2011年6月アーカイブ
東日本大震災の影響で中止された2010年度卒業式の代わりに、
2011年6月12日に執り行われた「卒業を祝う会」の式典の模様です。
制作担当:斎賀和彦(メディア情報学部教授)、高田昌裕(エンジニア兼TA)、小池俊範(斎賀和彦ゼミナール)、野村早紀(斎賀和彦ゼミナール)。
6月16日(木)、昨年に引き続き飯能キャンパスで整備を進めているビオトープ(野球グラウンド脇の流水路)において、近隣の住民の皆さんを招いて、「ホタル鑑賞会」を行いました。
60名を超える参加者は18時半に集合し、まず第2講義棟で「環境生物学」等を担当している経済学部の伊藤雅道教授からホタルの生態やビオトープの整備状況の説明を受けました。
ビオトープでは、3月末に放流した幼虫が羽化したヘイケボタルの光が、数日前から目撃されていました。ただし、ビオトープで羽化したヘイケボタルだけでは、発光が地味で、数も少ないため、当日は、ビオトープの監修をお願いしている「NPOホタルの会」に準備していただいたゲンジボタルの成虫とヘイケボタルの成虫を伊藤教授のゼミの学生に放してもらいました。
学生ラウンジで軽食をとりながら、暗くなるのを待ち、19時半にいよいよビオトープに移動しました。小雨の降る中、傘をさしながらの観賞となりましたが、雨と比較的低い気温であったため、例年よりじっくりと蛍を観賞することができました。
活発に飛び回り明るく点滅するゲンジボタルの光と、穏やかに明滅するヘイケボタルの光とが交錯する幻想的な光景に、参加者一同が見入っていました。
今後も数週間程度は、ビオトープでホタルを見ることができます。皆さんも一度ビオトープに足を運んで、実際にホタルをご覧になられてはいかがでしょうか。
2011年6月1日から4日にかけて、第9回世界ラート競技選手権大会がドイツのアルンスベルクで開催され、出場して参りました。大会には16カ国、98名の選手が出場し、数々の技を披露し点数を競い合いました。
本大会は、私自身4年ぶり5回目の出場でした。たくさんの方々の心強い応援に支えられ、助けられ、大会を迎えることができました。
結果は、女子斜転の部で3位、女子跳躍の部で5位を獲得することができました。
駿河台大学で「ラート」というスポーツの文化を広めたい思いがあり、今回私は再出発をしました。そのことをきっかけとして競技に再び挑戦したことで、勝負をすることについて私自身がたくさん考えることができた貴重な日々となりました。練習期間においても、大会当日においても、本当に素敵な時間を過ごすことができました。スポーツを通して何かを伝えていくことが私の仕事です。今回の経験において私自身が学んだことを、学生の皆さんに伝えていければと思っております。
皆様の暖かいご声援、誠にありがとうございました。
↓世界ラート競技選手権大会の動画
6月16日(木)昼休み時間を利用して、七夕まつりの飾りつけを行いました。
はじめに、仙台七夕まつりの紙芝居を鑑賞し、国際交流課から七夕飾りの説明を受けた後、各々で飾りをつくりました。
集まってくれた学生さんは、ミュンヘン大学(ドイツ)と 聊城大学(中国)からの交換留学生3名のほか、日本人学生12名のみなさん。国際交流委員の秋山洋子教授と竹中彌生教授の指導のもと、七夕の話だけではなく、外国や留学の話などをしながら、皆で楽しく七夕飾りをつくりました。
留学生は、隣で「折り紙」を器用に折る先生方や学生を見ながら、『七夕の願いごと』について、思いを馳せていました。
七夕飾りの短冊は、7月7日まで自由に書いて吊るすことができますので、みなさんも『お願いごと』を書きに外国語教育センター(第2講義棟5階)までお越しください。
また、7月7日(木)の七夕当日には、軽食を食べながら、各国・各地方での七夕文化について発表をする予定です。奮ってご参加ください。
ボランティア活動支援室では、今後のボランティア活動について説明会を開催いたします。
今年の夏休みは、新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
☆初めての方でも、お気軽にご参加ください。
【日時・場所】
7月7日(木) 12:35~13:10
7207教室
【内容】
夏休みにできるボランティア活動の紹介
ボランティア登録について
その他、
ボランティア活動を行っている先輩から話を聞くことができます。
