スポーツで活躍した、この春卒業した学生をご紹介します!!④

18.04.06

陸上競技部
現代文化学部4年 栗﨑 栞(くりさき しおり)
私立茨城キリスト教学園高等学校出身

-4年間で印象に残った試合と場面を教えてください。
4年時の全日本インカレ4×400mリレーの決勝です。メンバー入りをすることは出来たものの当日の選手オーダーで選ばれず、大舞台で走るという夢を叶えることが出来ませんでした。女子キャプテンとしてチームの牽引してきた1年間の想いをぶつけた集大成の大会でもあったため、サポートしかできない自分の無力さを感じました。しかし、決勝において昨年に続き3位入賞を勝ち取った選手達の姿を見て、共に練習に励んだ日々が蘇り、悔しさよりも喜びを与えてくれました。私の夢は叶いませんでしたが、共に頑張る仲間の存在の大切さを実感し、チームとして成長した姿で挑み、過去最高の成績を収めることが出来た最後の全日本インカレは私にとってかけがえのない経験になりました。

-4年間部活を継続して良かったことは何ですか?
成長するきっかけを与えてくれる多くの存在に出会えたことです。私は入学してから3年間記録が伸びず、高校で出した自己ベストを更新することが出来ませんでした。そのため現状から抜け出せずに苦しむ時期もありましたが、共に辛い練習を乗り越える仲間や一つ一つ動きを見てアドバイスをくださる監督、コーチ陣の指導もあり、4年時には200m、400m共に自己ベストを更新することが出来ました。また、練習に対してひたむきに取り組み自分自身に足りない能力を見つめ直す大切さを学び、自分自身が思い切り陸上競技を楽しめたことで、悔いなく競技人生を全うすることが出来ました。

-練習と就職活動の両立はどうでしたか?
4年生ということもあり、学生最後の陸上競技に力を注ぎたいという気持ちが強かったため、企業の情報公開後から就職活動に取り組みました。大きな大会やメンバー選考が関わる記録会など集中したい試合が多く、さらに自分自身が就きたい仕事がはっきりとしていなかったため、思い悩むことが多々ありました。しかし、そのおかげで、自分がなりたい将来像を考え直し就職活動に励むことが出来ました。

-卒業後の目標やどんな社会人になりたいか教えてください。
挑戦の出来る社会人になりたいです。陸上競技で培った努力を怠らない精神を大切にし、一日一日を無駄にすることなく、新しいことを恐れず挑戦し続けたいです。そして自分の活躍の幅を広げ、成長に繋げていけたらと思っています。これまでの人生の中でお世話になった方々へ恩返しが出来るように励んでいきたいと思います。

-部活の後輩に今後期待することをメッセージでお願いします。
環境を大切にし、仲間と監督コーチ陣を信じて更なる高みを目指してほしいです。まだまだ発展途上のチームであると思うので、選手間でのアドバイスの交換や積極的に監督コーチへ指導を仰ぎ、たくさんの技術・能力を学んで、いろんなことを吸収してもらいたいです。ただ続けるのではとても勿体ないと思うので自分がどうなりたいか、どこを目指すかを大事にしてください。学生として陸上競技をできるのも大学が最後となるので選手1人ひとりが自分らしく楽しんで競技に打ち込むことが出来ることを望みます。そして今後の駿河台大学陸上競技部の更なる飛躍を心から応援しています。

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