6月30日(火)に留学生と本学学生が一緒に七夕の飾り付けを行いました。
まず初めに、折り紙で竹に飾る飾りを作りました。留学生のなかには折紙をあまり折ったことのない人もおり、日本人学生が折り方を教えている姿が見られました。また、とても器用な留学生は星、お財布、ピアノ、椅子など様々な折紙を次々と作っていきました。
次に短冊に願いごとを書きました。これから受ける試験に合格できるように、皆が元気に過ごせるようになど、思い思いの願いを込めて書き、竹に飾りました。短冊も作る人によって様々で、竹に下げるための紐の部分に折紙で折った飾りをデコレーションし、とてもかわいい短冊を作っていました。

続いて、7月2日(木)に七夕の発表会を行いました。七夕の由来については諸説ありますが、中国の行事が日本に伝来したものだと言われています。日本の七夕の変遷、中国ではどのような七夕が行われているのか、またドイツでは七夕に似たような行事があるかなど、何人かの学生に発表してもらいました。
日本の七夕は中国の乞巧奠(きっこうでん)という行事が日本に渡り、日本の棚機津姫(たなばたつめ)の話と融合し現在の七夕となっていること、中国では、牽牛と織女の物語にちなんで、現在では恋人同士のイベントとなっていること、ドイツでは、七夕という行事はないが、「マイバウム」という健康や幸運を願う、ミュンヘンに根強く残る祭りがあることを紹介してくれました。
また、今回は発表会の司会を務めてくださった法学部 天野教授のゼミの受講生が折紙を使って彦星と織姫の折り方をレクチャーし、参加していた学生全員ですてきな作品をつくりました。

14時30分からはたこ焼きとお好み焼き作りを体験しました。
お店ではお好み焼きを焼いたことがある留学生も、材料を用意し、生地を自分で作って焼くことは初めてです。昨年から様々な料理体験をしてきた留学生は上手に包丁を使いキャベツ、シーフード、肉などを刻みました。
いざ、調理を始めようとしたとき、「たこ焼き、お好み焼き作ったことあります!」と参加していた日本人学生の声があがりました。留学生は彼らから焼き方を教わり、おいしそうなたこ焼き、お好み焼きができあがりました。留学生は、みんなで行う調理は楽しく、料理も美味しかったと感想を述べていました。
