法務研究科長 岩井 俊
本年の司法試験の合格者は5名で合格率は4.6%でした。昨年が7名で7.6%でしたので、昨年に及びませんでしたが、一昨年の4名、5.0%よりは合格者数で伸びています(合格率も他校との比較では一昨年に比べ低下していません)。
私どもは、広く未修者や社会人を受け入れつつ、少人数教育の利点を生かしながら、優れた法曹の養成に努めております。また、司法試験に合格して優れた法曹となるには、基礎学力の上に立った問題発見能力、問題解決能力、総合的思考力が重要であるとの考えに基づき、昨年から教育改善プログラムを実施しております。その要点は、段階的教育を徹底するということですが、まず、基礎学力を重視し、法律基本科目では予習事項、復習事項、発展事項を明確に指示して学生の勉学を容易にします。その上に立って演習科目では多方向の議論による学習を通じて、複雑な問題の解決能力を養います。
また、私どもの法科大学院では、少人数教育に基づいた手厚いサポートを心がけています。
私どもは、このような教育改善プログラムを確実に実施し、学生の1人1人をサポートすることにより、司法試験の合格者も確実に伸びていくものと確信しております。