2016年6月アーカイブ

夢はF1ドライバー⑦~経済経営学部 坪井翔~

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 経済経営学部3年の坪井翔さんは、TEAM TOM'Sに所属し、世界で活躍するカーレーサーを目指しています。
 昨年新設されたFIA F4選手権ではシリーズチャンピオン(初代)を獲得し、今年から全日本F3選手権に参戦しています。
 前回第5戦・6戦のレポートをお届けしましたが、6/11(土)、12日(日)に鈴鹿サーキットで行われた第7戦・8戦のレポートが届きましたので、ご紹介します。

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 第5戦・6戦から間が空く事なく鈴鹿ラウンドへ突入しました。岡山の後、86/BRZワンメイクレースに出ていた事もあり毎週レースというスケジュールで良い経験ができています。
 鈴鹿は開幕戦で走っており、課題を克服すれば戦えると感じていたので楽しみでしたが、練習から思ったより上手くいかず、トップとは少しタイム差がありました。

6/11午前のRD7 予選。
今回はS耐との同時開催なのでSFの後程の路面変化はありませんでした。セットは外していませんでしたが、セクター1がライバルより劣っていてチームメイトと1-2は獲れましたが2位で終わってしまいました。


引き続きRD8 予選。
RD7でセクター1が遅かったのでそこを意識してアタックしました。セクター1自己ベストは出しましたが少し届かず、2番手で終わってしまいました。開幕戦と比べるとトップとは縮まりましたがトップにはやはり届かず、まだ改善点はあるのだと思いました。


11日午後のRD7 決勝。
2番手からのスタート。2番手スタートなのでスタートで狙える位置にはいました。前に出ればチャンスあると思い集中していきました。今シーズン1番のスタートが決まり1コーナーまでに横まで並べましたがギリギリまで寄せられてしまい当たりそうだったので2番手に留まるしかありませんでした。そこからのペースが良くなくあっという間に後ろにいたVW勢に攻められ4番手まで落ちてしまいました。VW勢はセクター3(ストレート部分が多い所)が速く、ついていく事が出来ませんでした。その後トップ2台が接触し1台がストップし3位でゴールしました。その接触で1台ペナルティで繰り上げ2位になる事が出来ました。


12日午後RD8 決勝。
また2位からのスタートなので今度こそスタート決めようと思っていた矢先、グリッドにつく為にグリッド試走をしている時にピットロードを通過する際、いきなりエンジンが止まりました。アイドリングが低いだけかと思っていましたがその後エンジンがかかる事はありませんでした。
こうしてRD8はグリッドにつく事なくレース終了しました。

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 7戦連続で表彰台を獲得し、ポイントもトップと3ポイント差の2位へ上がりここで逆転するチャンスだと思いましたが、第8戦を走れず連続表彰台記録はあっけなく終了してしまい、ポイントランキングも3位へ落ち、振り出しに戻ってしまいました。非常に残念ですがこれもレースです。
 次戦までには少し時間があるので、気持ちを切り替えて実力で2連勝出来るように頑張りたいと思います。

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 次回第9戦・10戦は7月16日(土)、17日(日)に第3戦・4戦と同じ富士スピードウェイで行われます。坪井さんの応援をお願いいたします!

駿河台大学は、今年創立30周年を迎えます。11月に30周年記念式典を開催するにあたり、駿河台大学をテーマとした30秒の映像作品を募集し、グランプリ作品については、本学のCM動画として、公式に発信いたします。

個人でも団体でも応募可能ですので、興味のある方はぜひご応募ください。

募集内容

以下のいずれかのテーマに沿った30秒の映像作品を募集します。応募作品は未発表のものに限ります。※ジャンルに指定無し
グランプリ作品については、本学のCM動画として採用します。(全体ではなく一部の採用となる場合もあります)

テーマ

1.駿河台大学憲章 <ひとりひとりと>
ひとりひとりの歩幅はちがう。ときに並んで歩き、ときに手を引く。建学の時から継承される思い、それを我々は愛情教育と呼ぶ。
2.緑豊かなキャンパス
3.アウトキャンパス・スタディ
4.駿大生のキャンパスライフ

応募期間

2016年7月1日(金)~9月23日(金)消印有効

応募方法

QuickTime,AVI等、パソコンで再生可能なデータ形式でDVD-Rに焼くか、USBメモリに入れ、応募用紙と一緒に、駿河台大学入試広報部まで郵送してください。(持参可)
(DVD-R,USBメモリは返却いたしません。)

