発展演習Ⅰ・Ⅱ

　みなさん、こんにちは。秋池ゼミです。
法律といえば基本的なところで憲法・民法・刑法といったものを想像する人が多いでしょう。しかし実際のところ、私たちはこれらの実定法を日々意識して生活しているわけではないと思います。
　私たち、秋池ゼミではジェンダーの視点から女と男の日常生活・行政・法の在り方について考え、討論しています。私たちが生活していく上で最も身近な空間である家庭や学校から、地域、職場、メディア、行政、福祉などの諸領域における女と男の社会的な在り方を、多くの人たちは”無意識的”に構築して日々生活しているのではないでしょうか。私たちは、女と男の在り方に潜んでいる「諸問題」を意識的に分析していく中で、自分自身を見つめ直し、今後社会においてどのように過ごし、どのように人と接していくべきなのかを見つけることができると思います。
　近年、様々なジェンダー問題が問題視される中、メディアの普及により人とのコミュニケーション能力（視線と視線の交わりの中での対話的共感能力）が低下し、うまく真意が伝わらずに問題は依然混沌としている感があります。まず私たちは一人一人尊敬し合い“自分らしく”生活することが大切だと思います。秋池ゼミはそれらの第一歩を踏み出せるチャンスが作れるような場所です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2005年度卒　　吉田　麻由）

　この度、私たち秋池ゼミでは、ゼミ活動の紹介として“ニコニコ通信”を掲載することにしました。
　ニコニコ通信は、週１回発行のゼミ通信です。この通信は、もともとはゼミ生同士の親睦を深めるため、発展演習の第１期生が自発的に発行し始めたものです。以来、ゼミ通信は、担当者の自由な裁量によって作成されています。時事問題を取り上げたものもあれば、自分の身の回りで起こった出来事を取り上げたものもあり、全体として個性あふれるものとして出来上がっています。
　また、ニコニコ通信は、ゼミ生全員がゼミの活動計画や日程などを共有するために欠かせないものとなっています。ゼミの活動計画は、年度当初に大枠が決まっていますが、ゼミは“生き物”ですから、新規の提案などにより計画の修正や日程の調整が必要になってきます。そのため、秋池ゼミでは、毎回、ニコニコ通信で活動計画や日程を確認しています。
　振り返ってみれば、ニコニコ通信は、ゼミ生の“個性”とゼミ活動の“足跡”を記したものとなっています。秋池ゼミに興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（秋池ゼミ一同）