(前回の記事はこちら)
こんにちは。現在、交換留学で韓国へ留学中の法学部法律学科3年の木ノ内和茂です。先日、延世大学の隣にある梨花女子大学法学部教授のEu-Bong Lee先生に大韓民国国会議事堂・憲政記念館に連れて行っていただき、訪問してきました。
(Eu-Bong Lee先生と一緒に)

国会議事堂内では、予算決算特別委員会会議場(第2会議場)を見せていただきました。また、国会議員会館に行き、国会議員補佐官(日本では国会議員秘書)の方にお会いし、お話も伺ってきました。
まず、国会議事堂では、臨時国会会期中で忙しいなかを見せていただきました。予算決算特別委員会会議場は、国の予算案や決算の審議・確定に関する重要な役割を担う常設特別委員会が開かれる場所です。次に、見学した憲政記念館では、国会に関する書物や写真をはじめとする様々な資料が展示されていました。議員バッジや選挙ポスターなども展示されていました。さらに、国会議員会館に行き、Park Pan-Real国会議員補佐官にお会いし、韓国の政治に関していくつかお話を伺ってきました。
次が補佐官とのQ&Aです。
(国会内部の様子)

【国会議員補佐官のお話】
1.日本では、衆議院と参議院の両院制を採っていて、時々、一院制に変えようという主張があります。韓国では、一院制を採っていますが、二院制に変えようという主張がでることはあるのでしょうか。
→韓国では、大統領制を議院内閣制に変えようという主張が時々ありますが、一院制を両院制(二院制)に変えようという主張はめったにありません。
2.アメリカでは、両党制が長い伝統となっています。しかし、日本では、新政党ができるというのは、めずらしいことではありません。韓国では、どうなのでしょうか。
→韓国は新政党がよくできます。そのため、韓国政治は地域基盤を主としています。地域を中心に三つに分割してあり、事実上、党が変わっても地域基盤はそのままです。つまり、党が変わることに大きな意味はありません。事実上、首都圏で支持をもらうことが重要となっていて、首都圏で勢力を確保した場合、既存の地域基盤政党から脱するために新政党を作るという場合が多いです。
