7月30日(水)、交換・派遣留学生が剣道を体験しました。
剣道経験を有する本学の職員の指導のもと、日本古来の武道をとおして、文化としての剣道について理解を深めてもらうことを目的にして行われました。
体験をはじめるにあたっては、「礼に始まり、礼を以て行い、礼に終わる」との格言があるように、正座、座礼の仕方などの礼儀・礼法を学び、「相手を大切にする心」を養いました。
続いて、竹刀を手にして、構え方、足さばき、素振り、切り返しなどの基本動作を覚えた後、防具をつけた職員を相手に踏込足で面、小手、胴打ちなど、対人動作の実践練習を行いました。
はじめは、剣道特有の掛け声に恥ずかしがっていた留学生たちでしたが、徐々に慣れてきたこともあって、途中からは大きな声を出しながら、思いっきり技を打ち込んでいました。
最後には新聞紙で作った竹刀を使って、試合形式の練習を体験しました。どれも白熱した試合でしたが、職員から「剣道では一本決まっても喜んだり、ガッツポーズをしたりしてはいけない」という話を聞いたこともあって、勝っても負けても相手に感謝と敬意を示すことができました。
短い時間での体験となりましたが、留学生から「剣道の試合を観戦してみたい!」との感想が聞かれるなど、今回の体験を通して、剣道に興味を持ったようです。