地域連携: 2010年6月アーカイブ

 6月16日(水)に実施いたしましたホタル鑑賞会に参加された方より、お礼状をいただきましたのでご紹介いたします。

 つゆ空の下、うっとおしい天気の毎日でございます。
 一昨夜は何年振りかで蛍の光を楽しませていただき、ありがとうございました。

 たまたま貴大学のビオトープの話題を知り問い合わせの電話を入れたのが、15日で翌日が鑑賞日という運の良さでした。ヘイケボタルの儚げな光の点滅を主人共に堪能させていただきました。事前の映像による説明もわかりやすくお心尽くしの軽食のサービスも、ありがたく頂戴致しました。テーブルで同席となった二人の女子学生さんとの会話もとても楽しいものでした。これも偏に関係者の方々のご努力のお陰と、感謝の気持ちを一言申上げたくペンを取りました。

 貴大学の益々のご発展を飯能市民の一人として心からお祈りし、お礼とさせていただきます。

2010.6.18

 駿河台大学では、今後も地域の皆さまにもご参加いただけるイベントなどを実施いたします。
 皆さまのご参加をお待ちしています。

ビオトープで、「ホタル鑑賞会」を行いました

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 昨年に引き続き6月16日(水)に、飯能キャンパスで整備を進めているビオトープ(野球グラウンド脇の流水路)において、近隣の住民の皆さんも招いて、「ホタル鑑賞会」を行いました。

 70名を超える参加者は18時半に集合し、まず第2講義棟で「環境生物学」等を担当している経済学部の伊藤雅道教授からホタルの生態やビオトープの整備状況の説明を受けました。

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 学生ラウンジで軽食をとりながら、暗くなるのを待ち、7時半にいよいよビオトープに移動しました。 
 ビオトープでは、数日前から、3月末に放流した幼虫が羽化したヘイケボタルの光が、目撃されていました。ただし、ビオトープで羽化したヘイケボタルだけでは、発光が地味で、数も少ないため、当日は、ビオトープの監修をお願いしているNPO法人「ホタルの会」に準備していただいたゲンジボタルの成虫とヘイケボタルの成虫を伊藤教授のゼミ学生が参加者の目の前で放しました。

 穏やかに明滅するヘイケボタルと、明るく点滅するゲンジボタルの光の違いを楽しむ方や、目の前に飛んできたホタルに大喜びをする子どもたちもいました。また、ボランティアとして定期的にビオトープの整備活動をしてきた学生も参加し、自分たちの活動によってホタルが見られる環境になったことを喜んでいました。

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 6月13日(日),秩父サイクルトレイン実行委員会が主催する「輪行サイクリングin秩父」というイベントが実施されました。駿河台大学は,このイベントを後援しています。
 「輪行」とは,耳慣れない言葉だと思いますが,写真のように自転車を分解・収納し,公共交通機関を介して,目的地まで運ぶことです。温暖化ガスを排出しない自転車は,環境負荷の小さな乗り物です。しかしながら,遠くまで行くことが難しく,そんな欠点を補う方法として公共交通機関との結節が近年注目を浴びています。

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 秩父市では,「緑風(かぜ)と走ろう 癒しの里 ちちぶ」をキャッチコピーに,自転車による観光振興を模索しています。この一環として,昨年に続き第2回目の「輪行サイクリングin秩父」が実施されました。具体的には,2つのガイドツアーコースと,フリーのサイクリングコースで,秩父市内をサイクリングするために約80名の参加者が集まりました。

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 本学では,この事業を後援するだけでなく,現代文化学部観光ホスピタリティコースの天野宏司が,当日の大会運営のお手伝いをしながら,イベント参加者にアンケート調査を行うとともに,フリーコースで参加したツーリストが,どのようなコースでサイクリングを行っているのかをGPSロガーを使って記録しました。

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 次の図は60歳・男性の行動記録で,約20kmを3時間10分かけて走破しています。

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 この図は,32歳・男性の行動記録で,約110kmを7時間で走破していることが記録されていました。

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 体力に応じて距離の長短,高低差の有無など,自由気ままにコースを選びながらサイクリングをしている様子がうかがえます。
 自転車は,体重がハンドル・サドル・ペダルに分散されることから,関節への負担が小さく,生涯スポーツの観点からも,今後高齢者層へ受容されて行くであろうと考えられています。今回の「輪行サイクリングin秩父」では,最高齢の方で70歳の方が参加されていました。
 今日の大学は,大学の中で研究と教育だけでなく,積極的に地域との連携をはかることも大事な役割となってきました。地域の皆様と協力できることがありましたら,ご連絡下さい。

現代文化学部准教授 天野 宏司

飯能新緑ツーデーマーチに本学学生が協力

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 飯能の春の行事として定着した「飯能新緑ツーデーマーチ」が、5月22日(土)、23日(日)に開かれました。

 ツーデーマーチはルートと距離が異なる複数のコースがあり、今年は、舗装道5キロを歩く『のんびりウォーク』に車椅子利用の方々が参加。補助スタッフがほしいとの主催者の呼びかけに応えて、駿河台大学のボランティアサークル「スターチス」のメンバー21名と引率者1名が参加しました。

 22日は好天に恵まれ、スタートの飯能市役所から、途中食事休憩の市民会館脇中央公園を経て、再度、市役所を目指す約5キロの道のりを、障がいがある方々と本学学生たちが『のんびりウォーク』を楽しみました。

 記念撮影後、別れを惜しむ参加者の方々の表情が印象的でした。

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市民会館脇中央公園にて途中休憩

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休憩後、いざ復路出発

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見事参加者全員完走し、市役所にて喜びの記念撮影

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 2010冬季パラリンピックバンクーバー大会・アルペンスキー銅メダリストの鈴木猛史選手(メディア情報学科4年次生)が、6月8日(火)、飯能市立名栗小学校(井上貢一校長)の全校集会で『銅メダルの意味』と題して講話を行いました。全学年の児童と教諭、保護者など約120名を前に、自分のこれまでの生い立ち、アルペンスキーとの出会い、友達の大切さなどについて、自身の体験を同校の教育目標(「かしこく」「やさしく」「たくましく」「名栗に育ったことを誇りに思える学校」)に重ね合わせて語りました。

 集会後、井上校長は、「小学1年生から6年生を対象とした講話は非常に難しい。しかし鈴木選手は、子どもたちに正に心をこめて話してくれたので、40分間、全員が真剣に耳を傾けていた」

 講話の最後は、鈴木選手が全員一人ひとりに銅メダルを手渡し、子どもたちのみならず教諭、保護者の皆さんも大感激の中で集会は終了しました。
                                            リポート:総合企画課

写真)
銅メダルを実際に触って感激する児童たち(右上)
鈴木選手の話しを真剣に聞く子どもたち(上)
チェアスキーの説明(中)
地元名産の西川材をふんだんに使った同校の新校舎(下)

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 (写真おまけ)名栗小の人気者「グレー」。同校にイベントのある日は必ず姿を現すという、行事好きの猫。この日も最初から最後まで会場の傍に。

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