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学部・研究科レポート
2018.01.19
教えて法学部Q&A―その5:法学部生が目指しやすい資格は?
法学部の基本をやさしく解説する「教えて法学部Q&A」シリーズ、第5回は、法学部生が目指しやすい資格について紹介します。
法律に関わる資格というと、弁護士になるための司法試験をまず思い浮かべます。
司法試験とは、弁護士・裁判官・検察官になるための試験です。本学の法学部から司法試験に合格した卒業生はこれまでに何人もいますし、現役生たちの中にも、司法試験を目指してがんばっている学生がいるんですよ。法学部では、そのような学生のためのゼミなども用意しています。
司法試験を受験するにはどうすればいいんですか?
司法試験を受験するには、①法科大学院(ロースクール)に入学して修了するか、②司法試験予備試験に合格するかという、2つの方法があります。法学部を卒業していなくとも法科大学院に入学することはできますが、実際に法科大学院に入学する人の多くは、法学部の出身者です。
法律に関連する資格は他にもありますが、「〇〇士」という名前が多いですね。
そのとおりです。弁護士の他にも、司法書士・行政書士・宅地建物取引士・社会保険労務士など、さまざまな資格があります。これらの資格には、独立開業しやすいものが多く、行政書士や宅地建物取引士などは、大学在学中に合格することも可能です。
就職活動に有利な法律系資格はありますか?
宅地建物取引士(宅建)とビジネス実務法務検定(ビジ法)です。宅建は不動産業界で働くための資格ですが、この資格があると他の業界で就職活動をするときにも有利です。またビジ法は、企業で働く際に必要となる法律知識を問う資格試験なので、これを取れば「この学生は法律に強い」と評価してもらえます。