6月20日(木)及び21日(金)11:00~12:30 、第二講義棟14階大会議室にて、経済研究所主催の講演会を開催しました。
20日(木)の講師には、萩原経営研究所代表である萩原道雄先生(萩原経営研究所代表、(株)山城経営研究所顧問 主席研究員)をお迎えし、『企業倫理を考える ―日本の伝統文化から経営実践まで―』のテーマでご講演をいただきました。
萩原氏は、企業の不祥事が時として起きている現状に、企業倫理が求められていること、そして、古くから文化や価値観に基づいて企業倫理を実践していた例は日本にもあり、歴史や文化的な背景を踏まえた上で、企業倫理のあり方について、詳しく解説していただきました。
21日(金)の講師には、精神障がい者雇用を御専門とする丸物正直先生(SBIホールディングス㈱取締役(非常勤)、SMBCグリーンサービス(株)顧問、全国重度障害者雇用事業所協会副会長、全国障害者特例子会社連絡会運営委員長)をお迎えし、『今、何故、精神障がい者雇用が注目されているのか』のテーマでご講演をいただきました。
丸物氏は、精神障がい者に対する世間の誤解や受け入れ側・企業の意識の低さから、実際はなかなか働けないのが現実であることを指摘し、精神障がい者の雇用の義務化に向け法律が改正されようとしている中、精神障がい者に対する基本的なことの理解と議論について、詳しく解説していただきました。
講演会には、地域の市民や企業経営者の方々、学生や教員など多数のご来場をいただき、大盛況でした。