2012年3月アーカイブ
公益財団法人山口県ひとづくり財団より、平成24年度山口県ひとづくり財団奨学生について募集がありましたので、ご案内します。
1 出願資格:
1)保護者が山口県内に住所を有しており、大学に在学している人。
2)向学心に富み有能な素質を有し、経済的な理由により修学が困難と認められる人。
3)日本学生支援機構やその他の奨学生でない人。
2 貸与月額:大学・私立52,000円
3 貸与期間:平成24年4月から正規の修業期間
4 申請締切:平成24年5月8日(火)
※募集要項は学生課で配布します。
※出願の際は、本人等が記入する書類のほかに「推薦調書」が必要です。事前に学生課宛に推薦調書の記入を依頼してください。
5 返還について:卒業後6か月間据置き、月賦、半年賦、年賦のいずれかの方法で返還
6 審査結果:7月に通知
7 参考: 財団法人山口県ひとづくり財団ホームページ
<お問い合わせ先>
〒357-8555 埼玉県飯能市阿須698
駿河台大学 学生課(奨学金係)
TEL 042-972-1101
茨城県教育委員会より、平成24年度茨城県奨学生について募集がありましたので、ご案内します。
1 出願資格:
(1)県内に居住する人の子弟であって、大学(短大を含む又は専修学校の専門課程)に在学し、人物・学業ともに優良で、
経済的理由により修学が困難な人
(2)一般推薦における学力基準は、前2カ年の成績の評定平均値が、3.0以上である者
2 貸与月額:自宅:36,000円 自宅外:40,000円(無利子)
3 貸与期間:平成24年4月から在学する学校の正規の修業期間のうち残修業期間中
4 学内申請締切:平成24年5月8日(火)
※募集要項は学生課で配布します。
※出願の際は、本人等が記入する書類のほかに「推薦調書」が必要です。事前に学生課宛に推薦調書の記入を依頼してください。
※日本学生支援機構の奨学金と併願はできますが、併給はできません。
5 返還について:貸与終了後6月を経過した後から10年以内に半年賦もしくは年賦にて返還
6 特例推薦について: 1出願資格(2)一般推薦における学力基準にかかわらず、次のいずれかに該当し、特に人物が優れ、かつ、奨学資金を貸与することによって特に優れた成績を修める見込みがあると認められる者を、特例として推薦することができます。
① 第1学年在学者で、入学試験の成績が所属する学部・学科の入学者の上位2分の1以内である者
② 災害、病気その他の事故などにより主たる家計支持者を失った者
③ 出願前1か年以内に火災・風水害などにより著しい被害を受けた者の子弟
④ 生活保護法による被保護世帯及びこれに準ずると認められる世帯に属する者
⑤ 障害のある者
7 参考:茨城県奨学資金ホームページ
各申込書、奨学金貸付レポート用紙をダウンロードすることができます。
http://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/syogakukin/syougaku.htm
<お問い合わせ先>
〒357-8555 埼玉県飯能市阿須698
駿河台大学 学生課(奨学金係)
TEL 042-972-1101
平成24年2月8日(水)~11日(土)の4日間、本学体育館を舞台に、日本では初めてとなるフロアボール競技の国際大会、すなわち「2012年 男子アジア/太平洋・フロアボール選手権大会(APAC)」兼「2012年男子世界フロアボール選手権大会予選会(WFCQ)」が、開催されました。
さて、フロアボール競技は、プラスチック製のスティックとボールを用いて体育館でプレイするアイスホッケー型のスポーツです。日本では非常にマイナーなスポーツですが、ヨーロッパではかなりメジャーなスポーツです。フロアボール競技は、昨年国際オリンピック委員会(IOC)からの正式認定を受けたことから、国際フロアボール連盟は2024年のオリンピック種目採用を目指して鋭意活動中です。
一方、日本におけるフロアボール競技は、1994年2月、この駿河台大学でその歴史の幕を開けました。それ以来、常に駿河台大学ユニバーサルホッケー部が、人・施設・用具・ソフトの面から、日本のフロアボール競技界をリードし、今日に至っております。したがって、フロアボール競技は、日本においては、"駿大生まれの駿大育ちのスポーツ"と言っても過言ではありません。
