相続や相隣関係、金銭トラブル、賃貸借契約に関する問題がよく持ち込まれます(詳細については山下論文のほか、後掲の学生紀要をご参照ください)。

3.無料法律相談会における学生の役割
 冒頭に述べたとおり、無料法律相談会の準備運営は「法律相談部」という学生団体に所属する学生により行われています。

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太田教授(後列中央)と法律相談部員

 学生は、会場の設営から相談者の案内、問診票の回収等を行いますが、最も重要な仕事は相談者からの事案の聴取です。これは教授への相談に先立って相談者の方からお話を伺い、その概要を教授に報告するものです。
 事案の聴取にあたっては、学生は相談者の話を聴くことに徹しますが、同時に相談に必要な事柄を質問して正確に聴き出すことも重要で、これにはある程度の経験と法律知識が必要です。相談者の中には法律問題とそうでない問題を区別することができない場合が決して少なくないために、学生はスクリーニングの役割を果たさなければなりません。事案を聴取した学生は教授に報告した後、相談に立会いますが、その際質問するべきだった事柄について質問できなかった、という事がわかる場合もあります。
 学生は問診から教授による相談まで同じクライアントを一貫して担当することで相談者の抱える問題が具体的にどのような法的問題を含み、どのように解決されうるのかを知ることができます。法律の条文は抽象的でわかりにくい場合が多くありますが、市民から持ち込まれる具体的な法律問題は判例と同様にその条文の意味を明らかにしてくれるのです。また、一見単純に思える条文も具体的な問題を前にした時にその真価を発揮することがあります。
 このように学生は法律相談会の補助業務を通して普段の座学とは異なった視点から、「いま、生きている法律」を学ぶことができるのです。

【参考文献】
  • 山下薫「飯能市民による『権利のための闘い』―市民法律相談の諸事例を裁判法学的に読み解く―」駿河台法学11巻1号43頁(1998)
  • 大村正子・笹本和宏「市民の権利闘争―私たちの見た飯能市民法律相談会―」駿河台大学学生法学論集第9号39頁(駿河台大学法学部・2003)
  • 「飯能市と駿河台大学による市民のための法律相談に関する協定」(2005年締結・飯能市生活安全課保存文書)

 メディアセンターでは、写真展『最後の秘境ブータン王国』を開催しています。
 今回ご紹介するのは、日本から訪れる人がまだまだ少なかった1998年当時に撮影されたブータン王国の写真です。撮影したのは、地元日高市で医院を開院している花家孝之氏。花家氏は地域医療に貢献する傍ら、写真家の佐々木昆氏や藤野淳氏に師事して写真も学ばれました。
 国民総幸福量で「世界一幸せな国ブータン」として先進国からも注目されているブータン王国を、花家氏の写真を通してお楽しみください。

1.期間:2013年5月31日(金)~7月30日(火)
2.開館時間:月曜日~金曜日 9:00~20:15  土曜日 9:00~17:00
        日曜日、国民の祝日(祝日授業日を除く)は休館になります。
        ※ 開館日程、開館時間の変更、臨時休館日等は、ホームページでお知らせします。
3.開催場所:駿河台大学メディアセンター1階「エントランスギャラリー」
4.その他:入場無料。どなたでも自由ご覧いただけます。

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平成25年度飯能市奨学資金貸与制度について

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 飯能市教育委員会より、平成25年度奨学生について募集がありましたので、ご案内します。

1 出願資格:
飯能市内に居住する世帯の子どもなどで、次のいずれにも該当する方

  • 学校教育法に規定する高等学校(中等教育学校の後期課程、特別支援学校の高等部を含む)、高等専門学校、大学、短期大学、専修学校、各種学校のいずれかに入学決定または在学中である方
  • 在学校長または最終卒業学校長から推薦が得られる方
  • 学資の支出が困難であり、世帯の所得等の基準が該当する方
     (世帯(対象者の父母またはこれに代わって家計を支えている方)の平成23年中の総所得の合計が、生活保護基準の2・5倍未満(表参照)。経済状況の悪化に伴い、保護者の失業等により学資の支援が必要になった場合もご相談ください。)

    〈所得参考例〉
    世帯人数世帯構成年間総所得
    2人父または母、子1人(16歳)約343万円未満
    3人父、母、子1人(16歳)約451万円未満
    4人父、母、子2人(14歳、16歳)約587万円未満
    5人父、母、子3人(11歳、14歳、20歳) 約663万円未満
    6人 祖父または祖母、父、母、子3人(14歳、16歳、20歳)約744万円未満

    ※表中の数値は参考例です。認定基準は、家族構成、年齢、住宅事情などにより異なります。また、基準を満たしている場合でも、申込状況などにより、貸与できない場合があります。なお、表中の年間総所得は、控除後の金額であり、生活保護基準の2.5倍の金額を記載しています。なお、表中の年間総所得は、控除後の金額であり、生活保護基準の2.5倍の金額を記載しています。

  • 原則として市内に居住する確実な連帯保証人を2人立てられる方。

2 貸与月額: 30,000円以内(無利息)

3 申請期間: 平成25年6月3日(月)から7月18日(木)
 ※希望者は、飯能市教育委員会に電話連絡の上、出願書類を取りに行ってください。
  連絡先:飯能市教育委員会事務局教育総務課 TEL042-973-3602 担当:村上
 ※出願の際は、事前に学生支援課に推薦書の記入を依頼し、希望者本人が飯能市教育委員会に出願書類を提出してください。

4 返還について: 貸与終了後、10年以内に全額を返還(年1回の均等年賦返還)

5 参考: 飯能市ホームページ
 http://www.city.hanno.saitama.jp/0000004849.html

<お問い合わせ先>
 〒357-8555 埼玉県飯能市阿須698
 駿河台大学 学生支援課(奨学金係)
 TEL 042-972-1101

 5月28日(火)、日高市庁舎において、「日高市と駿河台大学との地域連携協定締結式」が執り行われました。

本学と日高市は、連携協力の下、互いに協働し、活力ある個性的な地域社会の形成・発展とそのための人材育成に寄与することを目的に、「日高市と駿河台大学との地域連携に関する基本協定」を締結しました。

本学は、これまで、入間市との間で「まちづくりに関するパートナーシップ協定」(平成16年10月)を、また、飯能市とは「駿河台大学と飯能市との連携に関する基本協定」(平成23年11月)を締結してきましたが、このたびの日高市との基本協定の締結により、近隣自治体との連携を更に強めることができ、地域に根ざした大学として、"地域との協働"を、より一層推進していくことに努めて参ります。

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川村正幸 本学学長(左)と谷ケ﨑照雄 日高市長(右)

日高市との連携協力事項

(1) 地域の活性化及び産業の振興に関すること。
(2) 安心安全なまちづくりに関すること。
(3) 健康・福祉の増進に関すること。
(4) 環境の保全・創造に関すること。
(5) 教育・文化・生涯学習・スポーツの振興に関すること。
(6) 人材育成に関すること。
(7) その他市と大学が協議して必要と認める事項に関すること。

学生対象各種ボランティア募集

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