【法学部】セント・マイケル大学留学中の柳澤君より便りが届きました(Vol.2)自由のないところ―バーモント州刑務所訪問その109.08.06

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法学部法律学科2年 柳澤仁実

 今回は、2回に渡ってバーモント州の刑務所を訪問したときの様子を報告します。

 私が訪れた刑務所は、一見、必要なものが全てそろっているように見えました。しかし、何か欠けているような、陰鬱な雰囲気がするというのが第一印象でした。

 私が訪れたのは、Northwest State Correctional Facilityというその名の通り、バーモント州北西部にある更生施設です。一番近くの町からは5~6km離れた、農地が広がるところにあります。昨年までは、男女混合の刑務所だったそうですが、今は女性のみが収監される刑務所です。ほとんどの受刑者は薬物関連の罪を犯した人で、刑期が短い人から25年を超えるような人まで131人が収監されています。中年らしくみえる人は数人で、あとは10代から20代に見え、年齢層が比較的低いのに驚きました。

 刑務所の建物自体はそれほど新しくはなかったですが、コンピュータ室や図書室があったり、小さなジムがあったりして驚きました。また、日本の刑務所でイメージされるような作業場がないのにも驚きました。ただ広い農地があるだけで、そこにも刑罰としての作業というよりは自主的に何人かの人たちが時折話をしたりしながら、農作業をしていました。生活スペースは、刑務所中心部にあるまだ薬物の副作用が強くのこるような人がいる狭い区画と、多くの部屋が集まり各部屋にトイレや洗面台等の設備がある大きめの区画、部屋の中にトイレ等の設備がない中規模区画の3つに分けられていました。後二者の違いはよくわかりませんでしたが、中規模の区画はとても静かで、もうひとつの大きめの区画は騒がしかったのを覚えています。部屋は、2人部屋と1人部屋があって、どちらも4畳より少し狭いくらいの広さで、ベッドの小ささにギョッとしました。

次回は、引き続き刑務所内での活動や食事、警備についてレポートします。


※写真はセント・マイケル大学の図書館です。とてもきれいな建物で、学期中は夜遅くまで開いているので宿題をするのによく利用しています。駿大と同じようにコンピュータルームがあったり、DVDやCDが借りられたり、学生生活に役立つさまざまなサービスが受けられます。

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