2月17日(水)、バンクーバー・パラリンピックのアルペンスキー(座位)に出場するメディア情報学科3年の鈴木猛史君の壮行会が第2講義棟15階のレセプションルームで開催されました。
壮行会には、本学学生、教職員のほか、父母会、同窓会の役員や飯能市教育委員会など、数多くの方々にご出席をいただき、鈴木君を激励し、熱いエールを送っていただきました。また、多くの報道関係者も取材のため来校し、鈴木君の注目度の高さが伺えました。
小学校2年生のときに交通事故で両足を失い、車椅子での生活を送る中、チェアスキーをはじめた鈴木くんは、昨シーズンの世界選手権(韓国)の大回転で優勝、ワールドカップ最終戦(カナダ)ではスーパー大回転、大回転、回転の3種目で優勝し、その後発表された世界ランクでは、総合で第3位、大回転では第2位にランキングされています。
鈴木君は、「今日の壮行会に、このような多くの人に集まっていただき、とても感謝しています。大学のみなさんから応援をもらっていると思うと『頑張るぞ!』という気持ちになれます。メダルを大学に持ち帰りたい」と力強く語ってくれました。
鈴木君は、今月24日(水)にワールドカップ最終戦(アメリカ)出場のため日本を発ち、その後カナダに入り、3月13日(土)にパラリンピックの初戦を迎える予定です。
壮行会に先立ち、沢辺瀞壱飯能市長を表敬訪問
成田学長とガッチリと握手
壮行会には多くの学生が出席しました
チアダンス部がダンスでエール
共同記者会見に臨む鈴木くん