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学部・研究科レポート

2018.02.24

2017年度「学部デー」を実施しました(4)―さいたま地方検察庁―

法学部教授 福田二郎

 「学部デー」で、さいたま地方検察庁とさいたま地方裁判所を見学しました。検察庁では検事の仕事に関する説明を受けて施設の見学も行い、裁判所では実際の裁判を傍聴しました。学生たちと女性検事の方との質疑応答も活発に行われ、有意義な時間を過ごしました。

法学部法律学科1年 萩谷省吾

埼玉県立松山高等学校

 私は、将来法律関係の仕事に就きたいと思っています。特に弁護士や検察官に興味があったため、今回さいたま地方検察庁の見学を選びました。
 午前中は裁判所で生の裁判を傍聴しました。ドラマなどで見る裁判と実際に見る裁判は違う点が色々とあり、特に印象が強かったのは、全体的に、話がコンパクトかつスピーディーに進んでいたということです。時間の節約が図られているのだと感じました。また、裁判の場にいるだけでも緊張感や臨場感があり、このことは、実際に見学に行かなければ分からない経験でした。
 午後は、検察庁で検察官の業務内容のビデオを視聴した後、庁内を見学しました。ビデオを視聴して、検察官も警察のように取り調べや聞き込みをしているということを初めて知りました。多少はしていると思っていましたが、ここまでしているとは思っていなかったので、正直驚きました。また、検察庁内の見学により、取調室等、部屋の間取りや物の位置に絶妙な工夫がされていることを知りました。例えば、被告人から話を聞くための取調室では、被告人が暴れた時のことを考えて椅子が固定されていたり、周囲に何も物を置いていなかったり、また、逃げ出せないように部屋には窓がなく、また出口から遠い位置に取調室があるといった工夫がされていました。
 今回、実際に行ってみて分かることが多くありました。まさしく、「百聞は一見に如かず」です。非常に貴重な経験でした。

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