経済経営学部3年の坪井翔さんは、TEAM TOM'Sに所属し、世界で活躍するカーレーサーを目指しています。
昨年新設されたFIA F4選手権ではシリーズチャンピオン(初代)を獲得し、今年から全日本F3選手権に参戦しています。
前回第5戦・6戦のレポートをお届けしましたが、6/11(土)、12日(日)に鈴鹿サーキットで行われた第7戦・8戦のレポートが届きましたので、ご紹介します。
第5戦・6戦から間が空く事なく鈴鹿ラウンドへ突入しました。岡山の後、86/BRZワンメイクレースに出ていた事もあり毎週レースというスケジュールで良い経験ができています。
鈴鹿は開幕戦で走っており、課題を克服すれば戦えると感じていたので楽しみでしたが、練習から思ったより上手くいかず、トップとは少しタイム差がありました。
6/11午前のRD7 予選。
今回はS耐との同時開催なのでSFの後程の路面変化はありませんでした。セットは外していませんでしたが、セクター1がライバルより劣っていてチームメイトと1-2は獲れましたが2位で終わってしまいました。
引き続きRD8 予選。
RD7でセクター1が遅かったのでそこを意識してアタックしました。セクター1自己ベストは出しましたが少し届かず、2番手で終わってしまいました。開幕戦と比べるとトップとは縮まりましたがトップにはやはり届かず、まだ改善点はあるのだと思いました。
11日午後のRD7 決勝。
2番手からのスタート。2番手スタートなのでスタートで狙える位置にはいました。前に出ればチャンスあると思い集中していきました。今シーズン1番のスタートが決まり1コーナーまでに横まで並べましたがギリギリまで寄せられてしまい当たりそうだったので2番手に留まるしかありませんでした。そこからのペースが良くなくあっという間に後ろにいたVW勢に攻められ4番手まで落ちてしまいました。VW勢はセクター3(ストレート部分が多い所)が速く、ついていく事が出来ませんでした。その後トップ2台が接触し1台がストップし3位でゴールしました。その接触で1台ペナルティで繰り上げ2位になる事が出来ました。
12日午後RD8 決勝。
また2位からのスタートなので今度こそスタート決めようと思っていた矢先、グリッドにつく為にグリッド試走をしている時にピットロードを通過する際、いきなりエンジンが止まりました。アイドリングが低いだけかと思っていましたがその後エンジンがかかる事はありませんでした。
こうしてRD8はグリッドにつく事なくレース終了しました。
7戦連続で表彰台を獲得し、ポイントもトップと3ポイント差の2位へ上がりここで逆転するチャンスだと思いましたが、第8戦を走れず連続表彰台記録はあっけなく終了してしまい、ポイントランキングも3位へ落ち、振り出しに戻ってしまいました。非常に残念ですがこれもレースです。
次戦までには少し時間があるので、気持ちを切り替えて実力で2連勝出来るように頑張りたいと思います。
次回第9戦・10戦は7月16日(土)、17日(日)に第3戦・4戦と同じ富士スピードウェイで行われます。坪井さんの応援をお願いいたします!