どんな活動ができるのか?などの質問にお答えします。
日頃から本学硬式野球部に温かいご声援をいただき、有り難うございます。
このほど硬式野球部は平成23年東京新大学野球連盟春季2部リーグに優勝し、6月11日(土)・12日(日)の2日間にわたり、飯能市民球場において1部リーグ6位の共栄大学を相手に1部・2部入れ替え戦に臨みました。結果は、2戦2敗となり1部への昇格を逃しました。しかしながら、1部の強豪大学を相手に堂々戦いました。
11日(土)飯能市民球場1部・2部入れ替え戦 第1戦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
駿河台大 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
共栄大 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 1 | 2 | × | 7 |
(駿) ●関谷、矢島、島村-神谷
(共) ○傳法谷-山本
二塁打:(共) 白土・鈴木
11日(土)の第1戦では、3回表に1点を先制したもののその裏に2得点をとられ、最終的には1対7で初戦を落としました。
12日(日)飯能市民球場1部2部入れ替え戦 第2戦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
共栄大 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 6 | 2 | 15 |
駿河台大 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 2 | 0 | 7 |
(共) ○金子、伊藤、宮田-山本
(駿) ●津田、渡辺、佐藤、飯島、矢島-神谷
本塁打:(駿) 上野
二塁打:(共) 早川、(駿) 宮崎
12日(日)の第2戦では、初回に2得点を先制され、我慢の展開となりましたが、7回裏に主将上野選手の3ランホームラン等で2点差までに追いつきました。しかしながら、最終的には15対7となり1部昇格を落としました。
秋季リーグでは、この悔しさを胸に、さらに成長したチームにするため切磋琢磨してまいります。
最後に試合へお越しいただきました皆様の応援に感謝を申し上げるとともに、さらなるご声援を賜りますよう心からお願いいたします。
東日本大震災とそれに続く余震の影響や計画停電の実施、更には交通機関の混乱という状況の中で、3月25日に予定していた卒業式は、やむなく中止としましたが、卒業生の飛翔を応援することを目的として、6月12日に「平成22年度卒業を祝う会」を開催しました。既に、社会人としての新生活が始まり、忙しい中にも関わらず、多くの卒業生が参加しました。
式典で、卒業生代表として挨拶に立った法学部卒業生の妹尾章弘さんは、卒業間近の3月11日に帰省先の福島県で被災し、避難所で不安な日々を過ごしていたとき、大学の友人からたくさんの励ましの言葉が届き、「自分は多くの人の支えがあり、生きていることを改めて認識した。今回の震災で奇跡的に生かされた意味を見出し、社会に貢献できる人間になりたい」と力強く語りました。
式典終了後には、後輩である在学生が企画した懇親パーティーが開催され、ゼミの先生や教職員と再会した卒業生は、旧交を温め、駿河台大学で培われた絆をより一層強いものにしていました。
本学硬式野球部は平成23年東京新大学野球連盟春季2部リーグに優勝し、6月11日(土)13時から飯能市民球場において1・2部入れ替え戦に臨みました。先に2勝すれば昇格することになります。本学は対戦相手の1部リーグ6位の共栄大学を相手に堂々戦いました。
前日からの雨模様で9時に予定されていた試合開始が遅れ、13時のプレーボールとなりました。本学は3回表に1点を先制したもののその裏に2得点されて逆転、最終的には1対7で初戦を落としました。明日6月12日(日)15時から2試合目が同会場にて予定されています。駿大硬式野球部の奮起に期待します。
本日の試合にお越しいただきました皆様の応援に感謝を申し上げるとともに、2試合目以降も引き続きご声援賜りますよう心からお願いいたします。
