国際交流: 2015年7月アーカイブ

留学生が茶道体験を行いました

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 7月24日(金)に交換留学生、一般留学生が学生寮フロンティアタワーズの茶室にて茶道を体験しました。

 学生の中には一度茶道を体験したことのある学生、和室に入るのも初めてという学生もいました。茶室に入ると、正座をし、姿勢を正し、茶道の変遷、日本への伝来、茶室の説明、茶道具の名称や作法を学びました。ほとんどの学生が茶道ではどのようなことをするのかを知っている様子でしたが、説明を受けると、深くうなずき、茶道への理解が深まっているようでした。

 次に実際に抹茶を点てました。茶筅を持ち、手首を上下に動かしお茶を点てようとするも、慣れない所作に悪戦苦闘しました。しかし、隣の人の手の動きを学び、回数を重ねるごとに上達し、とても美味しい抹茶ができあがりました。

 体験のあとには、「お茶の正しい作法を知ることができ、とても勉強になった。」「苦いと思っていたお茶だが美味しく飲むことができた。」という感想が聞け、また一つ留学生の日本文化への理解が深まった機会となりました。

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浴衣着付け体験を行いました

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 7月17日(金)に着付けの先生をお招きし、浴衣の体験を行いました。

 着付け体験には交換留学生を始め、一般留学生や日本人学生あわせて15名の学生が参加しました。

 まず初めに、自分の好みの浴衣と帯を選びました。女性であれば経験があると思いますが、自分の好みの色と、似合う色は別です。また、身長によっても浴衣の絵柄の見えかたが異なります。それぞれ着付けの先生にアドバイスされながらお気に入りの一着を選びました。

 参加した学生は、今回初めて浴衣を着るという人ばかりでした。先生に指示をされながら腕を上げ、向きを変え、緊張した表情で着付けは始まりましたが、鏡に映る姿が美しく変化していくと、皆だんだんと笑顔になっていきました。これも女性であれば味わったことのある感覚だと思います。見慣れた姿は美しく変身し、まるで別人のように思えます。さらに着付けをしてもらっている間、その時間は自分だけに向けられたものであり、日常では味わうことのできないある種特別な雰囲気を楽しむことができます。

 仕上げの帯もひとりひとり異なる形を作ってもらいました。蝶やリボン、歩く振動でピョンピョンと揺れる帯を作ってもらった学生もいました。着付けが終わると、皆外に出かけ写真を撮りました。所属するサークルの部屋へ行き披露する学生、お世話になっている先生に見せにいく学生もいました。

 また、着付け方を動画で撮ったり、個人的に帯の作り方を教わる学生もおり、浴衣に対する興味の深さが伺えました。最後には「とても楽しかった!」「もう少し着ていたい」という声が聞こえ、良い体験になった様子でした。

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2015年度夏期国際交流パーティーが開催されました

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 7月16日(木)大学会館4Fにて国際交流委員会主催による夏期国際交流パーティーが開催されました。今回のパーティーでは、9月からオーストラリア、フランスへ長期留学をする学生の壮行会、9月で一年間の留学期間を終える、中国・聊城(リャオチョン)大学の交換留学生の送別会、夏休みに海外語学演習へ参加する学生の決起会が行われました。

 長期留学へ出発する学生は、語学力やコミュニケーション力の向上、自己の残余との出会いによる自身の成長など、様々な目的や目標を語り、これからやってくる新たな生活や経験を楽しみにしている様子でした。留学中はいろいろなことがあると思います。そのひとつひとつと真剣に向き合い、乗り越え、自分自身を高めてほしいと思います。

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 海外語学演習へ参加する学生は、留学先の言語で挨拶を行いました。留学先では、美術館に行きたい、おいしいスイーツを食べたいなど、パーティーに参加している人に伝わるよう、フリップや写真を使用しながら意気込みを話しました。
 夏休みを利用した短い期間の留学ではありますが、感受性が豊かな時期に多くの刺激を受け、経験するすべてを自分の力につなげてほしいと思います。

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 途中、春季国際交流パーティーにもご出席いただきました飯能市国際交流協会の皆様を代表して、市川会長よりご挨拶を賜りました。飯能市国際交流協会の皆様には、「飯能しゃべり場」や様々な催し事を通し、本学の留学生がお世話になっております。今後も飯能市の国際交流活動の進展に大きく寄与することができればと思います。

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 パーティーの最後には、9月で一年間の留学期間を終える中国・聊城(リャオチョン)大学の交換留学生が、この一年間を振り返った感想を話しました。
 日本に来る以前は、「人生は自分のものであるから、自分の好きなように楽しむ。」と考えていたひとりの留学生。異国で生活する中で多数の困難と直面した時、日本人の優しさや協調性に触れ、人はひとりでは生きることはできず、協力し合うことがいかに大切であるかを知ったと話しました。
 また、日本で知り合った友人や先生が、親身になり自分と向き合ってくれたことや、他の人間に対し尽力する日本人から大きな影響を受け、自分も人と真剣に向き合うようになったと話しました。
 環境の異なる場所で生活することによって様々な体験や経験をした留学生。それぞれが感じた思いを忘れることなく、これからも飛躍していくことを期待しています。

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日本語能力試験の申込みについて

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七夕の飾り付けと七夕の発表会を行いました

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 6月30日(火)に留学生と本学学生が一緒に七夕の飾り付けを行いました。

 まず初めに、折り紙で竹に飾る飾りを作りました。留学生のなかには折紙をあまり折ったことのない人もおり、日本人学生が折り方を教えている姿が見られました。また、とても器用な留学生は星、お財布、ピアノ、椅子など様々な折紙を次々と作っていきました。

 次に短冊に願いごとを書きました。これから受ける試験に合格できるように、皆が元気に過ごせるようになど、思い思いの願いを込めて書き、竹に飾りました。短冊も作る人によって様々で、竹に下げるための紐の部分に折紙で折った飾りをデコレーションし、とてもかわいい短冊を作っていました。

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 続いて、7月2日(木)に七夕の発表会を行いました。七夕の由来については諸説ありますが、中国の行事が日本に伝来したものだと言われています。日本の七夕の変遷、中国ではどのような七夕が行われているのか、またドイツでは七夕に似たような行事があるかなど、何人かの学生に発表してもらいました。

 日本の七夕は中国の乞巧奠(きっこうでん)という行事が日本に渡り、日本の棚機津姫(たなばたつめ)の話と融合し現在の七夕となっていること、中国では、牽牛と織女の物語にちなんで、現在では恋人同士のイベントとなっていること、ドイツでは、七夕という行事はないが、「マイバウム」という健康や幸運を願う、ミュンヘンに根強く残る祭りがあることを紹介してくれました。

 また、今回は発表会の司会を務めてくださった法学部 天野教授のゼミの受講生が折紙を使って彦星と織姫の折り方をレクチャーし、参加していた学生全員ですてきな作品をつくりました。

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 14時30分からはたこ焼きとお好み焼き作りを体験しました。

 お店ではお好み焼きを焼いたことがある留学生も、材料を用意し、生地を自分で作って焼くことは初めてです。昨年から様々な料理体験をしてきた留学生は上手に包丁を使いキャベツ、シーフード、肉などを刻みました。

 いざ、調理を始めようとしたとき、「たこ焼き、お好み焼き作ったことあります!」と参加していた日本人学生の声があがりました。留学生は彼らから焼き方を教わり、おいしそうなたこ焼き、お好み焼きができあがりました。留学生は、みんなで行う調理は楽しく、料理も美味しかったと感想を述べていました。

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