【法学部】延世大学から帰国した木ノ内君の体験記です09.11.23

 本学の長期留学提携校である韓国の延世大学から帰国した、法律学科3年木ノ内和茂君から体験記が届きましたので、紹介します。

韓国の警察署の見学とパトロールの同行

 今年の4月から9月まで、交換留学生として韓国の延世大学に留学をしていた、法律学科3年の木ノ内和茂です。堀田周吾先生のお知り合いの方の紹介を通して、ソウル市松坡(ソンパ)区を管轄する松坡警察署交通指導係のタク・サンス警査(日本の巡査部長に相当)の勤務に同行させていただくという機会がありました。その時のことについて、ご報告させていただきます。
 まず、タク・サンス警査が所属されている交通指導係、つまり交通警察の仕事内容についてです。仕事内容は、大きく分けて3つです。一つ目は、渋滞時などの交通整理。二つ目は、交通違反者の取締り。三つ目は、VIPの移動時などの交通規制ということです。また、日本と同様に高速道路は、高速道路専門の警察官がいるそうです。
 当日、私は、午後2時頃に蚕室(チャムシル)という地下鉄の駅で待ち合わせという約束をして、待っていました。すると、1台のパトカーが近づいてきて、サイレンを鳴らしました。そして、スピーカーで私の名前も呼ばれたので、待ち合わせをした警察官の方がいらしたということに気付きました。私の警察署の見学とパトロールの同行は、パトカーが迎えに来るというかたちでスタートしました。
 パトカーに乗り、車内で自己紹介等をし、警察署に行くことになりました。警察署に到着すると、まず捜査課(日本の刑事課に相当)に連れて行っていただきました。入口の外から見せていただいたのですが、やはり緊張感が漂っていました。
 次に、生活安全課指令室に行きました。入ると同時に、戦闘警察隊が整列していて、自動小銃も持っていたため驚き、圧倒されました。指令室内には、警察署内の監視カメラのモニターがあり、留置施設も映っていました。また、パトカーの位置情報を確認するモニターもあり、移動中や停車中のパトカーの見分け方を教えていただきました。指令室の警察官の方たちに、お話も伺うことができました。

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 その後、再びパトカーに乗り、パトロールに同行させていただきました。パトロール中は、信号違反などの実際に取り締まりをしている場面を、2回見ることができました。また、パトカーの中では、いろいろなお話を聞くことができました。まず、タク警査に、なぜ警察官になったのかという質問をしました。タク警査は、「人のためになる仕事がしたくて警察官になった」とおしゃっていました。その他の話としては、日本と韓国の法意識などのことについて、また勤務時間などについてもお話しをうかがうことができました。そして、再び駅まで送っていただき、韓国の警察のパトロールに同行するという体験は終わりました。パトロール中、タク警査も「韓国人でも通常はパトカーに乗ることはできない」とおっしゃられたので、本当にすごいことなのだと実感しました。今回は、本当に貴重な体験をすることができました。

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