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学部・研究科レポート
メディア情報学部で学ぶアニメーション・モジュールを紹介します!
2018年度から新たに誕生した「アニメーション・モジュール」は、大学で学べるアニメーション業界の人材育成に求められる科目の集まりです。
アニメーション業界では、作画のみならず、3DCGや撮影、作品の制作進行のマネジメントといった様々な職種があります。この春から始まるモジュールには、デジタル化を進めるアニメ業界において、どのような知識やスキルが求められているのかをアニメ業界の方々と話し合い、コアとなる科目を配当しました。
今回は、これらの科目を指導して頂くために新たにお迎えした教授陣の横顔を少しだけ紹介します。
春学期から始まる「アニメーション制作論」は、アニメ制作の全体を理解できるという内容を軸とした講義です。この科目は、トムス・エンタテインメントでデジタル推進室長を務める伊東耕平氏を特任教授としてお迎えし、これまでのご経験を活かした「リアル」なお話に加え、デジタル化が進むアニメ業界に求められる人材像も明らかにしてもらいます。
秋学期には、2年生向けのプレゼミナールが開講します。さらに次の年には「プレ・ビジュアライゼーション研究」も開講します。これらの科目は、専門学校での指導やKADOKAWA Contents Academyでカリキュラムアドバイザーの経験がある日高千秋氏を特任准教授としてお迎えし、ハリウッドの映画制作にも用いられている工程や企画の視点も含めた指導をしてもらいます。
また、フリーランスアニメーターの伊與木聡氏をお迎えして開講する「アニメーション作画基礎」では、アニメ業界標準の作画ソフトを実際に利用して、デジタル環境におけるアニメ制作と動画の基礎を学ぶことができます。最新の液晶タブレットを用いて、デジタル作画に関する知識やスキルを丁寧に指導してもらいます。
今年のオープンキャンパスでは、紹介した内容に関係する模擬授業等が予定されていますので、ぜひ楽しみにしていてください!
Profile
伊東 耕平
トムス・エンタテインメント(デジタル推進室長)。アニメ制作会社の制作進行やアニメーションプロデューサー等を経て現職。「交響詩篇エウレカセブン」「アイカツ!」「戦国 BASARA JudgeEnd」「ルパン三世TVSP」など、関わった作品多数。
日高 千秋
TVアニメ「プリティリズム」、ゲームムービー「圧倒的遊戯 ムゲンソウルズZ」などで3DCGアニメーターとして活躍中。
伊與木 聡
劇場アニメ作品「フリクリ2」、ルパン三世等、様々な作品の原画を担当して活躍中。