7月28日(土)、交換留学生(ミュンヘン大学、聊城大学、延世大学からの留学生)たちが里山を散策し、摘んだ草花でいけばなを体験しました。
日差しが強く照りつける中ではありましたが、普段何気なく見ている草花を注意深く観察し、イメージにあった草花を探しました。季節の移ろいや本学の自然も感じることができました。
散策から帰ってきた後は、摘んできた草花をいけばなやアレンジメントにしました。
それぞれが楽しくお花をいけることができ、どの留学生もとても素晴らしい作品をつくりました。
いけばなを体験した後は、卵焼き、肉じゃが、巻きずしといった日本の家庭料理を作り、食後は浴衣の着付けを練習しました。
帰国間近の交換留学生にとっては、残された留学期間の中でまたひとつ、日本の伝統的な文化に触れる体験ができたことでしょう。日本で学んだ文化をぜひとも母国に広めてほしいと思います。
今回のいけばなは、「いつでも気軽に身近なもので季節を愛でる」をテーマに行いました。花器もコーヒーカップやコップを利用し、草花も散策しながら手に入るものを選ぶなど、勉強の合間や帰国後でも、いつでも気軽にできるものを選びました。
コーヒーカップに花をさしただけでも随分と風情を味わえます。
みなさんもぜひ身近なもので季節を愛でてみてはいかがでしょう。