9月9日(火)~10日(水)に1泊2日の日程で外国人留学生旅行を実施しました。この旅行は本学に在籍している外国人留学生が、実際に日本の名所を訪れ、直接日本文化に触れ、より深く「日本」を理解してもらおうと、毎年実施しています。
今年度は総勢58名の留学生が「京都・奈良旅行」に参加しました。行程は以下の通りでした。
【1日目】
東京駅発→京都駅→平等院→平城京跡・朱雀門→東大寺→ホテル
【2日目】
清水寺→嵐山→金閣寺→京都駅→東京駅着
暑さ寒さも彼岸までという慣用句のとおり、気温34度の残暑が厳しいなかでの旅行となりました。留学生もそんな厳しい暑さに負けまいと、抹茶のソフトクリームや京野菜のお漬物を食べたり、嵐山で桂川のせせらぎを聴きながらボートを楽しんだりと、涼をもたらす京都の楽しみ方を体現しながら暑さを吹き払っていました。京都は夏の暑さと冬の寒さが厳しいことで知られています。この暑さも旅行の思い出のひとつになったことでしょう。
外国人留学生の感想-旅行アンケートから-
京都の歴史と文化を自ら体験することができました。「都」という雰囲気を感じました。お寺と仏像がどこにいっても観られることにびっくりしました。日中の文化交流が深かったことも勉強になりました。また、日本は昔の文化や建築物を保存していることに敬意を持つことができました。(学部生・4年・女)
この他にも「奈良公園の鹿と遊んだことが印象的だった」「東大寺の大仏の大きさに驚かされた」「金閣寺がとてもきれいだった」など、充実した旅行だったことが伝わる感想が寄せられました。ガイドさん曰く、日本人は少なくとも生涯で3回は京都を訪問するとのことです。今回は京都と奈良のごく一部の見学でしたので、留学生にはもう一度訪れてもらいたいと思います。