7月25日(木)大安。
6月20日(木)から7月8日(月)まで外国語教育センターと第二講義棟1階に設置されていた七夕飾りの短冊をお焚き上げするため、高麗神社に行ってきました。
短冊の枚数は983枚。単純計算すると駿河台大学生の約4人に1人が書いたことになります。
短冊に書かれたお願いごとをジャンル分けして集計してみました。
ベスト3は次のとおりです。
【結果】
1位 | 就職・進路 | 30%(24%) |
---|---|---|
2位 | 恋愛 | 20%(18%) |
3位 | 美容・健康 | 14%(17%) |
()内は昨年の割合
なんと!上位3位は昨年と全く同じ結果となりました。
最も多く寄せられたお願いごとは「就職・進路」で30%、続いて「恋愛」に関する願い事が20%、「美容・健康」が14%となりました。ひとつのジャンルに集中することなく、様々なお願いごとがされました。
多くの学生が短冊に願いごとを書いて、笑顔で飾っている姿をみていると暖かな気持ちになりました。けれども、短冊の願いごとのなかには他人を誹謗中傷する内容や、大学生としてのモラルに欠ける言葉が書かれた短冊が飾られているのも散見され、残念な気持ちにもなりました。大学生になれば、世間の人々からは「大人」とみなされます。短冊を吊るすだけだから何を書いてもよいと思ってのことかもしれませんし、深く考えずに自分が面白ければよいという冗談のつもりなのかもしれません。たかが短冊、されど短冊・・・。行事に参加・協力してくれることは大変ありがたいことですが、今一度、大学生としての自覚と意識を持って、短冊を飾ることの意味を考えてもらえたらなと思います。
今年も昨年に引き続いて、高麗神社でお焚き上げを行いました。古来のしきたりでは、願いごとが書かれた短冊は海や川へ流して神様に持ち去ってもらうそうですが、現在は環境汚染の問題から川で流すことが難しくなっているため、多くは神社でお焚き上げしてもらうのが一般的なようです。高麗神社は近代に入ってから著名な政治家が参拝し、その後相次いで総理大臣を務めたことから、「出世明神」と広く知られています。境内では若槻禮次郎や浜口雄幸、鳩山一郎などからの献木を見ることができました。出世開運の神様にあやかって、今回のお願いごとで多かった「就職・進路」が成就することに期待したいところです。