経済経営学部4年の坪井翔さんは、TEAM TOM'Sに所属し、世界で活躍するカーレーサーを目指しています。
　一昨年新設されたFIA F4選手権ではシリーズチャンピオン（初代）を獲得し、昨年から全日本 F3選手権に参戦しています。また、今年からは日本を代表するレース"SUPER GT"300クラスにもLEXUS RCFから参戦しているので、こちらもご注目下さい。
　2017年11月11日（土）～12日（日）にツインリンクもてぎにて行われた2017年SUPER GTシリーズ 第8戦のレポートが届きましたので、ご紹介します。

　GTは最終戦。最終戦はハンデがなくなるので、全車ノーウエイトでのレースになりました。僕たちはランキング２位でしたが、チャンピオンを取るには表彰台に乗る事が絶対条件だったので、厳しいレースにはなると予想されていました。

Q1

　Q1を担当しました。練習からペースが良くなく、Q1も通れるか微妙な程で、アタックラップにおいてトラフィックでアタックが出来ず、思うようなアタックが出来なかったので余計心配でしたが、何とか通過出来てバトンタッチする事が出来ました。

Q2

　状況は変わらず、思ったよりタイムも上がらず、予選で前に並んでおきたかった事を考えると厳しい予選となり、それでも何とか8番手を取る事が出来たので、作戦で前にいくしかないと感じました。

RD8決勝

　上位組とは作戦が違う事が予想されたので、とにかく粘るレースをするしかないと、チーム全員で力を合わせしっかりレースを組み立てていきました。それでもやはりトップとはスピード差がありすぎて離される一方で、タイヤ無交換作戦で対抗しましたが、届かず。防戦するしかない状況でしたが、順位を上げ、守り抜き、6位でゴール。

　チャンピオンの権利を残して挑んだこのレースでしたが、厳しいレースとなってしまいました。低速コーナーが苦手なRCFとしては、もてぎは相性が悪かったのはありますが、6位という結果を残せた事でランキングも3位を取る事が出来ました。

　初めてのGTレースで2勝し、ランキング3位を取れた事はとても良かったと思いますし、沢山の経験が出来ました。1年間応援していただき、ありがとうございました。