詳細は以下のポスターをご覧ください。
(クリックすると画像が大きくなります)
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お問い合わせ

駿河台大学 入試広報部
TEL:042-972-1124
E-mail:nyushi@surugadai.ac.jp

【法学部】資格試験ガイダンスが開催されました

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名誉教授の称号記授与式が行われました

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 6月22日(水)、理事長室にて、駿河台大学名誉教授称号記授与式が行われました。

 出席された8名の名誉教授一人ひとりに、山﨑善久理事長が称号記を授与し、吉田恒雄学長からこれまでの教育及び学術上の功績に敬意を表すとともに、本学での功労に感謝の言葉を述べました。

 閉式後は記念撮影が行われ、その後の軽食会では、和やかな歓談の場となりました。

 今年度、名誉教授の称号を授与された方々は次のとおりです。

 天野武男  名誉教授(法学部)
 太田幸夫  名誉教授(法学部)
 池野秀弘  名誉教授(経済経営学部)
 鎗田英三  名誉教授(経済経営学部)
 波多野宏之 名誉教授(メディア情報学部)
 廣野行雄  名誉教授(現代文化学部)
 本間邦雄  名誉教授(現代文化学部)
 吉野瑞恵  名誉教授(現代文化学部)
 太田隆士  名誉教授(心理学部)
 星川 煕  名誉教授(心理学部)
 山本耕一  名誉教授(心理学部)
 島 伸一  名誉教授(大学院法務研究科)

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写真左から、山﨑理事長、天野名誉教授、太田名誉教授、波多野名誉教授、本間名誉教授

廣野名誉教授、島名誉教授、星川名誉教授、吉野名誉教授、吉田学長

平成28年度新潟県大学奨学生の募集について

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 新潟県教育委員会より、平成28年度新潟県大学奨学生について募集がありましたので、ご案内します。

1 出願資格:
 (1)県内に居住する者の子弟で、経済的理由により修学が困難な者であること
 (2)1年生については、高校等における学習成績の評定を、全履修科目について、平均した値が3.5以上(5段階評価)であること
  (大学入学資格検定及び高等学校卒業程度認定試験合格者は除く)。
 (3)2年生以上については、申込時までの大学の成績で、B以上が全履修科目の50%を超えること。
 (4)本人の保護者の1年間の認定所得金額が別表第1の収入金額以下であること。
  *具体的な所得基準は募集案内で確認してください。
 (5)日本学生支援機構の第1種奨学金貸与を受けていない者(重複して申し込みをすることはできますが、併用はできません)。

2 貸与月額:自宅:44,000円 自宅外:51,000円(無利子)

3 貸与期間:平成28年4月分から在学する学校の最短修業年限の終期まで

4 申請締切:平成28年7月6日(水)
 ※募集要項は学生支援課で受け取るか、以下よりダウンロードし印刷して使用してください。
 ※出願の際は、本人等が記入する書類のほかに「推薦調書」が必要です。事前に学生支援課宛に推薦調書の記入を依頼してください。

5 返還について:貸与終了後、年賦または半年賦のいずれかの方法で、最長15年以内に返還。

6 参考 新潟県 奨学金ガイド 
 http://www.pref.niigata.lg.jp/kotogakko/1222020128706.html

<お問い合わせ先>

〒357-8555 埼玉県飯能市阿須698

駿河台大学 学生支援課(奨学金係)

TEL 042-972-1101


いるま環境フェアに駿河台大学が参加しました

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西武ライオンズと協定を締結しました

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 6月17日(金)飯能警察署に於いて2016年度の「学生防犯リーダー」委嘱式が行われ、飯能警察署長より委嘱状の授与及び激励の言葉が贈られました。

 委嘱式には、今年度の学生防犯リーダーとして採用された20名の学生の内8名の学生が参加し、参加学生を代表して、法学部2年四倉知美さんより『安全で安心な街 飯能を実現するために、若さと行動力を生かし、大学生である私たちに何ができるのかを考え自ら防犯意識の醸成に努めていきたい』との決意表明がありました。

 学生防犯リーダーのみなさんは、今後飯能警察署や飯能市と協力しながら、防犯パトロールやキャンペーンへの参加、また本学学生のみならず、大学生が犯罪被害に遭わないよう犯罪情報の発信や被害防止に努める活動等を行う予定です。

 ※大学生を犯罪被害から守り、安全で安心して暮らせるまちづくりのため、2012年6月25日に駿河台大学・飯能市・飯能警察署の三者による「飯能市における大学生安全協定」を締結し、その一環として、地域・大学生に対する防犯指導・啓発活動の中心となる「学生防犯リーダー」を毎年募集しています。