ところで、過去には2007年2月に駿大において、女子の日本対シンガポールという単発的な国際試合が行われたことはありましたが、4日間にわたる国際大会を日本において開催することは、日本のフロアボール史上初めての経験でした。また、我が駿河台大学にとってもスポーツの国際大会を開催するのは、多分初めてのことであったと思われます。今回、私は、その実行委員長を務めさせていただきましたが、幸にも日本・シンガポール・オーストラリア・韓国・イランの5ヶ国の男子チームの参加をもって、無事に大会を終えることができました。現代文化学部スポーツ文化コースの目指すところである「スポーツを通じた国際交流」が実現された訳ですから、主催者の一人として、その概略を報告し、記録に留めたいと思います。
<試合結果>
今回の大会は、日本・シンガポール・韓国・オーストラリアの4ヶ国にとっては、12月にスイス・チューリッヒで開催される男子世界選手権大会の予選を兼ねた重要な試合でした。上位2ヶ国に世界選手権大会の出場権が与えられます。イランは、アジア/太平洋選手権大会のみへの参加で、これが彼らにとっての初の国際大会参加となりました。
イランを除く4ヶ国は、実力が伯仲しているため今大会は混戦が予想されていました。
予想どおり、3日目までの結果は、韓国が日本に敗れ、シンガポールがオーストラリアに敗れ、オーストラリアが韓国に敗れ、日本がシンガポールに敗れるという波乱の結果となりました。そのため、APACの優勝も世界選手権の出場権もともに、最終日のシンガポール対韓国、日本対オーストラリア戦の結果如何によって決定されることになりました。
最終日第1試合、まずシンガポールが韓国を6対3で破り、第2試合では日本がオーストラリアを6対3で撃破し、世界選手権大会の出場権をえました。
一方、APACについては、共に3勝1敗で日本とシンガポールがならびました(表1)が、対象国同士の結果が優先され、シンガポールが優勝、日本が惜しくも準優勝という結果になりました。日本チームは優勝こそ逃しましたが、会場を埋めた約600人を超えるサポータを満足させる見事なゲームを見せてくれました。おめでとう!
また、閉会式において発表された本大会で活躍したベスト6プレーヤーのひとりとして、本学OBの伊藤大輔選手(2000年経済学部卒)が選ばれました。Good job!
<大会実行委員会>
日本は、1995年から国際大会に参加していますが、いつも開催国にお世話になるばかりで、自国で国際大会を開催するのは今回が初めてでした。国際大会を開催してみると、その運営の大変さが身に染みて理解でき、今まで日本が参加させていただいた国際大会の実行委員会の皆様には、改めて感謝したい気持ちです。
本大会は日本の駿河台大学での開催という事で、駿河台大学のロゴマークと「Surugadai University」という文字が、国際フロアボール連盟のHP上に2ヶ月以上に渡って大きく貼付けられていました。少なくとも、フロアボール競技界においては、駿河台大学は全世界にその名を轟かせた?かもしれません。
一方、大会の最終日の2月11日(土)は祝日という事もあって、600人を越す観客の方が応援に駆け付けてくださいました。熱い応援ありがとうございました。そして、その熱気をさらに高めるアトラクションとして、日本対オーストラリア戦の第1ピリオドと第2ピリオドの間には、所沢の『武藏瀧嵐(むさしそうらん)の会』総勢30名の皆さんによる演舞をご披露いただきました。素晴しい踊りと華やかな衣装、そして迫力ある音響に会場は大いに盛り上がりました。外国の選手・役員からも、大変好評でした。ユニホ部OBの斎木君(2002年経済卒)はじめメンバーの皆様、本当にありがとうございました。
さらに、第2ピリオドと第3ピリオドの間には、本学現代文化学部の檜皮貴子専任講師によるラートの演技が披露されました。ご存知のように檜皮貴子講師は、昨年、ドイツで行われた世界ラート選手権大会で銅メダルを獲得しています。会場全体がウットリとみとれてしまう程の優雅さの漂う演技でした。勿論、演技終了後は、会場全体にスタンディング・オベーションが起る程の拍手喝采でした。
