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学部・研究科レポート
2017.07.24
「ビジネス・ケーススタディ」で特別講師による授業が行われました(株式会社TBSテレビ)
2017年7月10日(月)の3時限、経済経営学部「ビジネス・ケーススタディ-(担当:水尾順一教授)」の講義で、株式会社東京放送ホールディングス(株式会社TBSテレビ) 総務局法務マネジメントセンター企業法務部兼コンプライアンス室担当部長 田辺勝則氏により、特別講義が行われた。
- TBSグループの概要
- 株式会社を考える
- TBSグループの総合リスク管理システム
- 人権と向き合う
- 公益通報者保護法と内部通報―3号通報を考える
- リスクと対策
- TBSグループの行動憲章と行動基準
受講者の学生は、自分たちの関心が高いテレビ局のコンプライアンスについて熱心に聴講しており、学生たちから以下のような感想が寄せられた。
- マスコミが人権と向き合うことで、社会の変化を促進することになると考えれば、それは素晴らしいことだと思います。
- 震災報道をみて感じたのは、自分たちにも危険があるにもかかわらず、様々なリスクに対して真剣に対応し行動していることの素晴らしさです。同社の行動基準と照らし合わせてみれば実践そのものであり、その素晴らしさに感動しました。
- 田辺先生の言葉「東日本大震災の教訓を熊本で生かし、そして伝えたい。それが報道の大きな使命・・・」にもあったように、熊本の震災が発生したときにも5年前の東日本大震災で起こったことを教訓とし対応にあたったそうです。テレビ業界は身近ですが実際は奥が深いということを感じました。
- 鉄道事故の映像をみて、不祥事が再発しないように会社を変えることの大切さを知るとともに、コンプライアンスの重要性を痛感しました。また、備えあれば憂いなしという言葉を今後の人生で大切にしたいと感じました。
- 地震発生時のテレビユー福島の屋内の映像を見させていただきましたが、現場の状況を伝えるためにどんなに深刻で危険な状況でも、カメラを通してリポートするアナウンサーの姿に感銘を受けました。
- 田辺先生から、BPO(放送倫理・番組向上機構)について、放送における言論・表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理の問題に対応する第三者の機関があるということを知りました。
この度はお仕事でお忙しいところ、私たち駿河台大学の学生のために、有意義な講義と貴重な映像を見させてくださりありがとうございました。心よりお礼申し上げます。