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認知症サポーター養成講座を行いました

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「ホタル鑑賞会」を行いました

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 6月14日(火)本学のビオトープ(野球場バックスクリーン付近)で毎年恒例となっているホタルの観賞会を行い、地域の方々や学生など約30名が参加しました。

 当日は、経済経営学部の伊藤雅道教授(環境生物学)によるホタルの講義を30分ほど行い、その後ビオトープに移動しホタルを観賞しました。
 ホタルが飛び立つと、参加者からは歓声が上がり、ビオトープ内はとても幻想的な雰囲気に包まれました。
 参加者から、「とてもきれいだった」「初めてホタルを見たが、こんなにきれいだとは思わなかった」などの感想が上げられました。
 今後も数週間程度は、ビオトープでホタルを見ることができます。皆さんも一度ビオトープに足を運んで、実際にホタルをご覧になられてはいかがでしょうか。

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ホタルに関する講義の様子

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ホタルの様子

【法学部】模擬選挙(模擬投票)が実施されました

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【現代文化学部】授業の一風景-演習Iから-

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 日本学生支援機構では、一般の寄附者から寄せられた寄附金を財源に、経済的な理由により修学に困難がありつつも、学術、文化芸術、スポーツ等の各分野で優れた業績を挙げた学生を顕彰し、奨励・支援しています。

 応募資格に該当する学生は学生支援課に申し出てください。

応募資格((1)(2)いずれも満たす者)

(1)各学部の3年生以上の学生で、日本学生支援機構奨学生または第二種奨学金の推薦基準を満たしている学生
(2)本学在学中における業績が、以下のいずれかに該当する学生
A.学術分野:国際的または全国的規模の功績が認められる者。
B.文化・芸術分野:国際的コンクール等で優秀な成績を収めた者、または日本を代表する全国的規模のコンクール等で、特に優れた成績を収めた者。
C.スポーツ分野:オリンピック等の国際的な競技会等で優秀な成績を収めた者、または国民体育大会等の全国的スポーツ競技会等で、特に優れた成績を収めた者。
D.社会貢献分野:自らの発案・活動により他者や公共の利益に尽くした者で、行政や民間の公益団体等の公的な機関から表彰を受け社会的に特に高い評価を受けた者等
E.産業イノベーション・ベンチャー分野:実生活に役立つものづくり、ユーザー視点の企業の発案又は実現、ビジネスモデルづくり等、新たな産業の発展に資する活動をした者で、行政や民間の公益団体等の公的な機関から表彰を受け社会的に特に高い評価を受けた者等
F.国際交流分野:国内外で、異文化と接点のある活動をし、相互理解の場を広げた者で、行政や民間の公益団体等の公的な機関から表彰を受け社会的に特に高い評価を受けた者等

奨励金(全国大学の応募者から選考)

 ・大賞 50万円  ・優秀賞 30万円  ・奨励賞 10万円

申込期間

 7月29日(金)までに必要書類を学生支援課まで提出のこと。

<お問い合わせ先>
〒357-8555 埼玉県飯能市阿須698
駿河台大学 学生支援課(奨学金係)
TEL 042-972-1101

【メディア情報学部】丸山ゼミナール懇親会開催

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夢はF1ドライバー⑥ ~経済経営学部 坪井翔~

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 経済経営学部3年の坪井翔さんは、TEAM TOM'Sに所属し、世界で活躍するカーレーサーを目指しています。
 昨年新設されたFIA F4選手権ではシリーズチャンピオン(初代)を獲得し、今年から全日本F3選手権に参戦しています。
 4月23日(土)から始まった全日本F3選手権も5月29日(日)で第6戦を終え、坪井さんは6戦連続で表彰台を獲得しています。
 坪井さんより第5戦・6戦岡山国際サーキットのレポートが届きましたので、ご紹介します。