そして、最後になりましたが、実行委員会メンバーの皆様ならびに関連スタッフ皆様の献身的なご協力に、心より感謝申し上げます。また、選手控え室用の大型テントの設営には、駿輝祭実行委員会の皆様にも全面的にご協力いただきましたことも記して、深く御礼申し上げます。
今回の大会には、残念ながら駿河台大学の学生は、日本代表選手として参加する事はできませんでした。しかし、ユニバーサルホッケー部員の多くには、大会運営スタッフとして、大会前の準備から終了後の後片付けまで、全面的に協力していただきました。2月の冷えきった体育館で丸々4日間に渡って、朝から晩まで裏方の作業似に就くことは、本当に大変だったと思いますが、実に献身的に働いてくれました。財政的に非常に厳しい大会運営でしたので、形あるお礼は全くできませんでした。ただただこの場を借りて、感謝の気持ちを伝えるしかありません。なお、駿大ユニバーサルホッケー部のみなさんの勤勉さと素晴しい人間性には、多くの方々から賞賛の声が寄せられていました。このことが、部員たちの自信に繋がればいいなと願っています。
3月17日(土)、飯能キャンパス内にある駿大の里山で、子どもたちが森の専門家と一緒に樹木の伐採やキノコの菌打ちなどのお仕事を体験しました。お仕事のあとは、ピザ窯で焼いたピザや地元産素材を使った創作料理を、みんなで美味しくいただきました。
あいにくの曇空ではありましたが、「職」と「食」を体験した子どもたちは、とても満足顔でした。
体育公認団体幹部を対象としたリーダースセミナーを3月1日(木)に開催しました。
午前中は、第2講義棟4階7401教室にて、スポーツ講演会「学生スポーツとスポーツ医学」【講演者:石田奈生氏(柔道整復師、駿河台大学現代文化学部2006年卒業、硬式野球部OB)】が開催され、200名を超える運動部員が参加しました。
石田氏は、iPadを利用しながら、熱中症予防の水分補給、スポーツ外傷の応急処置(RICE処置)及びプロスポーツ選手の実例を示したリハビリ等について丁寧に話されました。
午後には場所を体育館1階5101教室に移して、スポーツ公認団体の主将、主務及びマネージャー等が出席し、体育課、学生課、健康相談室及びトレーニングセンターより、スポーツフェスティバル、体育施設の利用、傷害保険、健康診断及び救急処置についての説明並びに諸注意を行いました。
3月25日の卒業式をひかえた福島県出身のふたりに、大学生活やこれからの抱負を語ってもらいました。
3.11大震災からもうすぐ一年になりますが?
(内)(遠)「私たちはこっちにいたので、2日以上携帯も電話も通じなくて心配でしたが、家族が皆、無事なことが分かり、ほっとしました。2人とも家が中通りだったので、津波の被害はありませんでしたが、家のあちこちが壊れました」
その後の就職活動はどうでしたか?
(遠)「地元の企業3社から内定をいただきましたが、最終的に福利厚生や社員教育の充実度で就職を決めました。就活期間は6カ月ほどです」
(内)「私は1社だけ受けて、内定、決定となりました。就活期間は1ヶ月足らずです」
大学のサポートは?
(内)(遠)「模擬面接、エントリーシート作成、筆記試験全部、キャリア支援センターとゼミの先生のサポートがありました。感謝しています」
4年間の学生生活はどうでしたか?
(内)(遠)「家庭的な雰囲気で良かったです」
(遠)「サークル(バンド)と勉強に力を入れました。おかげで授業料免除の特待生になれて親の経済的負担を軽くできました。親孝行娘でしょう?(笑)」
(内)「バイトとライブですね。バイトはかなりやった方だと思います。バイト代は生活費と学費の一部に回しました。大学から都心は結構近いので、週末なんかはよくライブに行きました。その延長で、就職も首都圏にした部分もあります(笑)」
これから進学を考えている福島県の高校生にメッセージをお願いします。
(内)(遠)「先生方は授業やゼミでは厳しいですけど、親戚の叔父さんや叔母さんのように親身に私たちのことを考えてくださいました。大学の奨学金も充実しているので、ぜひ私たちの後に続いて入学してほしいです」
最後に福島県のみなさんにメッセージを。
(内)(遠)「震災と原発事故でまだまだ厳しい日々が続きますが、福島県民の底力を今こそ発揮してください。就職先は地元、埼玉県と分かれますが、郷土福島県の誇りを胸に頑張ります」
ありがとうございました。