経済学研究科

研究科長メッセージ

研究科長メッセージ

経済学研究科長 池野 秀弘

経済学研究科は、1996年4月、既存の経済学部を基礎に、経済・経営専攻の一専攻修士課程として設立されました。経済学と経営学の両方を学ぶことによって幅広い専門的視野と能力の育成を図るのが本研究科の特色です。設立に際しての経済学研究科の目的は次の通りです。

第一に、国際化時代・情報化時代に対応できる人材の育成を建学の理念とする本学の理想を追求し、教育・研究を通じて社会に貢献するという使命を果たすべく地域社会に根ざした総合大学構想の実現に寄与する。

第二に、近年における学術研究の急速な進展や急速な技術革新、社会経済の高度化・複雑化、国際化、情報化等の変化に伴い、大学院の役割として求められている(1)創造的・先駆的な学術研究の推進とこれを通じての国際貢献、(2)創造性豊かな研究者の育成、(3)高度な専門知識・能力をもつ職業人の養成と再教育、(4)国際化の進展に対応する教育・学術研究面における国際交流の推進、という4重点項目のなかで特に(1)、(3)、(4)を目的としています。

そして、この目的を達成するための具体的教育目標として、(1)高度の専門性を有する職業に必要な専門知識・能力を持った職業人の養成、(2)国際社会および地域社会の経済とビジネスに貢献し得る人材の養成、(3)地域社会人のキャリア・アップおよび外国人留学生のための高度専門教育の充実、(4)マルチメディア社会に対応しうる高度情報教育の充実、の4項目を挙げています。

これらの目的・教育目標は基本的には現在に至るまで続いていますが、その後の時代の変化に伴い、次のような点に重点をおくようになりました。

  1. 各方面から高度な専門的知識・能力を持つ専門職が求められるようになっていることに鑑み、人材養成に関して専門職の育成を最大の目標にする。学部で専門基礎を勉強した後に、大学院でさらに専門的知識と能力を身に付けようとして入学する学生も増えてきています。それも会計、財政領域に限らず、教員志望や一般企業にわたっています。
  2. 社会人の大学院に対するニーズが高まっていることに応えるべく社会人教育を充実する。企業や自治体で仕事をしながら、現代の経済・経営に適応し、将来の発展を求めている人を受け入れています。大学院の授業は、土曜日や夜にも設置し、そのような人に最大限の便宜を図っています。
  3. 地域社会に対する貢献が求められていることに対応し地域の大学院としての役割を強化する。2007年問題に象徴されるように、定年をきっかけにして、新たな人生を考える人を積極的に受け入れています。

経済学研究科は、1998年3月に第1期生以来、多くの修士を世に送り出していますが、その多くが税理士または会計関連業務を中心に専門的職業に就業しています。これは、高度な専門性を有する職業に必要な専門知識を持った職業人の養成またはより広い意味で専門職の育成という目標に沿うものです。

また、社会人と留学生の修士も毎年かなりの割合を占めており、これも、地域社会人のキャリア・アップおよび外国人留学生のための高度専門教育の充実という目標に沿うものと言えるでしょう。生涯教育の立場から学びに来る方も増えています。

以上の理念・目的を理解し、学ぶ意欲にあふれている方たちを私たちは歓迎します。勉強するための基礎的能力と意欲さえあれば、経済学部を卒業していなくても、コンピュータに馴染みがなくても、仕事や家庭との両立で勉強したい方を受け入れるのが、私たちのアドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)です。私たちも、経済学研究科で学ぶ皆さんが最大の成果を挙げることが出来るよう最善を尽くす所存です。

ページの先頭へ