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 第2大会(第3戦・4戦)から約2週間後に第3大会(第5戦・6戦)が開催され、富士大会が終わったと思えばすぐに岡山ラウンドに突入しました。今大会はSF(スーパーフォーミュラ)と同時開催なので多くのお客さんにご来場いただきました。
 第5戦の前、金曜日からの走行でしたが、午前中は早々にエンジントラブルが出てしまい10周程度しか走れずに終わってしまいました。午後のセッションでは順調に走行でき、課題克服の為練習していましたが結果は5番手でした。
 28日(土)に行われた、第5戦の予選ではしっかりタイヤを温め、ベストが出るタイミングで2周アタックしましたが、SFのフリー走行の後という事もあって路面コンディションが全く違い、合わせきる事ができませんでした。その中でも3番手は獲る事ができました。
 続く第6戦の予選では1回目の予選を踏まえ、1周アタックに絞りそこに向けてタイヤを入念に温め1周をミスなくしっかり攻めました。結果は同じく3番手でしたが、チームメイトより前へ行けたので順位よりも内容が良い予選となり、自分としても納得がいきました。
 午後に行われた第5戦の決勝は3位スタート。今年一番スタートが決まり、1コーナーをアウトから抜き2番手に上がりました。後ろの方が圧倒的にペースが良く、いつ抜かれてもおかしくない状況でしたがなかなか抜けない岡山のコース。自分がミスさえしなければ抜かれない自信はあったので自分の走りに集中しミスなく走り続け結果は2番手でフィニッシュ。
 29日(日)の第6戦決勝は同じく3位からのスタートでしたが、この日はF3レース初めてのウエットレース。以前雨でこのコースをテストで少し走った時に調子が良かったので、自信がありました。スタートで大失敗してしまい1コーナーまでに4番手、2コーナーで5番手に落ちてしまい序盤は耐え続けるレースで後半は良くなったものの、前半の代償は大きくそのまま3番手でフィニッシュ。チームメイトには勝つ事ができました。

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 6戦連続で表彰台を獲得でき、ポイントランキングも3番手へ浮上しました。2位、3位は獲り続けていますが、まだ未勝利です。
 そろそろF3も折り返し地点になります。勝たなければならない時期にも入っていると思います。決勝中のペースなどまだ課題は残っていますがスピードがついてくれば勝てると思っているので短い時間でしっかり課題克服し勝てるよう準備していきます。
 次は鈴鹿ですが開幕戦で走っているのでチャンスはあると思うので粘り強く戦いたいです。

 次戦は6月11日(土)、12日(日)に鈴鹿サーキットで行われます。坪井さんへの応援をお願いいたします!

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スポーツ教育センター講師 吉松 梓

 5月29日(日)、健康・スポーツ演習「野外・キャンプ」の授業の一環で、高尾山登山を行いました。本授業では、夏期休業中に富士山に挑みます。今回はその予行練習としての登山となりました。

 天気も良く絶好の行楽日和だったこの日、午前9時半に京王線高尾山口駅に集合し、上りは表参道コースの1号路から上ります。

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 1時間ほど急な坂を登り切ってケーブルカーの山頂駅周辺につくと、さすがの休日とあって沢山の人です。ここからは立ち並ぶお土産屋に誘惑されつつ、また荘厳な薬王院の佇まいに見とれながらゆっくり進みました。

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 そして12時前には山頂に到着。残念ながら富士山は望めませんでしたが、青空の下に東京の町が広がり心地よい風が吹いていました。
 
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 下りは上りとは別コースの自然豊かな6号路を進みます。上りとはまったく雰囲気のちがう沢沿いの道を「トトロがでてきそうだね」と話しながら下りました。そして、順調に歩いて14時頃には無事に下山することができました。

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 高尾山と富士山の共通点、信仰の山としての歴史、メジャーな観光地であることのメリット・デメリット。そのようなバックグラウンドにも思いを巡らす機会になったのではないかと思います。

【現代文化学部】卒業生の声 門舛祥悟さん

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飯能市立図書館で本学所蔵貴重図書展が開催中です

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 飯能市立図書館で、本学所蔵貴重図書展が始まりました!

 駿河台大学メディアセンター所蔵貴重書展「フリードリヒ博士旧蔵書コレクション」の中からトマス・ホッブズ『リヴァイアサン』ほか、17世紀から19世紀に至る歴史上著名な図書を選んでご紹介しています。

 ぜひ、この機会に本物の迫力を体験してください!