埼玉県では、「ぐるっと埼玉サイクルネットワーク構想」を打ち立て、自転車の利用による地域の活性化、健康増進、交通安全等を目指しています。これに関連して、駿河台大学では、県が実施する「自転車観光実態調査」を受託し、現代文化学部の天野を中心に、調査にあたっています。
主な調査はふたつあります。ひとつは、自転車で観光に来られたお客様に対する実態調査で、6月5日には、西武秩父駅・道の駅あしがくぼ・道の駅ちちぶの3箇所で、第1回目の調査が実施されました。
学生諸君が各調査地点で、通行量調査をするとともに、①居所、②目的地、③支出額などを対面アンケート形式で聞き取りして把握しています。当日ご協力頂きました皆さまありがとうございました。
ふたつめは、西武秩父駅(秩父観光情報館)、長瀞駅(長瀞町観光協会)で貸出が行われているレンタサイクルにGPSロガーを取り付け、この走行記録(ログ)を把握し、貸し出された後の自転車がどのように活用されているのかを知り、将来的に自転車の走行環境整備などの計画に資するデータを収集することです。
ある日のレンタサイクルのログを見てみましょう。左が長瀞駅を起点としたもの右が西武秩父駅を起点としたものです。
長瀞は、2011年5月に「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に掲載され、これを機に多くの来訪者が期待されています。このログを見ると、まず、荒川沿いを南に移動し、親鼻橋を渡り、右岸側を北に移動しています。高砂橋で左岸側に戻り、南下して宝登山のロープウェイ乗り場まで行っていますが、滞在時間から察するに、ロープウェイには乗らずに宝登山神社を参詣してお帰りになったことが分かります。この間、12.8kmをおよそ4時間かけて廻られていらっしゃいました。
秩父のログを見てみると、少し違和感を感じさせるデータが浮かび上がってきました。というのも、秩父の町中を細かく移動しているかと思うと、秩父神社には立ち寄らず、その秩父鉄道との線路きわを徘徊しています。秩父といえば札所巡りが伝統的な観光資源で、このログでも17番札所の定林寺に立ち寄っていますが、その他の札所には立ち寄った形跡が見られません。かと思うと、一転、あまり観光資源としては注視されてこなかった秩父橋まで、約4kmの道のりを移動し、ここを北側のエッジとして行動しています。
実はこれには理由があります。現在、フジテレビのノイタミナという深夜アニメの枠で「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」というアニメ作品が放映されていますが、この舞台が秩父市とされていて、劇中に秩父市内の風景が沢山登場しています。上記の秩父橋、秩父神社と線路の間、17番札所定林寺は、いずれも作中で大きく取り上げられた場所で、これらの場所を、めぐるいわゆる「聖地巡礼」が、ファンの間で盛り上がってきたことを示すデータと分かります。
10月までの5ヶ月間をかけて、これらのデータを収集し、最終的な報告書の作成までを受託致しました。現地を訪れる機会がありましたら是非ご協力下さい。
6月5日(日)、早稲田大学東伏見ホッケー場にて関東学生ホッケー1部春季リーグの優勝決定戦が山梨学院大学を相手に行われました。
前半は2点を先取されるものの、後半に本学がPSから1点を取り、山梨学院大学の守備体制の穴をついて2点目が期待されましたが、最終的には力つきて1対4での敗戦となりました。
久々に山梨学院大学から得点を挙げることとなりましたが、善戦するのが精一杯という結果となりました。
6月30日(木)には全日本大学ホッケー王座決定戦の1回戦が、奈良県・親里ホッケー場にて行われます。本学の対戦相手は、新興の聖泉大学(関西第3代表)です。勝利を上げてシード校である強豪の東海学院大学(東海第1代表)と戦えるよう、期待したいものです。
硬式野球部が、6月4日(土)に行われた首都大学東京との試合にサラナラ勝ちし、東京新大学リーグ2部優勝を果たしました。
昨シーズン(2010年度秋季リーグ2部)2位だった硬式野球部は、今シーズンの2部優勝と1部昇格を目指していました。
1・2部の入れ替え戦は、1部6位の共栄大学との対戦で、6月11日(土)(9:00試合開始)と6月12日(日)(15:00試合開始)に行われる予定です。会場となる飯能市民球場は、本学飯能キャンパスから徒歩約5分のところにあります。みんなで、硬式野球部を応援しましょう!