10.11.11
11月27日(土)開催のオータムスクールにおいて、経済学部は下記の内容を実施します。
●経済・経営のコース:人の心と経済行動
今回の講義の狙いは、経済学と経営学とが心理学の成果をどのように活用しているのかを説明することです。

第3限「消費者の心とマーケティング:ブランド品はなぜ売れるのか」を例にして説明してみましょう。
ブランド品の特徴の一つが、ブランドの名前がよく知られていることです。
ブランド品とノーブランド品とがあると、皆さんはどちらを買われるでしょうか。
ブランドには、「よく知られている」ことに加えて、品質を保証する、他の製品にはない独自で高い機能を持っている、などの特性を持つものが多いのです。
この特性を利用すれば、よく知らないノーブランド品ではなく、十分に知っているブランド品を買うことが多くなるでしょう。
「みんなが買うからブランド品を買う」という人間の特徴をうまく利用しているから、ブランド品が売れることになります。これを「バンドワゴン効果」と言います。
また、高級ブランド品であれば、それを持つことによって「他人に見せびらかす」気持ちを充たすことができます。これを「顕示効果」と呼びます。
しかし、世の中は、「バンドワゴン効果」や「顕示効果」の効かないお客様もいます。
「みんなが買うから、だから、買わない」という人も少なくありません。これを「スノッブ効果」と名付けます。
マーケティングの第一歩は、想定するお客様の心の内で、「バンドワゴン効果」、「顕示効果」、「スノッブ効果」のどれが強いのかを探ることです。
皆さんの日常の買い物のなかで、上記3つの効果のどれが効いたのか振り返って見てください。人間の心の不思議さと、それを上手に活用する企業の実際が分かってきます。
詳しくは、講義の中で説明しましょう。参加をお待ちしています。