期間:2016年5月28日(土)~6月23日(木)

会場:飯能市立図書館1階
   (埼玉県飯能市山手町19番5号 飯能駅から徒歩15分)
  ※会期中展示替えを行います


「フリードリヒ博士旧蔵書コレクション」について

 カール・ヨアヒム・フリードリヒ(Carl Joachim Friedrich 1901-1984)博士は、アメリカの著名な政治、行政学者で、政党と権力の解明などに多大な業績を残した政治理論家として知られています。

 博士は、ドイツのライプツィヒで生まれ、マーブルク大学を卒業後、ハイデルベルク大学で学位を得たのち1922年にアメリカに渡り、1938年帰化、ハーバード大学教授として行政学を講じました。

 第二次大戦後、占領地統治に参画、欧米諸国の政治制度に精通し、全体主義研究に傾倒しました。殊に関係説と実体説を統合した新しい権力観を樹立し、この見地から権力分割を中核とする立憲政治を考察、民主政治との関連において官僚制、権力分立、議会政治などの諸問題を研究し、高い評価を得ています。

 本コレクションには、南米、ヨーロッパの憲政史資料、法哲学、政治理論史、政治哲学、社会学、行政学などの古典、及び研究書が体系的に蒐集されており、博士の該博な知識を物語る優れた内容となっています。


 貴重図書展チラシ

 貴重図書展説明
 

教職課程を履修して思うこと(第3回)

若佐幸司

駿河台大学勤務

 高校の恩師の教師としての姿に強く憧れていた私は、大学に入学して迷うことなく教職課程を履修しました。

 教職課程履修生は通常の学部生としての履修科目に加え、教職課程における専門の履修科目を履修する必要があり、毎日、同じ教職を志望する者たちと、朝から晩まで大学で講義や教育学のゼミでの討論に明け暮れて過ごしていた日々が懐かしく思い出されます。毎日の予習、復習に加え日々の課題と、正直かなりハードではありましたが、共に努力し、支えあってきた学友達とのふれあい、そして先生方のサポートを受け、とても充実した、楽しい毎日を過ごしました。

 私は法学部生で歴史好きもあって、社会科の教師になることを志望していましたので、学部生の履修科目として、法律および社会学系の科目に重点を置きつつ、教職科目を履修するというスタイルをとりました。そこで学んだ一つ一つが自分にとってかけがえのない財産となっています。

 そのような充実した大学生活を送り、教職課程の集大成である4年次の教育実習を迎えましたが、この実習を通じて得た体験は私にとって一生涯忘れることができない、本当に貴重な体験でした。その日々と生徒たちの笑顔が15年以上経った今でも、昨日のことのように思い出されます。

 教職課程を履修することで、教育への心構えから教育の具体的な方法、基礎となる法令、そして教科に関する内容まで幅広く学ぶことができましたが、何より私が得たものはコミュニケーション能力でした。教職課程を履修することにより、コミュニケーションを行う機会に恵まれ、とりわけ実際の教科指導の際に、いかに生徒にわかりやすく伝えるか、言葉の一言一句を考え意味を学ぶ努力がコミュニケーション能力の向上につながったのだと思います。

 結果として教職には就かず、大学職員として母校に勤務しておりますが、大学在籍中に教職課程を修め、そこで培った力は私の成長の原点であり、それがなければ今の自分はなかったと思います。これから履修を考えている皆さんが、たとえ結果として教職に就かなくとも、教職課程で学んだこと、培ったコミュニケーション能力、そしてかけがえのない学友は、自分の可能性と視野を広げ、確実に自分を成長させてくれるはずです。

 今、履修を迷っている皆さん、興味はあるけれどまだ教職に就くと決めていない皆さん、ここで一歩前に進む勇気を出して、教職課程にチャレンジしてみてください。将来どのような職業に就くことになっても、きっと私と同じように「教職課程を履修してよかった」と心から思える日が来るでしょうから。

埼玉県の「赤ちゃんの駅」に登録しました

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 「赤ちゃんの駅」をご存知ですか?

 「赤ちゃんの駅」は、誰でも自由におむつ替えや授乳ができるスペースの愛称で、埼玉県では乳幼児を持つ子育て家族が安心して外出できる環境づくりを進める上で「赤ちゃんの駅」の設置を進めています。

 この度、本学では学内2カ所にあるトイレにおむつ交換台を設置しているとして「赤ちゃんの駅」登録を行いました。埼玉県で大学の登録は本学が初めてとなります。

 場所は講義棟4階の障がい者用トイレと、テニスコート脇トイレ(多目的トイレ)の2か所。こちらのトイレはどなたでもご利用いただけます。埼玉県のマスコット「コバトン」のステッカーが目印です。

 今後も本学は、地域に根差した大学として、地域との連携・活性化に努めてまいります。

 詳しくは以下のページをご覧ください。

 埼玉県 赤ちゃんの駅紹介ページ
 https://www.pref.saitama.lg.jp/a0607/akachan-st-main.html

 埼玉県子育てマップ 赤ちゃんの駅の登録施設検索ページ
 http://www.saitama-support.jp/map/baby/


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(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)

【現代文化学部】ソーシャルファーム研修実施報告

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